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「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略

「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略

40歳というと社会人経験も20年程度あり、社内でのポジションもそれなりで中核を担っている人が多いとは思うが、裁量権がある反面、上と下との板挟みに合い、体力面も衰えを感じてくる年齢でもある。

この本ではそんなありがちな40歳の壁をぶち破るための方法が書いてあるのかなと思いきや、もっと広い視点で壁を突破する方法が書かれてあることが特徴だ。

著者は男性ではなく女性なのだが、家庭における子育て問題などに直面しながらも、自身の将来をしっかりと見据えて、会社の枠を飛び越えた人生設計について書かれているところがとても興味深かった。

これまで起業に関する本を何冊も読んできたが、起業したいけどまだ何をしたらいいのかがわからないという人には以外にもこの本が一番合っているのではないかと思うほど、的確に自身の長所を探し出す方法に触れられた書籍だった。

もちろん起業する目的だけではなく、自分の持ち味を一旦整理して今後のキャリアを考えるという意味でもとても役立つ本なので、近しい年齢の方には一度読んでもらいたい内容だ。

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