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無所属の時間

自粛期間が多くなり、私の中でも「無所属の時間」が増えた。

ふと、中学校の国語の先生からもらったこの言葉を思い出した。
「無所属の時間を大切にしなさい。これから部活も始まって、勉強も忙しくなっていくけれども、無所属の時間を持つことを忘れないでね」

これは、中学生の自分にとっては理解するのにとても難しいアドバイスだった。

何を言っているんだこの人はと思っていた。

しかし、大人になって、働くようになって、追われる時間も多くなってやっと分かった。

何にもとらわれない、無所属の時間があることで
自分の気持ちを見つめ直せたり、素直な感覚を大切に出来たり、
相手を思いやる心の余裕をつくったり…。
自分が自分として芯を持って生きていくためにとても必要な時間なんだと私なりの答えが出た。

大人になればなるほど、また何かを成し遂げたいという目標がたくさんあるほど、何もしていない時間に罪悪感を感じてしまう。
しかし、何もしない時間、無所属の時間は、後に自分が大きな一歩を踏み出すために必要な時間だったりする。
すぐに結果が出ないことの方が多いけれど、踏ん張った分だけ大きな花が咲く。
無所属の時間も、よしよしと、大切に出来たら良いなと思う。

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