見出し画像

こんなふうに読んでいます。

このnoteについて
一日一文、独文を読んで気づいたことを記録するという、独学ログです。初学者なので、一文の中にも気づきがたくさんあります。新鮮。

《 昨日の気づき 》

私が独語を読んでいるときの思考の様子を実況風に書きます。
昨日の一文はコレ。

Alle Tiere verehrten den Drachen und dienten ihm.

Drachen は辞書に載っていないけれどドラゴンかな。他のページにドラゴンっぽいものが描いてあるので。web で調べたら正確にわかるかもしれませんが「なんだかわからないけれどDrachen というものがいるのだ」で問題ないですね。

Alle は英語のall と同じかな。

Tiere, verehrten, dienten の意味は調べる予定ですが、Tiere は以前見たことある気がする。動物とか生物とかそのあたり?

Tiere がドラゴン(仮定)を verehrten したり dienten しているのだと思うので、ドラゴン(仮定)を恐れているか尊敬しているか支配下にあるか、って感じかな?

こんな風にあたりをつけてから辞書を引きます。
一語調べたら予想と全然違って最初からやり直し、みたいなこともあります。今回はどうでしょうか。

verehrten? verehren?  

verehren だったら予想通りで意味が通じるのですが、テキストを何度みてもverehrten なんだな。

語尾変化しているのかな。過去形とかそんなの。
と予想して文法書の「過去形」のページを見るとビンゴビンゴ。
n はなんだろ、と思ったら、人称変化でした。細かいことはいいや(個人の感想です)。
例文:Sie verehren ihren Lehrer.  (これは現在形)

dienten

ということはこれも過去形かつ人称変化ですかね。たぶんそうでしょう。文法はもういいですね。意味は、、、ほうほうほう。なるほど。
例文:Er hat seinem Herrn treu gedient.
  :Er hat ihr sein Leben lang treu gedient.  
ほぼ同じ意味なのに、辞書が違うからちょっと違うのね。おもしろいね。

このテキストを読んできて、今回初めて過去形が出てきた気がします。さすが副読本的ワークブック(推測)、順を追っていますね。
読み進めていったら複雑なのが出てくるのでしょうか。英語でいうと had been 的な。dienten の例文にあるのがそれ系ですよね。変化しすぎで辞書にダイレクトに載っていなくて、辞書に載っている形にたどりつくまで時間かかるのね。

Alle Tiere はもう調べなくてもいいかな。だいたいわかったので。

■■■■

こんなかんじです。辞書を引く前に、いったん自分の力でなんとかしようとすると脳のウォーミングアップになる気がして、今はこの方法が気に入っています。

こういうことをジワジワと繰り返していくと、単語もストックされていくし、独語の在り方にも慣れてくるし、そのうちに辞書を引かなくても読める文が増えてくるはず、です。
そうしたら読むスピードが上がる、はず。そしていろいろなものをどんどん読みたくなってくる、はず。
そんな日が来るのを気長に待ちます。

即効性はないのでしばらくはかなりまどろっこしいですけれど、やっとしっくりするやり方にたどり着きました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?