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一次面接で大事なこと〜キャリアコンサルタントが1年間就活してみた⑧

はやくも8回。

前回は夫の就職が決まった話でした。
(意外に反響が大きかった)

今日は面接の話。


面接を受けた企業数

記録を見て思い出せる限りでは
20社強。

そのうち二次面接以降に進んだのが
約半分、10社程度でした。

書類通過の打率は2割程度。
(エージェントの方からも私の年齢だと書類通過するのは2割くらいと言われていた)

応募した全体の数を母数とすると
一次面接通過は1割ということです。

一次面接では「違和感」を見る

一次面接で違和感を覚えた企業は
私の感覚では
ほぼ100%入社となりません。

面接は「相手にジャッジしてもらう場」ではなく
あくまで双方マッチするか?を確認する場。

もし違和感を感じれば
「次の選考に進まない」という選択が
ベストなんだろうなと思います。
なぜなら、時間がもったいないから。
(なかなか応募側からは言いづらいですけどね)

ちなみに私の場合、
一次面接で違和感を感じた企業は
たいてい一次面接で不採用でした。

夫の壁打ちがありがたかった

私は面接を受けるたびに
「こういう企業で、こういう面接だった」
と、自分の違和感も含めて夫に共有しています。

夫は自分の就活のために有料の口コミサイトも利用していたので
そこでのレビューが載っている企業であれば
情報提供してくれたり
自分(夫)の意見を言ってくれていました。
(たいていダメ出しだったけど)

何よりも不採用となるたびに
「大丈夫!面接は数!
数を受ければコツが分かってくる!」
といつも励ましてくれていたのでした。
(結果どの企業にも入社していないので、
そのアドバイスは活かしきれていない)

思い返すと、そのフィードバックが
非常にありがたいものでした。
私が伴走をしているつもりでしたが、
夫も私を伴走してくれていたのですね。

たとえば、私の感じる違和感とは

具体的に言うことははばかられるのですが、
例えばの話で言うと

・予定の調整でつまづく(連絡が遅いこと含め)
・紙の履歴書・職務経歴書持参が求められる(データはすでに送っている)
・面接の場で初めて応募書類を見られる(データは数日前に送っている)
・学歴を買われる(今の職種とは関係ない)
・「小さい子どもがいる」と言うと雰囲気が変わる(履歴書に書いてある)
など。

これらの違和感は
相手がどう、というよりも
あくまで自分に合うか合わないかを
考えるときに感じる
「違和感」です。

ちなみに夫目線では、
・面接で一番に「自己PRしてください」言う企業はNG(結構ある)
・そもそも一次面接が対面という時点でテレワーク難しい(確かに)

だそうでした。

就活の後半、面接のスタンスが変わった

夫の就職後、年が明け、しばらくして就活を再開することになります。
活動再開まもなく、夫のすすめでビズリーチにも登録した頃。
私の面接を受ける軸足が変わるきっかけがありました。

どのように変わったかというと
面接の目的は
「オファーをいただくこと」ではなく
「経営者の方の話を聴くこと」
になりました。

そのきっかけがその頃に読んだこの本。

ざっくりいうとこの本には

魅力的な求人は市場に落ちていない。
クローズドな場にある、

と書かれています。

それを探し出すためには、
働きたい企業で
今働く人に話を聴くのが
ベストの方法だ、と。

決して「仕事を探している」
というそぶりは見せず
ただ相手の話を聴くことが肝心である、と。
(今手元にないので正確な言い回しではないのですが)

そこで私は腑に落ちるのです。
たしかに経営者の方が
なぜその事業を創業されたのか
(もしくは企業にジョインしたのか)
それを起点にお話を聴くことに徹すれば
相手の望むことが引き出せるはずだ、
と。

そしてスタンスが変わってまもなく、
複数の企業から
オファーをいただくことになります。


あと2回。(で終わるのか!?)

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