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美味しくて、静かな革命 2


モノが増えていく一方で、食生活も乱れていました。

昼と夜の寝るまえに、冷えたオカズを食べる。当時は炭水化物抜きダイエットをしていたため、ご飯やパン・麺類などはほとんど食べませんでした。

外食も多く、がっつり腹にたまり、満足感のある肉が食事の中心でした。

食生活は偏りがありジャンクで、温める手間さえも、惜しむ状況でした。(電子レンジでの加熱は嫌だったので、しませんでした。)


3種類のお金の使い方があると言います。

1 生きていく上で本当に必要なお金(食べ物や着るものなど)

2 見栄のためのお金

3 将来の自分のためのお金

1は本当に吟味して、良質なモノを選んでも、よほどの贅沢品でない限りそんなに高くはなりません。2と3はいくらでも上があり、天井知らずです。ただし、消費と投資の違いはあります。

2を優先させたために生活が苦しくなったのはよく聞く話しです。3もしっかり見極めをしないと、投資ではなくギャンブルになります。そしてその分仕事をして稼がねばならなくなります。


所有することばかりに無駄にお金を使い、自分の身体を養ってくれる大事な食事には、ほとんど気を配っていませんでした。

また、時間も仕事中心であったため、いつも余裕がない感じでした。


優先順位が完全に逆転していました。


これでは生活のための仕事であるはずなのに、仕事のための生活ひいては人生になってしまっている。


LWB(ライフワークバランス)があまりに偏っており、QOL(クオリティオブライフ)が低かったのです。時折感じる仕事のやりがいや安定した収入以外には、


自分の選択や習慣が招いたこととはいえ、これはどうしたものかと思いました。


今までよしとしてきた生き方が、これからも体験していきたい現実ではありませんでした。


そんなとき、思い出したのが塩見直紀氏の「半農半X」という生き方でした。


そしてさらに髙坂勝氏の著書「減速して自由に生きる ダウンシフターズ」という本に出会うのでした。



続く













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