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ピアノ教室立ち上げに向けて行った教室の方向性の話

➀妻が理想とする教室と市場ニーズのバランスをみる
②教室の強みを決める
③ターゲットを決める
④募集手法の決定
⑤追加設備の決定

教室を立ち上げに至った経緯があります。
妻だけが講師としてピアノ教室をやるのであれば
わざわざ教室として打ち出す必要はありませんでした。

音楽大学に通っていた妻の元生徒さんが、音楽大学卒業を直前にし共通の友人から「ここで二人でピアノ教室できないの?」と言われたことがきっかけです。

妻は子育てを最優先で行いたいとの意向を持っており
仕事をしても、子供への影響を可能な限り小さくしたい
でも、生徒さんを受け入れるなら発表会等の経験をさせられないようでは
生徒さんたちの成長を妨げることにもなりかねない
と講師業再開に二の足を踏んでおりました。

であれば、妻のレッスンを最小限にしつつも
教え子であるもう一人の講師にメインでレッスンしてもらい
発表会できる規模にしよう。
元教え子の講師には社会人としての収入の土台を作ってあげよう。
と話がスタートしました。

➀妻が理想とする教室と市場ニーズのバランスをみる
「やりたいこと」と「お客様が求めるもの」は違う。
「先生たちにとっての当たり前」と「一般の方の感覚」は違う。
「大手のやり方」と「街の個人宅の教室のやり方」は違う。
これを前提として1年後、5年後をイメージしながら可能な限り詳細を決めました。

妻には
・演奏技術の目標
・教材
・ピアノ教室立ち上げに向けての不安
を確認

その上で近隣個人宅の状況、大手のやり方とメリット、デメリットを伝えて、
コモディティ化を避けるべく差別化ポイントと、教室として一般の方から興味を持たれるであろうストロングポイントを作る作業をしました。

特別に考え込むことや、迷うことは全くありませんでしたが、今振り返ると、ここが今の状況になる上で一番大切だったんだろうなと思います。

②「教室の強みを決める」は差別化ポイントとなる部分を「探す」+「作る」ことだと思います。

【自分の優先順位分析】
妻の理想(講師・プライベート両方)

生徒さんが上達できる仕組み

他の教室との差別化

ストロングポイントの選定

かな?

「他の教室との差別化」については
・生徒さんの「不」の解消に繋がる
・大手ではできないこと
・まわりの個人宅教室にはないもの
・まわりの個人宅教室では真似できないもの
を中心に考えました。もちろん、土台である、妻の理想と生徒さんの上達が揺るがないことが最優先です。

妻の教室がどのような差別化、ストロングポイントの選定をしたかは、ここには書きません。立地、考え、先生の個性によって出てくる答えは違うので。

ポイントは出てきた答えを如何にお客様にとってメリットに感じてもらえるように言い換えられるかです。

③に関しては前回の記事に書いたターゲットに大人の生徒さんを加えて決定(当時は子供が幼稚園生、子供が帰ってくる前までで仕事を終わらせたいとの意向のため)

④これはターゲットが決まったから迷うことなく決められました。教室立ち上げに向けた予算は20万。募集の選択肢や選び方については、また別の記事で。妻の教室については、ホームページ、看板作成、ポスティングを行いました。

⑤追加設備に関しては①から④までで差別化、ストロングポイントが固まったため、携帯電話、家の前にチラシを置くカタログ。④までで差別化が出来なかった場合は設備で差別化も選択肢にありましたが、限られた予算内で早急に対応する必要はないと判断。

以上が流れです。思い出したものや、自分の思考の分析が深まったら追記修正していきます。

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