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日常がテーマのエッセイや小説。いたずら書きやおもちゃ遊び。ノートに手書き。文筆家。電子…

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日常がテーマのエッセイや小説。いたずら書きやおもちゃ遊び。ノートに手書き。文筆家。電子書籍作家でも個人作家でもあります。amazon著者ページ http://www.amazon.co.jp/-/e/B00LG7590M Bluesky @chocom.bsky.social

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  • ひらたい日々

    とりとめなく書いている日記をまとめて格納するマガジン。 これもまたとりとめなし。

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    書くことが好きだ。 まずは書いてみよう。 つぶやくように書く、そんな意図で始めました。

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    掌編、散文詩、散文などを収納しています。無料あるいはお力添え購入方式で公開している作品が多いです。

記事一覧

2024年9月を振り返る

気の向くときはしよう、の振り返り。 さて、2024年9月。 世の中的には、なんとなく先行き不安定な感じがする月だったのかも。 大雨で、またも自然災害への不安があったし…

ちょこ
2週間前
6

漠然とした不安を薄めていく

ポータブルバッテリーを買ってみた。 なにかと不安になってしまう。大雨や大風、自然災害への警戒。いつ、どんなことがあっても、おかしくないような気がする。 必要なこ…

ちょこ
2週間前
4

アレンジはできないけれど、大葉が好き

大葉が好き。 使い切れないから、サラダに、冷ややっこに、刻んで乗せて食べている。 好きだけれど、栄養ってどうなんだろう? そういえば、まったく知らない。 これは、…

ちょこ
3週間前
11

【掌編】にこやかに異動してきたのに恐ろしく

彼のことは仮にOさんと呼ぶ。 Oさんはこの4月、定期異動でやってきた。 赴任前に一度だけ設けられた、前任者との引継ぎに現れたOさんは、「やあやあ、来月からよろしく…

ちょこ
4週間前
4

「いらねえけどありがとう」を読んだ。

村井理子さんの「いらねえけどありがとう(いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術)」を読みました。 これはもう、がっつり読書したい、という…

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4週間前
10

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を観た

配信がスタートした、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を観ました。 小説であれば、「チョコレート工場の秘密」、映画であれば、「チャーリーとチョコレート工場…

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1か月前
2

「蛸足ノート」を読んだ

穂村弘さんの「蛸足ノート」を読みました。 読売新聞の夕刊に連載されていたエッセイのまとめ集だそう。 連載を追いかけるのはちょっと苦手なので、ババンッとまとめて作ら…

ちょこ
1か月前
5

「さみしい夜にはペンを持て」を読んだ

古賀文健さんの「さみしい夜にはペンを持て」を読みました。 あ、これいい。そう思いました。 おそらく、ときどき読み返すことになると感じる、「いい」です。 日々に倦…

ちょこ
1か月前
6

なんでもここに、という場所は、やっぱりあったほうがいいのかしら。本当に時々だけれど、あっちは見れないのでこっちがいいと言っていただくことがある。ホームみたいな場所は必要なのかも。だとしたら、note?色々置いてあるからいいし、まあ、それが重いって思いもあったりするけれど。。。

ちょこ
1か月前
6

2024年8月を振り返る

気の向くときはしよう、の振り返り。 さて、2024年8月。世は不安の多い月だったように思う。 大きな地震の可能性が高まっているとか、台風が猛烈だとか、お米が店頭から消…

ちょこ
1か月前
8

はてなブログに投稿しました
どのスーパーにも置いて欲しいマメ - ツレヅレゲキジョウ https://chiyokomunakata.hatenablog.com/entry/2024/08/18/084516

ちょこ
2か月前
2

【掌編】ルーチンもこなせないけど、かいぜんかいぜん

彼のことは仮にTさんと呼ぶ。 Tさんとの仲は、まあふつう。必要があれば話をする、おなじ会社の人、といったところだ。 Tさんは、Mさん、スマホを手にいつのまにやら…

ちょこ
2か月前
7

月一で描いているゼンタングル風のイラストをカードブックにしてみた

ちょこちょこと描いているイラストを形にしたいと思い立って数か月。 やっと実行。 なにごともすばやくはうごけないなぁと若干凹みつつ、できあがると嬉しくて上がる。 ゼ…

ちょこ
2か月前
9

2024年6月を振り返る

気の向くときはしよう、の振り返り。 さて、2024年6月。 世の出来事としてはなにがあったかしら。 思いのほか暑くなって、今年は梅雨に入るのがずいぶん遅かったね。それで…

ちょこ
3か月前
10

【掌編】スマホを手にいつのまにやら姿を消す

彼のことは仮にMさんと呼ぶ。 Mさんとの仲は、まあふつう。必要があれば話をする、おなじ会社の人、といったところだ。 電話といえば、Mさんも負けていない。しょっちゅう…

