美しくあろうとする全ての人の邪魔はしないでという話

最近youtubeの広告で脱毛のCMがよく流れる。

私はそのたびに心がしゅんとする。

なぜなら、CMの中のアニメの男どもがワキ毛一つで、

うだうだ裏で文句を言って、

女の子が悲しんでいるからだ。

他にも、~デブスに罰ゲームで告白をする~

などという性格の悪いCMも流れてくる。

ここでまた心のしゅん...のダメージが加速する。

同時に、怒りもふつふつと湧き出る。

正直他国ではワキ毛をおしゃれの一部としていたり

ワキ毛をあまり剃っていない人もいる。

それなのに

海を一つまたぐだけで、日本では

それは敵になり

そして毛がないことが美徳とされる。

また女性の体毛がないことが望ましがられ、

愛される風潮があるらしい。


それに付け加えて日本では

電車内にいるだけで、知らない人から被害を受けるという事実

があること。

また、海外の視点から見れば当然考えられないであろう


小さな女の子への性的な視線が多すぎること


これらは近すぎて見えないだけなのか

日本にいるのが長すぎて、

「もうそれが現実としてあってしまうんだ。仕方のないことではないか...。」とあきらめてしまっている女性が大半な気がする。

そしてそれらの事実を私たちは直視できない。

また、こういった話はあまりするとネットでは叩かれる傾向がある。

しかし私は逆に

声のボリュームを上げて言いたい。


「現実としては絶対に、その場にいるだけで被害にあうなんてことはあってはならないことなんだよ」

ってこと!!!!!!!


これだけは言わせてほしい。


現にやっと今年から

日本では性暴力への対策が

正式に政府で決定されたばかりという事実...。

まだまだニュースの報道の仕方も疑問を呈す点が多い。

また加害者への刑も甘い現状がある。

加害者は軽い刑

もしくは法から

なぜか逃れて

また同じことを繰り返す者も多い。

しかし

反対に性的被害の後遺症に悩まされて

怖くて部屋から出られない人も数多い。


こんなことは、あってはならないと思う。


話題を変えよう。



これはどこの国でも少し共通していえるのかもしれない

だけど特にアジアに多く見られることを

伝えたい。

私たちは、容姿が少しでも人と違い

「憎い」

という判断ひとつが、

”奴ら”に下されると

「ブスデブ」などと簡単に言われてしまう

事実があること


付き合っている人にそれを言われて

自己肯定感はズタボロになったりしてしまう子もとっても多い。

おかげで、まだまだ若いのに拒食症になって

ごはんが食べられなくなって

心も体もボロボロになってしまう子が多い事実がある。

ここで私も言っておこうと思う。

上記のことは筆者も経験済みだ。

今も摂食障害を患っている。

中学生の頃から

治ったり患ったりをゆるやかに

ここ10年ほど繰り返している。

原因はいろんなものが混ざり合って、

摂食障害というものになったとは思うが、きっかけは

友達からの何気ない一言だった。

「むむ。太った?痩せたほうがかわいいよ」


たったそれだけ。


だけど、

なぜか少しでも鏡をみて、ふくよかな頬が自分につきだすと

途端に、今食べているものが

見ているだけでも、辛くなってしまうようになった。


不思議なことに。

(摂食障害はまた別の記事で書きます)


そして話は戻るが、


”奴らは”


髪の毛が長く

かわいいお洋服を着た

女性を好む傾向にあり、

逆にかっこいい女性を、

「女なのに、女らしくしろよ」などと、

まだ揶揄する。

そして、ロリータなどを着ていると通行人の

”奴らは”

また「あれはやりすぎだろ」などと笑う。


私は個人的に思う。


正直もううんざりだもう令和だぞ。

好きな服を着させてくれよ!!!!!!!

と。


そして

必要以上に干渉してこないでほしい。

切実に願うのはただそれだけだ。


ある記事をふと読んだ際、女性たちがメイクをして完成していくとともに

[テンションが上がって怖い。ドラッグをしてるみたいだ]という

”奴ら”側が言っているであろう記事を読んだ。

私はその記事を閉じた瞬間思った。


「それぐらいいいじゃないか。てかほっといてくれよ」

と心の中でぼやいてしまった。


現に、メイクをしていて多少待たせていることはあるにしても

メイクをしてよくなっているはずなのに、

そこで”奴ら”自身になにか不利益でもわたしたちは与えたのだろうか....?

ここではっきり言いたい。

女性たちは”奴ら”に容姿について言われすぎて、

もう正直疲れている気がする。

そして、ふと思ってきた。

「自分のためにメイクをしたりファッションしたい...」

薄々気づいていた。

だけど、見て見ぬふりをしていた。

好かれるために、小綺麗な花柄のフリフリのワンピースを着たことももちろんある日もあっただろう。


そしてバカにされるたびに、自己嫌悪に陥る。

それを繰り返していくうちにふと思う。


わたしは

わたしらしくいたいんだって。


ってこと。

無理だって思っても、その意思に反発して

私は私らしくいたいんだと

強く思い始めた人が最近増えてきた気がする。

そして考える。

女性たちは徐々に自分自身のために、

メイクやエステ、まつエクなどで

まず戦闘力を上げ、

鏡を見てかわいくなったり美しくなる自分が

好きになる瞬間が増えたのではないか?


