2023年10月にプレイしたゲーム
◆Moonleap
ドット絵2Dプラットフォームパズルアクション
ジャンプで昼夜を変えることによって起きる、ギミックの変化を利用しながら星を集めるパズル。ルールはシンプルだけどギミックがいろいろあって楽しかった。
レベルデザインがしっかりしていて、最初から最後まで丁寧で良いゲーム。操作は左右移動とジャンプのみでシンプルだけど、パズルのバリエーションが多いので最後まで飽きずにプレイ出来た。助かる。
本編は2時間ほどでクリア出来るボリュームなのでサクッとパズルやりたい人にオススメ。グラフィックやSE、BGMが心地良くてリラックス出来て良かった。エンディングも好き。
ステージクリア時のニコニコ主人公くんがとても可愛い。
◆ARE Memories of Old
巡礼者となり空と遺跡を巡るオープンワールドアドベンチャー
軽めの謎解きとストーリーがあるフライトシム、といったところ。とにかく飛ぶのが気持ちいい、これに尽きる。
ストーリーの大筋は理解出来るものの、わからないことが残されたままエンディングまで行ってしまったので、飛ぶことしか楽しめなかったとも言える。翻訳が微妙だったのも大きいかも。
古代人と動物たちの交流の痕跡とか、旧文明の残骸とか、見て楽しんだり考察をする材料は十分にあるので、そういうのが好きな人はシナリオ面も楽しめるのかもしれない。決して全部駄目なわけじゃなく、単純に惜しかった。
各ロケーションどこも雰囲気が最高だし、動物眺めて癒やされることも出来るし、そして何より空を飛ぶのが楽しい!と、探索ゲーとして見れば十分良いゲームだと思う。
あと上位存在のデザインがめちゃくちゃ良かった。
◆和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE
「1エピソードが1時間でクリアできる」というコンセプトの短編推理アドベンチャー
スマホ向け推理ADV3部作に新エピソード1作を追加したデラックス版。3月に3部作をプレイして面白かったので楽しみにしていた。
難易度はかなり優しいしコンセプト通り1作1作が短いんだけど、毎作驚きを用意してくれているのでちゃんと満足感がある。ネタバレになるので詳しくは書けないけど、追加された4作目が今までの集大成としてかなり良い出来だったと思う。演出やBGMもつよつよになってた。
メモをセットするシステムは正直ダルい!!!の気持ちがあるが、あの作業のおかげで注目すべき点がわかりやすくなってる気がするので、結果良いシステムだったのかもしれない。
スマホ版ではヒント機能の利用に広告を見る必要があったが、Steam版では自由に使えるのでヒント係の茜ちゃんと会話するために存分に使わせてもらった。嬉しい。
次回作の都市伝説解体センターもかなり楽しみにしてるから売れて欲しい。
◆Sky 星を継ぐ子どもたち
空を飛び回ったり遺跡を巡りながらふんわり交流を楽しむアクションアドベンチャー
同開発の風ノ旅ビトにソーシャル要素を加えて上手く発展させている感じで良かった。ポイ活ついでに始めたんだけど思っていたよりかなり楽しめた。風ノ旅ビトが好きだから刺さらないわけがなかったな……。
雰囲気は最高だし色使いも綺麗で探索が楽しかった。各エリアそれぞれ雰囲気が違って、次はどんなエリアなんだろうなあという楽しみがあったので一気にエンディングまで行けた。エンディングの演出凄かったなぁ。
度々親切な人が道案内してくれることもあり、終盤はめちゃくちゃ助けられた。ありがて〜〜!
