美容整形大国ブラジルでも豊胸手術は大人気！ グラマラスな美乳を好むブラジル人
グラマラスボティになるための豊胸手術が人気
豊胸手術はブラジルの外科的処置で脂肪吸引に次ぐ二番目の人気で、2019年は211,287件の手術が行われました。
豊尻手術が115,531件ですので、他の部位の実施数と比べても豊胸手術の人気の高さがわかります。
また、2010年は173,328件でしたので、10年で約22％も増加しています。
豊胸手術が人気なのはいくつかの理由があります。
まず、豊胸手術に人気がある一番の理由は、ブラジルではグラマラスな身体に魅力を感じる人が多いことです。
ハリウッド女優のような豊満で美しいバストを求めて、多くのブラジル女性が豊胸手術を受けています。
また、美容整形に対してオープンな文化のため豊胸手術などの美容整形をしたことを隠す人はほとんどいないことも、豊胸手術を受けやすくする要因となっています。
若年者の整形手術数が増えたことも、豊胸手術の人気を高める要因となっています。
ブラジル形成外科学会の公表したデータによると、2016年から過去10年間で、13〜18歳の若者の手術実施数が141％増加しました。これはS N Sや美容系インフルエンサーの影響で美容整形が若者にとって身近な存在になったためです。
豊胸手術で魅力的になった身体をS N Sにアップするのも、若者の間では流行っているようです。
また、ブラジルでは、乳房切除術を行なった乳がん患者が乳房再建術（シリコンインプラント豊胸）をした場合は、美容目的でなければ健康保険の対象となります。これにより乳房再建術を選択する人が増加したことも、豊胸手術の人気が高い要因の一つです。
さらに、国内の整形外科の技術水準が総じて高いことや、美容整形の施術が税金控除の対象になるなども、豊胸手術の人気を高める要因となっています。
人気の施術と費用
グラマラスなバストを好むブラジル女性に一番人気の豊胸術は、「シリコンインプラント豊胸」です。シリコンインプラント豊胸は、２カップ以上の大幅なサイズアップが期待できること、シリコンの形も豊富なことから美しいシルエットも得られることが人気の理由です。
シリコンインプラントのメンテナンスを避けたい、安全性を重視したい、仕上がりの自然さを追求する人達に人気の豊胸術は、「脂肪注入豊胸」です。
脂肪注入豊胸は、腹部、臀部、太ももなどの部位から脂肪を吸引し、脂肪細胞を胸に注入するため、胸のサイズアップだけでなく、身体の引き締めも期待できます。そのため、脂肪吸引にも関心があるブラジルでは、近年、特に人気が高まっている豊胸術です。
また、胸の上部にだけボリュームが欲しい場合は、上部のみ脂肪を注入して胸の形を整えることで、バストシルエットの改善も期待できるのも、この豊胸術の特徴になります。
さらに、パルスライトという特殊な光線を使用した「光豊胸」もブラジルでは人気が高い豊胸術になります。
バスト全体にパルス・ライトという光を当て、バストの表皮と真皮両方に働きかけ、乳腺と脂肪組織の膨らみを促すことで、胸全体にハリが出て、リフトアップ作用が期待できます。
光豊胸は、メスを使わず気軽にできること、外科処置がある豊胸手術よりも安価なのが特徴で、主に若い世代に人気があります。
豊胸手術の費用は施術の内容によりますが15,000レアル（約31万円）から30,000ユーロ（約62万円）です。他国と比べても費用はそれほど高くないこと、税控除もあることを考えるとコスパは非常に良いでしょう。
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