見出し画像

ハイパーくそくそいじけモードの夜

 知能検査を受けた日、苦手な数字の問題が思っていたよりスラスラ解けて(あっているかは知りません)私のテンションは上がっていました。検査を終えた午後5時、病院の近くのコメダ珈琲に入り私が始めたのは「バイト探し」。そして「週2日OK」とあったお弁当屋さんのバイトに勢いで応募、次の日に電話がきて、明日面接。

 ・・・なんで勢いで応募してしまったんだろう。週2でバイトしたい理由は「うつ病で長期間ふせってたからリハビリがしたい」っていう、初対面の相手にとても言いずらいものです。もういやだ、爆ぜたい。今布団の上でこれ打ち込んでるけどキーボードかちかちするよい心地で気を紛らわせてる。めちゃくちゃ消えたい。
 嘘の理由を用意するか、真顔で威嚇するかの如く本当の理由を語るか、迷うっていうか迷うにも至っていない。受かりたくないのか受かりたいのかも最早わからない、せめて己の本音を補足したい。週2で受かったら、たぶん無理なく続けられるたぶん、うん、きっと。受からなかったら心底ほっとするけど、何もしていない図書館通いの日々に戻る。どっちがいいの?
 なんで人間って働かないと生きていけないんでしょう。長期間ふせっていたせいなのか、そもそも私が怠け者気質だからか、仕事内容が良くても『勤務時間9時~17時』と見ただけで「ぜったいむり」と肩を落としてしまう。家で寝ているのも辛いけど働くのも辛い。というか今まで、長期間通い続けた場所を好きになれたことがない。小学校も中学校も高校も大学もスイミングも公文もホームセンターのバイトもぜーんぶある程度経ったら通うのが苦痛になる。スイミングと公文に至っては途中からサボっていた。「このくらい普通でしょう」の基準高すぎないか、この働く気力がまったくないのはうつ病のせいなのか?ならうつ病はどうやったら治るんだ、適度に動くことも大事なんじゃないのか、じゃあバイトしようじゃないか、バイト見つからないし見つかっても面接の前夜消えたくなる。無限ループ無限ループ。

 うつ病の人が社会復帰するための支援制度って色々あると思うんです。でも正直、調べてもよくわからない・・。有料なのか無料なのか、話を聞いてもらえるのかただ授業的なもんを受けるだけなのか、わからねえ何もわからねえ。
 そもそも自分が何を目指しているのかもわからねえ!九時五時で働く社会人になりたいのか、文章を書いてお金を得たいのか、実家暮らしのフリーターを目指すのか。支援制度が理解できないのは、自分の望みがふわっとしているからなのかもしれません。そろそろ社会復帰した方がいいんだろうな~でも自信ないな~とか思ってるからピンとこない。

 久しぶりにハイパーくそくそいじけモードになっています。自分の人生に根底から文句をつけたくなる時、それがハイパーくそくそいじけモードです。なんでバイトの面接緊張するってだけなのに人生の話になっているんだ・・?こういうところが良くないんでしょうかね。とりあえず明日に備えて睡眠薬を飲みます。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?