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《みな殺し戦争》 東京大空襲の日


1945年の3月10日は東京大空襲があり、約十万人もの日本国民や在日朝鮮人が、アメリカ軍の空爆により生命を奪われた日です。

「猫はいきている」理論社 早乙女勝元著

太平洋戦争が深まるのにつれて、戦争というものが、戦力と戦力との戦いではなく、いわゆる《みな殺し戦争》というタイプに変わってしまいました。圧倒的に優勢な戦力をふるって、戦闘員も住民も区別なく焼き殺した上で、本隊は無傷で進駐する・・・・・こういう新型の戦争を実現したのがアメリカであり、その実験場となったのが日本です。硫黄島や沖縄の無血上陸、東京空襲、広島、長崎の原爆投下は、それぞれ《みな殺し戦争》の見本のように、多くの人間を殺傷しています。
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Amazon.co.jp: 猫は生きている (理論社のカラー版愛蔵本) : 早乙女勝元, 田島征三:
ウクライナ戦争とイスラエルのガザでの空襲、まさに「戦力と戦力の闘い」ではなく《みな殺し戦争》と言っても過言ではないと思ってしまいます。

共同開発とはいえ日本製武器である次期戦闘機が輸出され、《みな殺し戦争》に加わる日が来るのでしょうか。

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