おふだになるように、描いてみた
平安時代の僧侶、良源(慈恵大師)はかつて、夜叉の姿に化して疫病神を追い払ったと言われている。
鬼化した姿を弟子に写させ、お札としたものが「角大師」と呼ばれています。
疫病除けの妖怪、アマビエよりも古くから、民を悪疫から護っていたのだとか。
できることはなんでもしたい。
モヤモヤと見えない不安に、そんな思いが募ります。
いったいいつまでこんななのか。どれくらい我慢すれば、どれくらい気を遣えば、いいのだろうか。
僭越ではありますが、微力ではありますが、祈る気持ち、願う気持ちを込めて、私も角大師の絵を描きました。
どなたかの目に触れることで、祈る気持ちや、なおかつ消毒や距離の確保や、実際に行動できることへの注意を再確認する、そんなきっかけになってくれたらいいなぁ、と思っています。
文章を書いたり、絵を描いたり、そういうことで直接痛みを軽減したり、命を救うことはできないけれど、それでも、自分ができることを精一杯する。
楽しく、夢をみてする創作以外に、そういう創作を、ほんの少しでもしていきたい。
今年ものこり三ヶ月になってしまったけれど、今年の目標とこれからについてと、あと少しの一年をより良くすべく、そんなことを考えています。
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