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つづき


前回の記事の続き

(6年前のことでよく覚えていないのと、
フラッシュバックを起こし発作を
起こしたことがあるので
辛いときの記憶はない部分もあります。)

うろおぼえのものもあります
予めご了承ください。)



閉鎖病棟のフロアは
外から鍵がかけられていて
その部屋のまた個室に
当時高校2年生だった私はいた。
その部屋は鍵のかかった部屋。

美しすぎて殺風景でなにもない部屋
白なのに、青白いような色の部屋は
今でも苦手なのは、
過去の嫌な記憶からなのかもしれない。

その個室から、多分一週間もしないうちに
出られたと思う。

相変わらず、そのフロアは
鍵がかかっていた。

けれど、

そこから、徐々に自由というもの
が見えてきた気がする。

同じ病室の3人の人
それぞれの
特徴は覚えていないけれど。

ただ、夜のいびきがひどすぎて
寝れないことがイライラした。

おばさんのいびきはこんなに
響いてくるのだと思った。

イヤホンをして、寝たりしたけど

当時、Bluetoothというものはなく
起きたら、イヤホンがつぶれていた
なんてこともあって、

(ここでも、
今は安心してなにもおびえないで
寝れることのありがたさを
感じる。)

病院では消灯時間みたいなものはあったけど、
電気を消して、ただ天井をみて

羊を数えたり、退院したら

何をしようとかそんなことを考えていた。


他の、精神病棟へ入っていた方の
記事を読むと
書かれていたような

看護師さんに、何回トイレに行ったとか

プライベートがなくて、女性特有の
しんどさがあるとか、

そういうのは、端折ろうと思いますが、

精神病棟にも、若干の人間関係はついてきて
ここも運も少しあると思います。

(深い意味はなく、心をもった
お医者さんが担当の方であれば
元気になって、社会復帰されてる人
も私の知人でいるのと、
私も、精神病棟でお世話になった看護師さん
や、担当医の先生、新任の先生の
おかげで元気になれたと思います。)

それに、新任の先生や看護師さんも
無理に薬を勧めず、
薬ではなく、ストレッチや
散歩、栄養についての本の話を
聞かせてくれたり、わざわざ
そういうことが書かれたものを
コピーして冊子を作ってきてくれていた
そんな優しい人たちでした。

あと塗り絵もコピーしてくれたり。

いつも温かいというか

その人たちは、

一人の人として

みて

向き合って

くれたことが

当時の難しい年頃の私と

よく仕事とはいえ、一緒にいてくれたな

と思うほどに、あったかい人たちだった。

病人、精神疾患患者、かわいそうな人
出来損ない、自殺未遂を失敗した人
勇気のない人とか自分で自分を
追い込んでいた。

けれど

入院中一番お世話になった看護師さんに
かけてもらった言葉や、
疑うことばかりして、
大人を信じられない私が
おとなという人にも
こんな、素敵な人がいるんだなあ

という気持ちを

感じられる人がいた。

その時希望が見えてきた



高校時代の私にとっては
大きな存在に見えたと思う。

その看護師さんが、
本気で、仕事とはいえ
私について本気で考えてくれて
私がしにたいとか
消えたい、もっといい
死ねる方法はないかとか
そんな話をしたら
看護師さんは泣いていた。

言葉だけだと、当時の
その看護師さんのあたたかさや
言葉のやさしさは

この記事で伝わらないかもしれないけれど



存在は、今でも記憶は薄れていても

遠く

でも、確実にある。


ストレスを感じたら、したいことを100個
書き出してみよう!

とか、ケーキを一緒食べたり

英語の勉強の話を、病棟で
先生と後半はしたり、

許可が下りて、
一人で、病院の売店にもいけるようになり
好きなおやつも食べまくっていたり
後半からは、学校生活にまた
戻れるように体力づくりを

していたような気がする。

学校に戻る最初の日が怖かったけれど

その時は絵をかいたり、
やることがないから、
ノート1冊うまるほど俳句をたくさん書いたり
本を読んだり、英語の勉強

yotubeで音楽を聴いていた。


自殺未遂を何回かして

精神病棟に2回入院していた

私が言うのですが、

入院費がいくら保険がきくからといって

私は、精神病棟に今
入院したいとは今思えません。

おすすめはできません。

当時、私は高校在学中というものもあり
出席日数の関係から、学校や病院の先生に
恵まれた結果から、1回の入院で多分3か月の
入院はしていなかったと思います。


だけど、本当にこれも運がついてくる。


病室でいびきがうるさい人にあたったり

病室が変わっても

その病室には、なぜかずっと
体臭が玉ねぎのような
においのする人がいたり。

奇声をあげて連れていかれる
人もみたりして
(閉鎖病棟で奇声をあげられると
いのちの危険を感じたような
気もしないような)


元気はもらえた。

もちろんその人たちのおかげで今の
命があると言っても

過言ではない。

だけど、


精神科やクリニックなど

世の中にはいろいろあるので、

自分に合った形を見つけてほしいのです。

結論、精神病棟に入院はおすすめしません。


病んだら、私は自分のことを
誰も知らない田舎町で

ゆっくり自然の中にいて
緑をみて、あったかい温泉に入って

美味しいごはんを食べたら
だいぶ元気になりました。


いろいろ難しい
世の中ではありますが、

好きなアニメがみたいし
世の中にはおいしいものも

多いから。

しぶとくてもいいから

生きよう。
生きていたいなって

私はおもう。

つばき





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