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宣伝会議賞のこと📝

第60回宣伝会議賞が終了。
これを機に、宣伝会議賞への今までの取り組みと、今の素直な気持ちを書いてみます。

【応募数・通過数】
第52回 不明 ①0   ②0   ③0
第53回 不明 ①1   ②0   ③0 
第54回 不明 ①0   ②0   ③0 
第55回 380  ①10 ②2   ③0
第56回 750  ①10 ②1   ③1 🏅
第57回 1833   ①20 ②1   ③0
第58回 2300   ①28 ②2   ③2
第59回 3800   ①37 ②6   ③3🏅🏅🏅
第60回 4000   ①65 ②11 ③3🏅🏅🏅

【結果】
第56回 協賛企業賞
第59回 シルバー、ファイナリスト、
    協賛企業賞
第60回 ファイナリスト、協賛企業賞✕2

【取り組み】
宣伝会議賞を知ったきっかけは、川柳の募集サイトだった。
大きなコンテストとも知らず、コピーのコの字もわからないまま、賞金につられて応募(笑)
「不明」と書いてあるときは、おそらく10〜30本くらいの応募だったはず。
第53回で1本通ったことで、「狭き門と言われる一次を通ったなら、向いてるのかも」と大きな勘違いをする。
今思うと、スローガンや標語との区別もついていなかった。

第55回の頃に長井さんのブログを偶然見つけ、数を出さないといけないことを知る。
ついでに言えば、長井さんのせいで、二次三次は当たり前に通るものだという間違った認識を植えつけられる (被害妄想)。
唯一見ていた宣伝会議賞関連の情報主が、成績優秀者すぎた(笑)
でも、そのおかげで、「一次で満足してはいけない」と思えたのかもしれない。


第56回で、思いがけず協賛企業賞を受賞。
このとき贈賞式に参加して、ファイナリストのコピーの表現に衝撃を受ける。
今思うと、それは谷さんや密山さんのコピーだった。
いつかあんなコピーが書けるようになりたい。
そして、いつかそっち側の席に行きたい。
無謀ということにさえ気づかず、そう強く思った。


第56回の後にTwitterを開始。
何千本と応募し、何十本も通過させる応募者の実態を初めて目の当たりにして、これはとんでもない世界に足を踏み入れてしまった……と気づく。
気づいたけど、後戻りするにはもう遅かった。。
宣伝会議賞には、一度参加したらやめられない魔力がある。

この頃はまだ、「協賛向け」「ファイナリスト向け」という、常連さんたちの会話の意味も理解できていなかった。
違いが実感できるようになったのは、第58回の後くらい。(遅……)
理解できてないものは書けない。
理解できてはじめて、狙いを意識して応募できるようになったと思う。


応募数を増やしたら通過数も増えていったことは、「もっと書こう」という気持ちにつながった。
第59回からは、フル応募。
密山さんや長井さん、ジャックさん、Oさんといったコピモン勢がフル応募するのを間近で見て、そこにコピーに関して門外漢の自分が勝負を挑もうと思うなら、フル書くしかないと思った。

「受賞したい」って、言い換えれば「彼らのコピーに勝ちたい」ということ。
あれほど受賞している密山さんに勝ちたいって、どれほどのことか。
そして、Twitterにはそれを追いかける受賞常連組がひしめいている。
さらに、Twitter以外でも、レジェンド級の人たちが唸るようなコピーをたくさん出してくるのだ。
そう考えたら、全力以上で取り組むしかない。
それが、応募期間中に川柳を全部捨ててでも、フル応募しようと思った理由だ。

結果として、フル応募した2回ともトリプル。
とはいえ、審査員との相性や、そのとき集まったコピーとの兼ね合いもあるから、さまざまな要素の組み合わせで運良くたどり着けたのだと思う。
賞を獲れても、実力で見たら、もっとレベルの高い人は周りにたくさんいる。
それは、わかってる。

誰もが行きたい場所だけど、
誰でも行かれるわけじゃない。
それが、贈賞式。

そこに参加させてもらえたのは、本当に光栄なことだった。

*****

実を言うと、応募は今回で最後にするつもりで、本当に全てをかけて取り組んだ。
でも、終わった今の正直な気持ちは、

やめたくない。

コピーを書くの、好きなんだよなぁ。。
でも、ずっとやりたいと思っていた仕事のために春から本格始動することにしたので、もう今までのように書く時間はとれない。

別に、フル応募しなきゃいけないという決まりはないし、出せる範囲で出せばいいのだけれど、自分はたくさん書かないと通用するコピーが出てこないタイプだから、中途半端に取り組んでも結果は出ないと思ってる。

それを承知で続けるか、受賞できたこのタイミングできっぱりとやめるか……。
今はまだ決めきれない。


#宣伝会議賞
#キャッチコピー
#受賞
#公募


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