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4か月前
6

キャベツが高いからレタスにしよう

代替案をどうしよう、のお話。 春キャベツ、今年はあんまり食べなかった。高かったのだ。 半玉で、いつもの一玉分よりも高い。どうしようかな、と買うのを躊躇してしまう…

ちょこ
4か月前
9

2024年9月を振り返る

気の向くときはしよう、の振り返り。 さて、2024年9月。 世の中的には、なんとなく先行き不安定な感じがする月だったのかも。 大雨で、またも自然災害への不安があったし、総裁選の候補者についての報道が続いて、未来はどうなるのだろうと考えたり。 でも、あかるい芸能・スポーツの話題もあったね。 大谷選手の史上初記録とか、ディズニープラスのドラマSHOGUNで真田広之さんがエネミー賞を受賞したり。 個人的には、あかるいほうが多い月となりました。 身近なところでキラキラとしている人

漠然とした不安を薄めていく

ポータブルバッテリーを買ってみた。 なにかと不安になってしまう。大雨や大風、自然災害への警戒。いつ、どんなことがあっても、おかしくないような気がする。 必要なことだし、だいじなことだと思うけれど、テレビやネットを見ていると、不安な気持ちが大きくなって、でも具体的にはどうしたらいいのか、いまひとつわからなくって、ただただ不安になる。 なにしろ、備えよ、が難しい。 どのくらい備えましょう、と、提示される目安量は、気のせいか、目にするたびに増えている。 それだけの物資をどう準

アレンジはできないけれど、大葉が好き

大葉が好き。 使い切れないから、サラダに、冷ややっこに、刻んで乗せて食べている。 好きだけれど、栄養ってどうなんだろう? そういえば、まったく知らない。 これは、気になったから検索した結果を記しておくための日記だ。 一度に使いきれなくても大丈夫、酢につけて、ごま油につけて、と、アレンジレシピを目にすることはあるのだけれど、どうにもそこまで大量には買っていないし、作ったタレを期限内に使い切る心配をするのも面倒で、作ったことがない。 だから、タイトルの、「アレンジできない」

【掌編】にこやかに異動してきたのに恐ろしく

彼のことは仮にOさんと呼ぶ。 Oさんはこの4月、定期異動でやってきた。 赴任前に一度だけ設けられた、前任者との引継ぎに現れたOさんは、「やあやあ、来月からよろしくね」と、大袈裟なくらいにニコニコとしていた。 第一印象というのはあてにならない。Oさんと接していると、そう思わずにはいられない。 ニコニコ顔は滅多に見られないレア顔だった。Oさんは日々、パソコンをにらんでいる。貧乏ゆすりをするか、文句をブツブツと唱えているか、のどちらかのオプションも付いている。 そんなだから近寄り

「いらねえけどありがとう」を読んだ。

村井理子さんの「いらねえけどありがとう(いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術)」を読みました。 これはもう、がっつり読書したい、という気持ちのときではなく、なにかちょっと読みたいな、軽めの読書をしてお休みしたいな、というときに読むのをおススメした本でした。 なにかに追われている、その感じは私にもずっとあって、だから読んでみた。 どうやって時間を捻出しているのか、尋ねられることが多かったことから、著者の村井さんはこの本を書こうと思われたそう。 何か

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を観た

配信がスタートした、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を観ました。 小説であれば、「チョコレート工場の秘密」、映画であれば、「チャーリーとチョコレート工場」よりも前の時間、ウィリー・ウォンカが、チョコレートショップを開くために、グルメ・ガレリアの町へ出発するところから始まるお話。 12枚のコインと、帽子いっぱいの夢を持って有名なチョコレート店が並ぶ町へとやってくるウィリーが、最初からずっとかわいらしい!! これは私が知っているウィリーとはちょっとちがうぞ。ちがうけ

「蛸足ノート」を読んだ

穂村弘さんの「蛸足ノート」を読みました。 読売新聞の夕刊に連載されていたエッセイのまとめ集だそう。 連載を追いかけるのはちょっと苦手なので、ババンッとまとめて作られる本が好きです。 今回のこのババンッは、どっさりと柔らかい文章が収められていて、気持ちがふんわりとなる一冊でした。 なんだろう、話し言葉で書かれているわけでもないのに、おしゃべりしているみたいな気持ちになるエッセイ。穂村さんのエッセイはそんな感じで、ついつい身近な人の話を聞いているような気持ちになってしまいます。

