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私的考察編。「演者の矜持か、演者の主か。」

■概要。(2020/10/13)

「宮迫さんの魅力と弱点を振り返った上で、仮にオンラインサロンをしたとして今度はちゃんと自分の信念を貫けるのか。」と言うお話。

大元のコラボ動画:  https://youtu.be/47S-b8iTwUw

■以下、私流の「学習の痕跡」しるし。 (私的考察編)

※西野サロン編の過去ログの検索は、こちらから。


おはようございます。

言語化チャレンジ中の中崎雄心です。よろしくお願いします。

さて、今日は「宮迫さんは本当にオンラインサロンをすべきだろうか?」について思うところがあったのでこれを言語化。

そもあの西野亮廣さんが「宮迫さんはオンラインサロンに向いている」とおっしゃられている以上はよっぽどの根拠と適性があるのだろうけれど…

自分はちょっと懐疑的。

というお話。

今回は特に生産性のない考察ですが、お暇がある方は是非どうぞ。

それでは、はじまり、はじまり。

※動画はこちら!

■当時の私のコメント。

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今回は、この結論に至った理由を解説。

■宮迫さんの象徴は、「演者」なのでは?

以前の西野亮廣さんとの対談動画でも見たけれど、宮迫さんからはやっぱり「観客の期待に応えてナンボ」という矜持を感じる。

勿論目立ちたがりな点は否定しないけれど、だけどだからこそ、誰よりも「演者」としての在り方に向き合い続けていると思う。

そこにはウソもないし妥協もない。

よって「ミュージカル」「劇団」「劇場」という方向性は大賛成だし、本人の夢も叶って最高だと思う。

そこは超応援したい。

ただし、

■失敗した時は、いつも「身内びいき」の影がチラつく。

例の闇営業問題も、元は確か「知人の頼みを断れなかった」が発端。

易々と信じて力を貸したら、まさかの都合の良いピエロとして振り回されてしまった。

ここは非常に残念だし、是非反省して欲しいところであって…

そして今回のこの騒動である。

これ、多分…宮迫さんの友人か知人の頼みを、また断れていない。

実力ではなくコネで、どっかの5流を拾ってきた。

またである。

どういう関係性があったのか、どういう恩があったのかまでは流石にわからない。

ただ結果として毎度「初期に断ってさえいれば世間に晒されなかった友人」を、2度も盛大に公開処刑する羽目になっている。

しかも処刑の責務は「吉本興行」と「ヒカルさん」にぶん投げ。

比較的小さな悪友を建てようとして、結果大恩ある圧倒的強者の手を毎回汚させていると言う…

世間は彼ら強者に対して”血も涙も体温ないのか”とのたまうが、実は毎度毎度大恩たいおんを捨てているのは宮迫さんの方だ。

「それを許したら全員が死ぬ」という周知の一線を、知ってか知らずか毎度「これ位ならええやろ」の精神で2度も台無しにしてきた。

ここが宮迫さんに対する懸念。

「声の大きい愚かな友人」に、己の脳みそを預ける悪癖がある。

“人情を優先する”という言い分は、”わざわざ意識しないと”他者の人情を認識出来ない人間が使う言葉だ。

堅苦しい法律やマニュアルは、そも人情を優先して交通事故を起こした方々の無数の屍で成り立っている。

そこへの敬意は、決して怠ってはいけない。

■オンラインサロンが、何故「宗教」と呼ばれやすいか?

実はやっている事は、ただの「非公開グループでの集まり」でしかない。

Twitterの鍵垢とか、不良の集まりとか、草野球とかママ友グループみたいな。

なんなら普通に飲み会のLINEグループを組めば、それだけで一夜限りのオンラインサロンだ。

幹事がサロンオーナーで、飲み会の参加者がサロン会員。

サロン会員は別に自宅で1人寂しく晩酌をしても良いけれど、時には趣味の繋がりで人と飲みたい時もある。

そういう時にわざわざ旗を振って同士を集めてくれる幹事は、正直めちゃくちゃありがたい訳で…

多少幹事に色をつけて会費を払っても良いし、なんなら自分たちもガンガン飲み会を盛り上げる。

お金を払って働くも何も、お金を払ってでも語りたい”友人と集まった”ら、BBQの手間暇でさえ全てがただただ楽しいって言う話である。

そこらの一般宅飲み参加者でさえ、つまみの持ち込みやゴミ捨てくらいは自発的にするさ。人によっちゃあ釣れたての魚を飲み会に寄付して、なんなら自分で捌いて造って楽しむ事もある。お金を払って働くだなんて、飲み会では日常茶飯事である。

実は飲み会のサブスクこそがオンラインサロンの奔りなので、そりゃオフ会がめちゃくちゃ捗るのは実に理に叶っている。

ただ。

あれほど楽しかった飲み会が、あっけなく腐り果てる事はしばしば起こりうる。

答えはシンプル。

「幹事が、余りにも調子に乗ってしまった場合」、だ。

■教祖が人を狂わすのではなく、実は狂信者こそがアイドルを教祖へと塗り替える。

いわゆる、「オタサーの姫」現象である。

※或いは、サークルクラッシャー、とも。

何せ組織をぶっ壊そうと思ったら、まずはハニートラップが定石だ。

どんなに崇高な理想を掲げても、どんなに清い理念から始まった組織でも、リーダーが腐ればそれで詰む。

段々会員数が増えてきて、影響力が増し、権力が増してくる程に…

※いやこの時点で確かに歪みやすいが。


時たま、熱狂的な「狂信者」が紛れこむ。

いわゆる、「ドヤる古参」だ。


厄介なのは、彼らは「心からリーダーを応援している」点。


想像してみて欲しいのだが…

例えば、もしも自分が売れていないアイドルだったとして。

この時いつもいつも最前列で熱く熱く応援してくれるファンを、貴方は時に切り捨てる事は出来るだろうか?

多分、無理だ。

断った場合に受け取る罪悪感と恐怖と退会のリスクに、多くの人は逆らえない。

その提案が組織にとっても有益ならば問題ないが、厄介な事にこう言う「ドヤる古参」程、何故か我が物顔で組織の後方に対して仕切り出す。

そうなったらもう、そのアイドルはもはやその狂信者には逆らえない。

そのコミュニティから生み出されるパフォーマンスはもう「狂信者」を無視出来ないし、「狂信者」に逆らうパフォーマンスをすれば、抱えているファンがゴッソリ持っていかれるリスクがある。

「常連ヅラした愚か者」がお店の空気を潰した飲食店なんて、それこそ星の数。

全てを狂わせるのは、シンプルに「声の大きい愚かな狂信者」である。

■まとめ。

宮迫さんがオンラインサロンを成立させられるか否かは、この「狂信者をちゃんと排斥出来るか否か」にかかっている。

えてしてこの「狂信者」は頭が悪く、人情を声高に叫び、コミュニティへどんどん同調圧力を掛けて組織を勝手に洗脳しにかかる。

人は決して神にはなれないが、偶像であるアイドル神の如き崇拝のシンボルをでっち上げて意のままに操れるとなれば話は別だ。

影で大組織を牛耳れるこの魔力に、普通の一般大衆が抗える訳がない。

全く手を汚さずに”大スター宮迫博之の培った全てを容易く乗っ取れる権利”は、酷く蠱惑怖く

果たして宮迫さんが「己が演者としての最後の矜持」に従えるか、はたまた再び「狂信者」の声に己の主導権を委ねてしまうのか。

この展開、実は非常に非常に危うい綱渡りに見えてしまうのだ。

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