「頼ってくれた時が一番嬉しかった」

私は、人に頼ることが本当に苦手だ。
爆発寸前まで人に助けを求められない。
結局手遅れになってしまうこともしばしば。  

そんな私を新卒入社当初からいつも支えてくれている同期の女の子がいる。
その子は、「愛情でできている」といっても過言ではないくらい、愛で溢れた本当に素敵な女の子だ。

ある日、私の心と体と現実がどうしようもないくらいアンバランスになってしまった時があった。
気がついたら、私は彼女に電話していた。

 「…ちょっと今から会える?涙」 
私は泣きながら彼女に電話をした。 

彼女は、仕事帰りだったにもかかわらず、家の近くの居酒屋に一緒に行ってくれた。 
沢山私の話を聞いて、一緒にお酒まで飲んでくれて、私の心は本当に楽になった。

ある日一緒に飲みに行った帰りに、こんなメッセージをもらった。
「あなたはは私を浄化してくれて、愛を与えてくれるすごい存在!」
(愛で溢れた子だから私への言葉がけも愛が深いんです...!)

「だけど、頼ってくれた時が私は一番嬉しかった」

ずっと誰かに頼ることは、迷惑をかけることで悪だと思っていた私。
実はそんなことなかったんだなと気づかせてくれた。

人は一人では生きていけないし、いつも誰かに支えられて、愛をもらって生きているんだなと思いました。
そして私も、誰かを支え、愛で包み込めるような存在になりたいと思いました。



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