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おわりに ~モトあつめをしよう!~(セカイのトリセツ)

 癒やさないから『解かる』霊感ゼロのスピリチュアル理論

『モトの話』

 いよいよグランドフィナーレです。

 ここまで長い長い『モトの話』にお付き合いくださって、どうもありがとうございました。僕自身もこんなに書くとは、と驚いています。2020年に書き始めて、生活の合間を使って一年半ほど書き続けました。書けば書くほど次の話が出てきて、結局こんなに長くなってしまいました。入門編の【2日目】で「モトをめぐる長い長い旅」と書いたのですが、本当に長い長い話になってしまいました。
 ここまで続けられたのは、ひとえに読んでくださったみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。誰か一人でも読んでくださるなら続きを書こうと決めていて、結局最後までどなたかに読んでいただけていたみたいで、筆者としてもこれ以上嬉しいことはありません。


◆モトの話は『信じない』こと

 最後に、大事なことを書いておしまいにしようと思います。

 「モトは素粒子だ」という話を何度か書きました。入門編の最後の方にも書いたし、エキスパート編でも書きましたよね。

 モトがなぜ「素粒子」だと言えるのか? という話はエキスパート編で書いたとおり「ニンゲンのココロは物体と同じ素粒子でできているはずだ」という予測から来ているのですが、どうしてそういう予測が立つのか? という根拠は、実は最後の方に書いた、モトから推測される【神さま】の「神話と創世記」に由来しています。
 ですがこのモトの話の「神話と創世記」は、あくまでモトの構造から逆向きに推測したものに過ぎません。ちょっと循環論法のようになってしまっているような気も、自分で少ししています。

 ですので(ちょっとショックなことを書きます)、ここまで(入門編~エキスパート編)の『モトの話』は

全部間違っているかもしれないんです!!!

 ……僕自身はかなりの自信を持って『モトの話』を書いていますし、ニンゲンという存在をこれ以上ない精度で「説明している」つもりでもあります。ですがやっぱり思想の根本にはこの
「全部間違っているかもしれない」
を置いています。大事なことだと思うんです。

 ですから(僕の本では必ず書いていますが)『モトの話』については必ず(いいですか、必ず、ですよ)

 必ず一度は疑ってください。

 「ホントなの? 嘘でしょ!」と思いながら読んでください、ということです。これがとても大事なことだと思っています。何より書いている本人が「ホントかなぁ」と思いながら書いているんですから。

 一番いけないのは「そうなんだ! マジかスゲー!!」と

『盲信してしまう』こと

です。
 もちろん僕自身はこの『モトの話』に絶対の自信を持っています(だからこそ皆さんにお伝えしているんです)が、それはあくまで僕の中での話。これを読んでいるみなさんはぜひ「ホンマかいな?」という気持ちでもって、この話を一度ご自分の生活に「持って帰って」ほしいんです。そして、ぜひご自分の生活の中でこの『モトの話』が本当かどうか、チェックしていただきたいんです。特に入門編・初級編の

  • モトのやり取り(一番目・二番目)

  • 感情のメカニズム(特に怒りと恐怖)

あたりはスムーズに検証できると思います。ぜひ試してみてください。それで「もしかしたら……モトは本当にあるかも」と思ってもらえたら嬉しいです。もちろん僕自身はココロの材料はモトだと確信しています。


◆モトの話は終わらない

 僕自身はこれからも『モトの話』をできるだけたくさんの人に知ってもらうための活動を続けるつもりです。なぜなら(本文中にも何度か書きましたが)それが「自分自身を幸せにする一番の近道」だからです。モトは大勢の人がいっぺんに『二番目のモトあつめ』をやるときに一番効率よく増えます。もし世界中の人が同時にこれをやれば、僕たちの世界はどういう風に変わっていくでしょうか……想像してみてください。

 そのために、言い出しっぺの僕がより多くの人に呼びかけて行く必要があると考えています。

 読者のみなさまにおかれましては、もう「幸せになる唯一の方法」をご存じのはず。ぜひ『二番目のモトあつめ』をみんなでやりましょう。まずご自分が嬉しくて楽しくて愛に満ちた幸せなジンセイを送れるはずですし、周りの人にモトを分け与えて循環させることで、周囲の人々が幸せなジンセイを歩む手助けができるはずです。

 では、またどこかでお会いしましょう! みなさんにモトがたくさんありますように!

2022年7月


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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)