アイテム集めは大変だけどガチャ要素がないのでのんびり出来て良い。しばらくは続けると思う。
Steam版リリースされたらPCでやりたい。グラフィックが良いのでスマホのちっさい画面でやってるの勿体ない気がする。
◆Florence
一人の女性の恋と人生を追体験出来るインタラクティブビジュアルノベル
歯を磨く時は歯ブラシを横に動かしたり、会話をする時は言葉を選ぶようにピースを組み立てていったり、フローレンスの心情や周囲の状況に合わせた軽いパズルを解くのが楽しかった。パズルを解くことがゲームの演出にも繋がっていて作品全体の一体感が心地良かった。
ゲームというよりはアート的な作品で、遊べる絵本みたいな感じ。BGMも凄く良かった。
30分でクリア出来るというレビューを見て正直舐めてたが、凄く良い作品だった。
ありふれた題材だしシナリオも特に驚くような展開はなく、ボリュームも控えめだったけど、間違いなく良作だったと思う。
恋をしている時のフローレンスとクリシュ、キラキラで眩しくて可愛かったな………。
◆The Shrouded Isle
カルトと生贄のリソース管理シミュレーションゲーム
カルト教団の司祭となって唯一神チェルノボグ様降臨のために生贄を捧げながら、島に5つある名家のご機嫌を取るゲーム。
この宗教の5つの美徳である「無知・情熱・自制・後悔・信仰」を、啓蒙活動でパラメーターを維持しながら、悪徳者を探し出し生贄に捧げて5年耐えるのが目的。住民たちにはそれぞれ美徳と悪徳という特性があり、それらを看破して出来るだけ重大な悪徳を持つ者を生贄にしなければならない。大した罪もないのに殺すと恨まれる。それはそう。
教団への好感度もあるので、反抗されないようひたすらご機嫌を伺い続ける必要もある。
5つの美徳の数値や好感度が下がり過ぎるとゲームオーバー。宗教団体の運営って難しい。
グラフィックやBGMの雰囲気が終始陰鬱で良かった。ランダムイベントもずっと不穏で楽しい。ただ、その雰囲気やカルト教団という設定はあくまでもフレーバーに過ぎず、シナリオなどがあるわけではないので、そういう要素を求めてプレイすると少し拍子抜けするかも。
「イオセフカ家が反抗しそうだから啓蒙活動させたいけど、悪徳のせいで無知が下り過ぎてゲームオーバーになりそう!!!!う、ウワーーーーッッッッ!!!!」とかやってる時が楽しい。
◆その他
・Dicey Dungeons
なんかプレイしたくなって息抜き兼ねてちょこちょこ触ってた。ほぼ道化師くんだけ。キャラクターも性能も一番好き。スナップが楽し過ぎる。リユニオンも楽しい。
敵の出目が狙ったように敵に都合の良いことが結構頻繁にあり、ギィーーーー!!!となるけどそこ含めても楽しい。あのレディラックの手下なんだからそりゃ出目の調節ぐらいするやろ!ぐらいの気持ちでやってる。実際やってると思う。
・Spin Rhythm XD
もう名前出すの何回目かわからないくらい出してるし、いちいち書く必要もないとは思うんだけど、10月26日発売のDLC「Monstercat」がめちゃくちゃ良かったから………………。
追加曲がどれもこれもサイコーー!!!Cheat Codes、THE DROP、How We Winあたりが好き。
気持ち良すぎて脳みそ溶ける。この気持ち良さとプレイ感は唯一無二だと思うし、もうこれ以上の音ゲーには出会えない気がしている。
難易度XDまでしか実装されてないので、これからRemiXD追加される余地があると考えるとヤバすぎる。もっと気持ち良くなれる……ってコト??!!!?!
フルコンしただけで2〜30位に食い込める環境良くないと思うからもっと賑わって欲しい。いいのかよこんなヘボゲーマーがランカー名乗っても……………。
さいごに
10月のお気に入りはMoonleapと和階堂真の事件簿です。
Moonleapはドット絵のパズルアクション、という情報だけでなんとなくで買ったけど大当たりだった。
和階堂は4作目がほんとに良かった。スマホ版をプレイした時も思ったけど、毎作叙述トリックとか仕掛け考えるの大変だったろうな……。プレイする方はかなり気軽だけど作る方は見た目以上に大変そうなゲーム。
時間が上手く作れなかったので隙間隙間にプレイ出来るようなコンパクトなゲームが大半になった。11月は長めのゲームガッツリやりたい。
終わり
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