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優駿牝馬

桜花賞

桜花賞組からは勝ったステレンボッシュ、3着ライトバック、4着スイープフィート、8着クイーンズウォーク、13着チェルヴィニア、17着ショウナンマヌエラが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
ステレンボッシュは直線入口で2着のアスコリピチェーノを吹き飛ばし、差し切る非常に強い勝利。
ライトバックとスイープフィートは2頭最後方から追い込んできており、直線で少し進路を探した分スイープフィートはスムーズならばもう少し差を詰めており力差は変わらない。この2頭がステレンボッシュを逆転するとしたらかなりの差しが届く展開や馬場になってステレンボッシュが止まった時なので、普通ならばステレンボッシュを少し上にとるべき。全体的に見た時に、勝ち馬候補を探した時には基本的にはこの3頭を単純に評価すればいい。
クイーンズウォークは内目で馬群で揉まれてちょっと掛かったかなというところを見てもそこまでいい感じでもなかったので、上位3頭より無理に評価する必要はないかなという印象。
チェルヴィニアは直線で挟まれてレースをやめたかなという感じであり、着順ほど悲観しなくてもいいが上位に食い込んでくるほどの実力があるかと言われれば微妙なところ。
ショウナンマヌエラは逃げてこの着順で先行馬もそこそこ残ってると考えたら負けすぎで今回は基本的には厳しい。

フラワーカップ

フラワーカップからは勝ったミネアーロと2着ホーエリートが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
ミネアーロとホーエリート共に中団から差し切っての1、2着でミネアーロが3/4馬身差つけての勝利で取り上げるならミネアーロでいいけど、ミネアーロ自身も菜の花賞で負けていたりレベルもかなり低かったのでわざわざ取り上げる必要も無いかなという印象。

忘れな草賞

忘れな草賞からは勝ったタガノエルピーダ、6着パレハが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
タガノエルピーダは2着以降に2 1/2差をつけての勝利だが前がかなり離したこともあり離れた4番手で超スローの展開で脚を溜めていた展開の助けとかなり弱いメンバー構成でこれも恵まれたとはいえG1で3着に来る実力を持った馬が走ればこうなるよなという感じ。
パレハはハイペースの離し逃げを打って止まったとはいえこのメンバーでこれくらいならば本番でもっと気持ちよく走っても止まる。

フローラステークス

フローラステークスからは勝ったアドマイヤベル、2着ラヴァンダ、9着サンセットビューが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
アドマイヤベルは着差の通り順当に強いレースだった。
ラヴァンダは好位のインから上手くレースしての2着で着差もつけられてるので馬券に絡むのは少し厳しい。また、この馬が2着であることを考えたら、2000mの王道路線だけれどもこのメンバーもどうなの?となる。
サンセットビューは見どころがなかった。

スイートピーステークス

スイートピーステークスからは勝ったコガネノソラが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
コガネノソラは出遅れてハイペースで差し切って展開の助けがあったにしても強く見えるレース。
ただメンバー的なところを考えたら単純にフローラステークス使うよねっていうところと、実績的な所を見た時には別路線組ではアドマイヤベルでいいかなとなる。

コース解析

スタンド前のスタートから始まり、最初のコーナーまでの距離はおよそ350m。ゴール板を一度通過、コースを一周する。日本ダービーと違ってコース替わり前なのでトラックバイアス的にもフラットになりやすく、枠による有利不利は出にくい。

トラックバイアス想定

先週はフラットで、今週末は天気も悪くならなさそうなのでフラット継続想定。

全頭診断

アドマイヤベル

前走はいい内容で勝利もメンバー比較とか見て行くとわざわざ桜花賞上位組より上に取ることはないかなあという感じ。ただ桜花賞上位3頭以外が弱そうなことと、ライトバック、スイープフィートが追込なので前が有利な展開になるとある程度好位から競馬できるこの馬が先着する未来も見れるので別路線組では1番の評価を与えていい。

ヴィントシュティレ

未勝利戦も長い間勝ち切れていなく、前走は強かったものの相手も弱く、急激な相手強化になることを考えたらわざわざ買いづらい。

エセルフリーダ

前走はスイートピーステークス2着のニシノティアモ相手に11/2差をつけての勝利で、負けてしまった前々走も、皐月賞2着のコスモキュランダがいて、相手が強すぎただけで牡馬相手に善戦したと見れば大穴候補としては悪くない。あとは急激な相手強化に対応できるかだけで展開さえ向けば好走してもおかしくない。

クイーンズウォーク

クイーンカップは非常に強い内容で桜花賞でも期待していたが、案外な内容で。東京に変わって外枠から外目を気持ちよく追走したりして能力を出し切ったら巻き返しの余地はあるがそれがあっても一気に逆転して勝ち切るまではどうか?

コガネノソラ

前走はスイートピーステークスを派手に差し切っているがハイペースの前潰れの展開と相手がかなり弱かったことを考えると桜花賞上位の強い差し勢がいる今回は厳しい。

サフィラ

前走は能力を発揮できなかったと見て、阪神JFくらい走れば悪くないが、それでもステレンボッシュの方が当然強く、相手候補の1頭程度の評価。

サンセットビュー

未勝利勝った後は重賞で通用していないので厳しい。

ショウナンマヌエラ

前走くらいのパフォーマンスならば展開や馬場の助けがあったとしても基本的には止まる。

スイープフィート

桜花賞の内容は強く、極端に前が残る展開以外なら東京だし順当に来そうだけれども、桜花賞と違ってオークスは未知の距離であり牝馬にはタフな分スローになりやすく、中団から競馬できるステレンボッシュを捉え切るといった展開になりにくそうな所がネック。

ステレンボッシュ

桜花賞勝ちで説明不要。1強かと言われればそうでもなさそうだが、1番無難そうなのはやっぱりこの馬。

タガノエルピーダ

前走は強かったけど、チューリップ賞では普通に負けてるし多頭数になって前走ほど恵まれるかと言ったらその確率も低そうなので、基本的には厳しそう。

チェルヴィニア

桜花賞は大外だったり不利を受けたりで少し同情の余地はあるものの、対戦比較だったりと見て行ったら一気に逆転までは見えない。東京コースでの実績もあり、前に行けるので少し押さえてもいいくらい。

パレハ

忘れな草賞ですら通用していないので。

ホーエリート

ホーエリート自身1勝クラスですらちょっと苦しそうで、勝ち馬のミネアーロも似たような感じの馬という所を見るとフラワーカップは重賞とは思えないほどレベルが低く、レース内容も特筆するようなものでもなかったのでG1では通用しない可能性が高い。

ミネアーロ

上で書いた通りで重賞勝ちの実績があるとはいえ今回通用するとは思えないので。

ライトバック

スイープフィートと言いたいことはほぼ同じで、差はないが後ろから行く分勝つためにはやや展開や馬場の助けが必要。

ラヴァンダ

前走は好位のインをロスなく乗っただけで、それ以前はチューリップ賞などで通用していないので、基本的には同じような展開でも厳しい。

ランスオブクイーン

前走はトラックバイアスが少しイン有利のところを外から差し切って2 1/2馬身差つける勝利でかなり強い内容だったが相手は未勝利で弱かった。かなりの相手強化にもなり、正直ここでは手を出しづらいが今回の内容がどのくらいかと、夏にどれくらい力をつけるかで秋のトライアルでは楽しみ。

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