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モラハラ彼氏を振った罪悪感 #お悩み相談No.37

1. 質問内容

■お悩み
恋愛・夫婦関係・パートナーシップ

■ご相談・ご質問内容
こんにちは。
むねをさんに質問です。
最近、モラハラ気味の彼氏を振ったんですが、物凄い罪悪感です。
助けられなかった。悲しませた。傷つけた。
どうゆう心理なのでしょうか?
別れた理由は、私の悪い所を指摘されるのと、会っても素っ気ないので悲しくなって別れました。
ご回答頂ければ嬉しいです。

■性別
女性

■年代
30-34才

■ご感想
読みやすくて好きです。


2. 回答

こんにちは。むねをです。

自分で振っておいて「助けられなかった。悲しませた。傷つけた。」って罪悪感を感じるというのは、実はあるあるだと思います。

読者の皆さんの中にも、人を振った経験がある方はいらっしゃると思いますが、自分から別れを切り出しておいて、都合よく罪悪感だけは感じるって人は多いのではないでしょうか。

罪悪感を感じる理由はとても簡単で、彼を助けなかったこと、悲しませたこと、傷つけたことに対して、”自分が”許されたいからです。

『罪悪感は許されたいから感じる。』

とても簡潔なので、覚えておくと良いと思います。


じゃあ「許されたい」ってなんなんでしょう?

「許されたい」とはどういうことかというと、自分が自分を許していない時に、「誰かに許されたい」なんですね。つまりは自分が自分に対して許せない部分があると、そこに罪悪感が生まれます。

例えば、上司が会議でみんなに対してお説教をしたとしましょう。そこで罪悪感を感じる人と感じない人がいるのはなぜでしょうか。違いは、「自分を許している」か、「自分を許していない」か、です。「自分を許している」人は、上司にお説教をされても「自分のことではない」と思うか、もしくは上司の言葉の意図を踏まえて自分の”行動”を変えるだけです。

一方、「自分を許していない」人は、元から自分が自分に許していないポイントを刺激されたために凹んで感傷的になっているだけで、上司が言った言葉の意図をよく理解していなかったり、また自分の”行動”を変えようとしないことがあります。そうして何も行動はしないけれど罪悪感だけは感じ、「許されたい」と思っている。

ということなんですね。

ここまでが、モラハラ彼氏を振ったあとに感じた「罪悪感」に対する心理の解説になります。

では次に、相談者さんは「何を自分に許せていない」のでしょうか?

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