Difficulties in remote or online lectures

　ドリキンさんもポッドキャストでおっしゃっていたけど、最近のリモートワーク、とくにZoomか何かを使った会議システムやその他通信手段を使った仕事のやり方は、たぶん今回のCOVID-19の事態がなかったらここまで急速に普及しなかっただろう。

　でもって、最近の仕事のやり方は、キチンと意識をもって仕事をしている人からすれば、移動時間は削れるし、会議なんかに参加している時間も、こーいうことを言ってはいけないが、あまり発言とかしなくてもいいやつなんかは内職できる。

　。。。って、ことで、だいぶ効率的になって、結果的にいい感じになっている部分もある。

　でも、オンラインでの仕事だと、既に知り合い、とか一緒にある程度仕事をやってきた人とだったらいいんだけど、やっぱり人間関係の構築には難しい部分がある気がする。とくに１から人間関係を構築する、って場面ではどうしても問題があるように思う。どうしても、会わないと人となりとか、よくわからないし、この人のために…とか、この人には迷惑かけれないな…的な感情が生まれているまでの人間関係の構築、って部分で厳しい部分がある気がしている。

　ゼミの運営とかでも、やっぱり夏に合宿にいって、同じ釜のメシを食う、ってことの重要性を改めて認識させられる（決して運営がうまくいってないって訳ではなく、でも、ちょっと合宿での経験のあるなしは感じるかな…って程度ですが…）。

（肌寒い日も多くなってきたんで、おでん、作りました）

　あと、リモート講義だと、オレの感触だと、受けてくれた学生さんの1，2割は、今まで以上に効率的かつ、リモート講義のいいところをうまく受け入れる形で授業を受けてくれて、理解も深まっているような気がしているけど、全体としては、理解度が例年よりもよくない（何か文章とかを書いてもらったら、例年よりも内容が薄かったり、深掘りされていないものが多い）気がする。

　これはオレの推測だけど、（1）そもそも、オレら素人がリアルタイム配信や、オンデマンド講義動画を作っているので、（とくに長時間）見れたものになっていない、（2）やっぱり、学生さんは、家で長時間いて、周りに目もない状況だと、大学に通うとの同レベルでは学習することができない、っていったことがあるような気がしている。で、これらがあたっているとすれば、単に学生さんが悪い、って訳ではないように思う。

　ってか、これらのことって、オレ自身のリモートでの仕事（講義）のやり方や、授業の運営の仕方の問題で、他の先生方はもっとうまくやられているんだろうか………？　

　………ってことも分からないんだよね。。。現状。。。

　なんか、ときどきオレのところにも、「リモート講義のうまいやり方のための講座的なものとか、研究会みたいなヤツ」の案内とかがきたりするんだけど、なんか今まで見聞きしたその手のものって、そもそも資格試験のような決まり切った内容の勉強をするとか、何か一定の知識を学生に伝授する、的な内容の講義なんかが前提とされていて、オレの講義は、オレも結論、っていうか、明確にこうしたらいい、ってのがわからない分野のことについて話したり、ゼミをする、っていう内容・スタイルなんで、なんかあまり役に立たなそうなんだよなーーーー、って思ってずっとパスしてきている。こーいう態度もやっぱりアカンのかなぁ…

　ってか、↑で書いたことって、単にオレが、授業やゼミのやり方、会議とかの運営の仕方がヘタ！っていうんだったら、まあいいのかもだけど、実は他の人・先生方もそうなんです…ってことだったら、

　とくに人間関係の構築が難しい今の状況は、今年の新入社員の方とか、各種学校の1年生とかの立場の人にとっては、本当に大変なことだよな………って改めて思った。

　いろいろと考えて工夫していくしかないだだろうけどね。ホント、早くこの事態終わってほしいッスね。

　いろいろと考えながら作った一番新しい講義動画だけど、今回は最初の方の動画で、思いっきり録音のゲインの設定を間違えて、音割れがヒドいものを作ってしまった。。。

　こっち↓は、音割れはそこまでヒドくないけど、もうちょとノイズキャンセリング、その他音声編集をうまくできないものか。。。っていう動画になった。

　奮発していいコンデンサーマイクにしたのはいいんだけど、録音の仕方や、音声の編集もなかなかの沼だよな……って改めた思わされました。

　まあ、こればっかりはトライ＆エラーを繰り返していくしかない、ってことなんだろうね………

　晴れていると気持ちがいい日が多いっすね。この秋は雨とか曇りの日が多いので、こんな日がもうちょっとほしいよね。