自分の中の最高の自分を作る

その瞬間が大好きだし、メイクは好きではなくても、

好きな服を着ているその瞬間!

イキイキしている瞬間がとっても好きという事実を直視し、

自分自身をちょっとずつ認めてあげることができるようになってきた女性が増えてきたのではないか。


「自分は最強!!自分は今世界一かわいいんだ!きれいなんだ!

メイクでこんなにもかわいくなれるんだ!!」

と思いながらメイクをする時間が大好きな人ももちろんいる。

私だってメイクをしているときは好きだ。

自分の大好きな、服たちに身を包み

コーディネートをし、自分を高め自分自身を強くする時間が大好きで、

自分を武器にして気分をあげている。


ましてや通行人の”奴ら”ために、

メイクやファッションなどしていないのだ。


「化粧なんてしなくていいのに、はやくしてよ」

と言われてもこれは、わたしたちの心の中の問題である。


頼むからほっといてくれ!!!!!


TwitterなどのSNSでは認識されている人への

くだらないくそリプ中傷なんて


もう、「ちょっとずつ消していこう」

というかやめていこうよ。

私たちは、令和なったにも関わらず

男尊女卑がまだ、他国と比べてある日本でよく毎日一生懸命

私たちなりに生きている。


これって本当にすごいことだと思う。

(上から目線に感じたらすみません...

でもこれって本当にすごくないか..

私はすごいことだと思う)



それを、「自信がありすぎる」などとまだいうやつもいる。




おいもう令和だぞ((2回目

もうそこは、自分の心の中に宿る猛獣を出して

怒ってもいいんだよ。



私たちは、もう”奴ら”のためにかわいくなろうとはしたくないんだよ。

私たちは、自分たち 自分のため にかわいくなろうとしている。

美しくなろうとしている。

かわいくなろうとする自分自身を、

美しくなろうとするすべての人を邪魔しないでほしい。

好きな服を着て好きなメイクをもうさせてほしい。

そしてそれにいちいち文句をつけないでほしい。


私たちは、一番かわいくて美しい

自分になろうとしている。


そして一番かわいくて素敵だと自分で思える

私に会うために日々なにかと戦っている。


人生を勝ち抜くために日々格闘し、もがいている。

戦う相手が、SNSが増えるにつれて

またSNS上に”奴ら”が増えて苦しむ人がいること。

まだまだ世の中で“奴ら”から嫌な思いをまだしている人がいることを令和になってもいるってことを忘れないでほしい。



平成にこれは、置いてくるべきだったよね

男尊女卑と戦っているってこと。

最後にいまを生きる一度は“奴ら”に傷つけられた人

全員に言いたいことがある。


まず、あなたという愛おしい存在は

完璧に最高にかわいいだよってこと!!!

そして美しいんだってこと。

オンリーワンだし世界に一つだけの花なんだよってこと。

花が好きじゃなくて、星が好きな人なら

あなたは、輝く星だし、

あなたが惑星が好きなら

周りを明るく照らす太陽なんだよ。


恥ずかしがり屋ならあなたは

夜道を照らす綺麗な蛍

とってもそれって素敵。

何度も言うけど、美しくあろうとするみんな素敵なんだよ。

自分の国のプリンセスであり、

聡明で最高だってこと。

“奴ら”の前でおバカなふりしてるけど本当は自分には譲れないものを

隠しながら“奴ら”とイライラを隠しながら話す日だってあるけど

毎日毎日頑張って生きているんだよ。


誰にも褒められずに。でもそれでもがんばって死ぬほど努力して生きている。


それに、それがプリンスでももういいんだよ。

女性はみんなみんな最高なんだよ。

それが今受け入れられなくても、

いつかありのままの自分は素敵だって思える瞬間は必ずくる。



“奴ら”に「もっと~~~なら」だとか言う。

髪の毛を切ったことには気づかないのに

太ったことに敏感な人たちはもう置いていこう。



昔、幼稚園の先生が言っていた、

「プリンセスみたいだねかわいいねむむちゃん。」と


あの時は、自分に自信はなかったから思えなかったけど、

今はわかる。


一生懸命生きて、頑張っていることがかわいくて

そしてなにより、みんなみんな最高だということを先生は言いたかったんだなって。



私たちは“奴ら”に翻弄されていたね。

だけどその時代を自分で終わらせてもいいと思う。

だけど別に自分が生きることが一番大事で

自分が楽な道を選んでもよいと思う。

疲れたならもちろん休んだっていい。

それでも、うちに秘める「もう自分らしくいたいって気持ちがあるならば、媚びを売るためにかわいくなろうとしなくていい。」


バカにされても、

みんな聡明かつ内に熱いものを持っている。

私たちは、自分自身を守るために。

時に戦うために。

そしてなにより世界一かわいい自分と

出会うために毎日がんばっているから。


少なくとも美しくあろうとするすべての人は、


負けないって強く信じている。




日々戦っているわたしたちを邪魔するな

みんな幸せ掴もうね!!


(今回はいつもとは違う感じでお届けしました。)

おわり





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