「さみしい夜にはペンを持て」を読んだ

古賀文健さんの「さみしい夜にはペンを持て」を読みました。 あ、これいい。そう思いました。 おそらく、ときどき読み返すことになると感じる、「いい」です。 日々に倦む、中学生のタコジローが、思うのではなく考えていくこと、その方法として「書く」こと、を学びます。 学ぶといってもそんなに難しいことではなく、日記を書くということ、日記の書き方を教わるのです。そうして日記だけではないものを会得する。 そんな内容が童話のようなストーリーで書かれています。 例えるならば、これは寓話

なんでもここに、という場所は、やっぱりあったほうがいいのかしら。本当に時々だけれど、あっちは見れないのでこっちがいいと言っていただくことがある。ホームみたいな場所は必要なのかも。だとしたら、note?色々置いてあるからいいし、まあ、それが重いって思いもあったりするけれど。。。

2024年8月を振り返る

気の向くときはしよう、の振り返り。 さて、2024年8月。世は不安の多い月だったように思う。 大きな地震の可能性が高まっているとか、台風が猛烈だとか、お米が店頭から消えたとか。 個人的にも、不安だけれどどうしていいのかわからないから、防災グッズばっかり気になって、調べたり購入したりしていた。 その反動なのか、フィクションの世界に浸りがちで、ネトフリの「地面師たち」や「三体」にハマった。そこから、我が家には綾野剛さんブームがやってきて、「アバランチ」も夢中で観た。さらに「MI

はてなブログに投稿しました どのスーパーにも置いて欲しいマメ - ツレヅレゲキジョウ https://chiyokomunakata.hatenablog.com/entry/2024/08/18/084516

【掌編】ルーチンもこなせないけど、かいぜんかいぜん

彼のことは仮にTさんと呼ぶ。 Tさんとの仲は、まあふつう。必要があれば話をする、おなじ会社の人、といったところだ。 Tさんは、Mさん、スマホを手にいつのまにやら姿を消す人、の弟分だ。「なんだよおまえ、そんなところで躓いているのか、貸してみろ」 あのMさんが、Tさんのためならば5時前からでも仕事をするし、息抜きのゲームで宝の地図を交換しあったり、連れ立って喫煙コーナーに出かけて行ったり、している。 そんなTさんの行動は、傍から見ても、やんちゃ坊主な弟のように見えるから不思議

月一で描いているゼンタングル風のイラストをカードブックにしてみた

ちょこちょこと描いているイラストを形にしたいと思い立って数か月。 やっと実行。 なにごともすばやくはうごけないなぁと若干凹みつつ、できあがると嬉しくて上がる。 ゼンタングルというのは、模様を組み合わせて描く絵画であり、描くことに集中して瞑想やリラックス効果をもたらすメソッドともいわれています。 「ゼン」は「禅」から着想を得ているんだとか。 ああ、なんとなくわかる! 気の向くまま、ずっとおなじ模様を書いてもいいし、公式パターンを眺めて気に入ったものをつなげていってもいい。

2024年6月を振り返る

気の向くときはしよう、の振り返り。 さて、2024年6月。 世の出来事としてはなにがあったかしら。 思いのほか暑くなって、今年は梅雨に入るのがずいぶん遅かったね。それでも新記録にはならなかったのだとか、数人から聞いた。 10月からの郵便料金の値上げの発表もありましたね。 ときどき切手シートを購入している私としては、値上げのたびに不足分の少額切手が必要になって準備しなければならず、とうとう集めているだけになりそうな気配を感じてしまいました。 私個人の6月は、とてもゲームづいて

【掌編】スマホを手にいつのまにやら姿を消す

彼のことは仮にMさんと呼ぶ。 Mさんとの仲は、まあふつう。必要があれば話をする、おなじ会社の人、といったところだ。 電話といえば、Mさんも負けていない。しょっちゅう電話しているところを目撃する。 ちょっとしたおやつや、ランチタイムの途中でも電話をしている。そんなだから、 「口にものを入れて電話するんじゃない!」 社内で人と話をする時でも外線の子機を持ち歩くくらいの電話王、Kさんに怒られる始末だ。 それでもMさんは全く動じる様子はなく、 「ずみばせーん、モグモグ、え、いや

キャベツが高いからレタスにしよう

代替案をどうしよう、のお話。 春キャベツ、今年はあんまり食べなかった。高かったのだ。 半玉で、いつもの一玉分よりも高い。どうしようかな、と買うのを躊躇してしまう割高感。結果、しばし考えたのち、キャベツが高いからレタスにしよう、となることが多かった。 少し前に、我が家はキャベピーをゲットしていた。以来、包丁を使って千切りにせずとも、ピーラーでシュッシュとするだけでフワフワのキャベツが用意できるようになった。トンカツ屋さんのキャベツのようなキャベツが、家で毎日食べられる。嬉し