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Awesome Two Books for me

 大学に勤めたりしてると、普段から本とかいっぱい読んでるんですか〜〜?的なことを聞かれることもあったりとかするんだけど、

 オラ、これまで研究・仕事に関係する本や雑誌以外、Macやカメラなんかの本や雑誌、あと、何と言ってもマンガを除くと、教養を高めるための本などはほとんど読んでこなかった。

 「大学人たるもの・・・」的な見方があるとして、それが正しいとすれば、そんなんで良かったのか??っていう問題はあるんだろうけど。。。


 でも、オイラ、最近、読ませてもらっているnote記事やその他ネット媒体で知った方々の本をちょこちょこ読んだりしている。

 ネットきっかけで、紙の本を読むことになる。。。っていう、こーいうこともあるんすね。

 で、最近、オレ的に読んで良かったな〜〜 って思う2冊ほど紹介しようかと。


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ワタナベアニさん著 ロバート・ツルッパゲとの対話

 いろいろとそうだろうな〜〜 ってなんとなく思っていたことがスッキリする形で書かれていて、読んでよかったと思われる本だった。なんとなく思っていたことでいえば、たとえば、


 「・・・どの時代にも奇跡的なアーティストが数人いて、たいしたことないアーティストが岩場のフナムシくらいたくさんいて、凡庸以下の自称アーティストがそれの数千倍いる・・・」(176頁)


とか。。。

 で、この話でアーティストを研究者に置き換えると、オレは、一応、大学というところに所属させてもらっているので、「岩場のフナムシ」くらいにはなれているかもしれないけど、奇跡的なアーティストのカテゴリーに入りたいものの、本当にそこで動いてていいのかわからないところで、ウジウジ動いている存在ってだけなのかもな。。。って思ってみたり。。。

 でも、読んでみて、決して後ろ向きになるんじゃなくて、そんなオレでも、大きなところで生きる意味を考えながら、些末なことに惑わされず、自分の信じる「こんな感じって、いいセンスじゃね?」ってものを追い求めて生きていこう!って、すごく意識するわけじゃないけど、日々の生活の土台のベースに少し敷く感じでプラスの思いをのっけてくれるようなことが書いてある本でした。


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藤井大洋さん著 ワン・モア・ヌーク

 この本については、おれもひらくPCバッグnanoとかわるビジネスリュックとかを使わせて頂いる、有名な方がすでにきちんとした紹介をされている↓


 この藤井大洋さんっていう作家さんは、肩書きでいうと、SF小説を書かれている作家さんのように一瞬みちゃったりした。でも、いくつかの作品をよませて頂くと、SF小説の定義にもよるかもだけど、オレのイメージしてたSF小説、すなわち、今の世界ではありえなかったり、現時点でのテクノロジーのレベルでは実現できないような、ことが描かれているようなものとは違う感じで書かれている。宇宙人が出てくるとか、ワープしちゃうとか、そーいうのはない。

 ドローンとか、3Dプリンターとか、今の技術でその気になればでできちゃったり、起こってしまいそうなことで、話が作られていて、それで本当に起こりえるな。。。って思わされてドキドキさせられる。

 んで、そーいう書き方をされているうで、今の科学技術とかテクノロジーに精通されたうえで書かれていることがわかるし、それでいて、読者はそこまでリテラシーなくても楽しめるように書かれている。


 いやー、おもろしろかったけど、こりゃ起こりえるな。。。って思うし、仮におこったときに、うちの国や組織はうまくは対応できないな。。。って、いい意味で緊張感を持たせられる内容だった。


 本を紹介したついでに神保町界隈の写真を。

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 GRⅢは、ホント味がある写真が撮れますな〜〜




まだまだとても、サポートを受け取れる内容にはなっていないと思いますので基本的にサポートは不要です。でもでも、もしサポート頂けたら、何か面白くなりそうなことに使わせて頂きます!!