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2024年5月にプレイしたゲーム


◆Jusant

プレイ時間25時間/3,025円
乾いた土地で塔の頂上を目指し登攀していくクライミングアクション

やることはひたすら上を目指して登るだけ、なんだけど独特かつ直感的な操作が面白く癖になるアクションゲーム。クライミングの操作は①掴む岩を選ぶ、②岩を掴む、③反対の手の岩を離す、の手順を繰り返す必要があり、実際に登っている用な感覚が味わえて楽しい。慣れるとスイスイ登れるようになる。
クライミングをサポートするロープやハーケンなどのアイテムがあるのでアクションが苦手でも遊びやすい。難易度としては低いほうかも。

謎の生き物が謎過ぎる。カワイイ

塔に人は一切おらず廃墟のみが残されていて、その痕跡からかつての生活を想像するのが楽しかった。砂漠が舞台だけど雰囲気自体はしっとりしていて落ち着く。BGMも必要最低限で環境音だけが響いていて心地良い。各地に残された手紙や日記からこの塔に何があったのかを想像し、相棒である青い生き物と触れ合って、上を目指す。終始落ち着いた雰囲気でゆったり楽しめて良かった。
プレイ時間に関してはかなりの回数寝落ちしたので全く参考になりません。レビュー見た感じ10時間かからずクリア出来るくらいのボリュームらしい。寝過ぎだろ………。


◆Sticky Business

プレイ時間5時間/1,200円
カワイイステッカーを作って販売を楽しむカジュアルシミュレーション

可愛い素材を組み合わせて可愛いステッカーを作って可愛いパッキングをして販売するシンプル可愛いゲーム。可愛いが渋滞起こしてる。心が女児になる〜〜。
素材が全て可愛い&おしゃれなので適当に組み合わせてもなんか良い感じになるし、お店の経営も制限やゲームオーバー等が無くかなり緩いので何も考えず遊べる。楽しい!
一応要望をくれるお客さんもいるけど、別に無視しても問題ないのが良い。好き勝手にふざけたデザインのステッカーを作れる。もちろん要望に答えて、ストーリーを楽しむのも良い。
仕事中にステッカーのデザイン考えて家に帰ってからステッカー量産する生活をしばらくしてたけどなんか良かった。

ゲーム会社のロゴのイメージ
Outer Wilds
力士
犬マンダラ。犬マンダラ???


◆MELLOWOLLEM

プレイ時間0.5時間/無料
ムチムチケモお姉さんと夏の曖昧な時を過ごすアドベンチャー

正直かなり薄味で曖昧なので説明するのが難しい。本当にケモお姉さんとなんかきゃっきゃ出来るだけのゲーム。でも雰囲気がとても良かったので結構楽しめてしまった。短い作品なのに余韻が凄い。

良い……

いろいろ不穏な要素が散りばめてあり、よくない状況なのはわかるけど情報量が少ないので本当にぼんやり想像することしか出来ないのがもどかしい。あんまり考えすぎずに夏の気怠い雰囲気をただ享受してケモお姉さんをえっちだなァ……と眺めて楽しむのが正解なのかもしれない。


◆奇癒ダンジョン

プレイ時間2時間/無料
武器やアイテムを持ち替えながらダンジョンを攻略していくRPG風パズル

は~~~犬カワイイ

持ち手によって武器やアイテムの効果(攻撃力や回復量など)が変わるので持ち方を変えながら敵と戦っていくパズルゲーム。
左手に盾、右手に剣を持って防御と攻撃を両立させても良いし、剣を両手持ちして会心の攻撃を選択しても良い。敵の行動に合わせて装備の持ち方を変えて自らの行動を考えるのが楽しい。ありそうでないシステムで面白かった。
そしてそのシステムだけでなく、ビジュアル面やストーリーなども高水準で、無料なのが信じられない。次作は有料にしてください。
イーサがやたらと犬に甘いの、わ、わかる〜〜〜〜〜〜!!!となって楽しかった。犬、存在そのものが最高だもんな。


◆POOLS

プレイ時間2.5時間/1,250円
リミナルスペースなプールをひたすら歩き回るホラーウォーキングシミュレーション

ホラーだけどクリーチャーも出なければジャンプスケアもなく、ただただプールを眺めながら歩くだけのゲーム。無機質で水音と足音だけが響き渡る空間は不気味で居心地が悪いんだけど、なぜか歩き回るのが楽しくて不思議だった。
でもやっぱりホラーではあるのには変わりないのでずっと不穏だし、圧迫感や閉塞感が強い空間は普通にキツい。何か出るかもしれないという緊張感だけはあるのでそれなりに負荷はある。

明るさや空間の広さなどプールの表現にも緩急がつけられているので、プールしか出てこないゲームなのに最後まで飽きずにプレイ出来て良かった。いろんな不穏さを提供してくれる。ただ、中盤以降の演出はコンセプトを壊しているようで個人的には好きじゃなかったな………。これは完全に好みの問題で、ゲームそのものは最後まで楽しかった。
何にも邪魔されずただただ不気味な空間を楽しむだけのゲームってあんまりない気がして良かった。ウォーキングシムが好きならオススメ。


