『オペラ座の怪人　４Ｋデジタルリマスター』を劇場で

公開20周年記念『オペラ座の怪人』の４Ｋデジタルリマスターが公開されたと聞きつけ、劇場に足を運びました。
はるか昔、DVDレンタルで鑑賞した記憶があったのですが、大筋は忘れておりました。
劇場で観る本作の素晴らしさは想像以上でしたね・・

まず、オープニングの過去に時間が巻き戻る絵と楽曲に鳥肌が立ちます。
その後の全てのシーンにおいて画も音楽もA面なんです。美しさの極み。
私は特にオペラ座の地下の形状が好きで。ファントムとヒロインは地下の水の中を小船でファントムの寝床に進んでいくのですが、ドイツのルートヴィッヒ2世のリンダーホーフ城にある人工池、「ヴィーナスの洞窟」を想起させます(実際にドイツまで見に行きました。その際もアドレナリン大放出でした)

リンダーホーフ城にある人工池、ヴィーナスの洞窟

そして、当時はあまり心に響かなかったとみえるファントムの姿に涙が止まりませんでした。
ジェラルド・バトラーの色っぽい歌声にゾクゾク。ただ、仮面を取った姿もイケメンなのでそこまで恐ろしくない（カッコイイヨ）。

世界観の虜となり終始夢心地であっという間にフィナーレ。
豪華絢爛な画とアンドリュー・ロイド=ウェバーのキャッチーでありながらも荘厳な音楽の畳みかけに圧倒された140分でした。
この豪華絢爛な世界に浸っていたい…なんならこの世界に住みたい系の映画、たまに摂取したくなるんですよねー。

こちらの作品、今は配信で観る事ができないので今回劇場に行けて良かったです。
上映期間中にもう一度観に行ってもよいかな～とすら思ってます。
中毒性あり、です。