◆Lorelei and the Laser Eyes

プレイ時間20時間/3,250円
謎のホテルを舞台にした超個性的謎解きパズルアドベンチャー

謎の男に導かれて、言われるがまま謎のホテルでひたすら謎解きをしていくゲーム。主人公の目的や正体、ゲームそのものの世界観すら謎、何も説明がないままいきなり謎を解かされる超ストロングスタイル。

謎解きは簡単すぎず難しすぎず程よい難易度で、謎解きに必要な情報は全てゲーム内に用意してあり、プレイヤーに対してフェア。種類も数も豊富だけど統一感があって煩雑な感じがしないのも良かった。中には既に使用したヒントをさらに応用するようなものもあり、しっかり頭を使わされている感じがして楽しかった。
一度見たヒントや書類、これから解くべき謎を逐一記録してくれるので、行ったり来たりして迷うこともなく、凄くプレイしやすい。サポートが手厚い。

ストーリーははっきりしないことや湾曲した表現も多い上、入れ子構造のようになっていてとにかくややこしい。でも少しずつ状況が把握できるようになってくると先が気になって止め時を見失うくらい夢中になってしまった。白黒の世界にワンポイントで目の冴えるような赤やピンクが使われたビジュアルや、お洒落な演出も凄く良い。
全体的に癖が強く人を選ぶゲームなのは間違いないけど、緻密な謎解きと尖った世界観やシナリオが魅力的でめちゃくちゃ面白かった。謎解き好きなら触ってみてほしい。
細かい謎解きを繰り返していくうちに大きな謎に収束していく流れは「Outer Wilds」に近いものがあった。ああいう感じが好きな人は楽しめそうな気がする。

朗報:犬撫でられる

開発のSimogoの前作「Sayonara Wild Hearts」が大好きで、かなり楽しみにしていたタイトルだったので最高体験が出来てめちゃくちゃ嬉しい。
かなりオススメ。


◆No one lives under the lighthouse

プレイ時間2.5時間/720円
小さな島で灯台守をしながら何かにじわじわ追い詰められていくホラーアドベンチャー

前任者が行方不明になってしまった灯台で、孤独の中灯台守を務めさせられるホラーゲーム。
ホラー演出は全体的に地味だが雰囲気が良く、少しずつ追い詰められていく感じが面白かった。ジャンプスケアは少なく、じっとり精神に負荷がかかり続ける感じが良い。ホラー耐性無いしどちらかと言えば苦手だけどこのタイプは嫌いじゃない。

ストーリーは曖昧な描写が多くて全体の理解には及ばなかった。マルチエンディングらしいので全部見たらわかるんだろうか。1周が短いもののそれなりに疲れたから2周目いく気持ちになれないぜ………。
あとストアテキストがなんか良い。こういうところに拘って世界観を作ってるゲームは好き。


その他

・いっしょに!povoのへや
KDDIのオンライン専用料金プランpovo2.0に契約してる人なら無料で楽しめるpovoの白いヤツとお喋りを楽しみながら着せ替えするゲーム。

ばぶちゃん……

出来ることは会話!着せ替え!お手伝い!のみで本当にシンプルなんだけど、緩く遊べるので良かった。
項目作ってもよかったんだけどpovoユーザーしか遊べないしゲームとしてはかなり薄味なのでここで。

・テイルズオブザレイズ
ソシャゲアレルギーの自分が唯一年単位(4年ぐらい?)で遊んでたテイルズシリーズのソシャゲ。ついにサ終が発表されてしまったので2年ぶりくらいに触ってる。ザレイズのオリジナルキャラクターとシナリオ好きだったから寂しいよ。課金もそれなりにしてた。

推したち。可愛いね………

原作の記憶を持ったまま新しい世界でIFを見られる設定が本当に秀逸で、顔が同じだけの別人じゃないのがめちゃくちゃ良かった。
テイルズシリーズの最推しであるカロル先生をたくさん活躍させてくれてたのが本当に嬉しかったなあ………。どちらかと言えば今まで不遇気味だったのでマジ助かった。新ボイス新衣装の供給本当にありがとう。
7年半はまあ大往生でしょう、お疲れ様でした。


さいごに

今月のお気に入りはJusantLorelei and the Laser Eyesです。全体的にしっとりとした質感のゲームが多くてなんか良かった。
Lorelei、個人的パズル部門GOTYまである。謎解き好きな人はメモとペンを用意してプレイしてほしい。20時間前後延々と謎解きさせらて脳みそ焦げる。(どうしても解けない謎が数個ありヒントを見てしまったことをここで白状しておく、悲しい)
あと先月クリア出来ずに投げたKiller7、結局今月もクリア出来ず……触る時間無かったワ………。積むのだけは絶対に避けたい、必ずクリアする。


余談

5月中旬に相撲観戦で東京に行ったのでその空いた時間にNintendo TOKYOとFangamerに行ってきた。

ゲームグッズに囲まれる空間めちゃ良かった。
特にFangamerに関してはインディーゲームのグッズショップが東京のど真ん中に店舗を構えているという事実にちょっと感動した……いつかインディー系のゲームイベントにも行きたい。地方民なのでなかなか難しいんですが。

終わり

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