「コレがリーダーの説明力です。」(38日目)
■概要。
「仲間が大失態をした時に、即座にチーム全員に納得と安心を届けたお話。」
※当時の「西野亮廣エンタメ研究所」の記事を、感想(しるし)を追記して再掲載します。
■本日の応援者。
この記事は、「才能似顔絵『無名時点』作家の中崎雄心さんを応援したい!byぜいりさ」さんの提供でお送り致します。
ぜいりささん、応援ありがとうございます!!
■以下、本文。(2020/02/05)
2月5日(水) ※2月7日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
毎日、あれやこれやと考えているのですが、よくよく考えたら、よく「10円ハゲ」ができないなぁと思っているキングコング西野こと『頭皮が健康』です。
さて。
昨日、一昨日と、チョット難しい話(ビジネストーク)が続いたので、今日は、僕の「想い」の部分にスポットを当てて、お話ししたいと思います。
こういう時は大体大事なお話。思わず背筋が伸びる。
現在、僕は、3万6000人のチームをまとめあげ、皆を前に進めなきゃいけない立場にあります。
出過ぎた真似をしてすみません。
チームをまとめる時に心掛けていることは、「意見は参考にするけど、反映するかどうかは別」ということですね。
税金で生きている政治家ではありませんので、3万6000人が「東だ!」と言っても、全員を幸せにする為に西に進んだ方がいいと思ったら、全員の声を大幅に無視して西に進む場合があります。
多数決で進むべき道を決めるのなら、僕は要らないので。
TOPが「だってみんなが言ったんだもん!」なんて吐いたら終わりである。
そして、もう一つ心掛けていることがあります。
それは、「想いをミリ単位で語る」ということです。
長年苦楽を共にしている友達やスタッフが相手の時は、「汲み取ってね」という部分もあったりするのですが、3万6000人の中には、昨日、サロンに入られた方もいらっしゃいます。
劇場は、「最後列に届く声」を持っている芸人しかステージに立てないのですが、リーダーも同じですね。
コレはついつい忘れがちになる。「新参」に優しく、「古参」に敬意を。
「西野の考えてることが分からない!」となってしまうと、そこからヒビ割れが始まるので、僕は、まだ会ったことがない3万6000人目の人に声を届けなければなりません。
場合によっては、「その話は、半年前に聞いたよ」と突っ込まれるような話を、堂々としなくちゃいけないこともあります。
とにもかくにも、「想いをミリ単位で語る」ということを意識しています。
黙るのなら、なぜ黙るのかも説明します。
その上で、今日の本題です。
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▼ 小出恵介さんの復帰報道
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今朝、俳優の小出恵介さんが、ブロードウェイで公演される舞台『Poupelle of Chimney Town』の出演が決定したことが報道されました。
小出恵介さんをブロードウェイの舞台に起用させていただくことは決まっていたのですが、このタイミングで報道が出ることは、僕をはじめ、関係者一同寝耳に水で、今朝の『えんとつ町のプペル』チームは、そこそこ揺れていました。
映画『えんとつ町のプペル』や、ネルケプランニングさんの『えんとつ町のプペル THE STAGE』、そして、ブロードウェイで公演するミュージカル『Poupelle of Chimney Town』の活動が、それぞれプラスになるように、「情報出し」などの足並みを揃えてた矢先、今回の報道が流れました。
記事を見て貰えば分かる通り、なんの連鎖も見込めない。低クオリティにも程があるガッカリニュースだった。
ましてや「プペルの広告戦略は西野亮廣が全てワガママを通す」という約束が電通や吉本等と成立済み。この状態でこんな低クオリティニュースが変なタイミングで流れるとしたら、じゃあその情報源は…という感じで、みんな即座に察してしまったのである。
個人的な話をすると、3ヶ月間全力で駆け抜けた『えんとつ町のプペル THE STAGE』の千秋楽の日に「次の予定」の報道が出るのは勘弁して欲しかった…という気持ちはあります。
皆で「頑張ったね」と言い合っている時に、「僕は次がありますんで」となってしまうのは、なかなか厳しかったりします。
ただ、このことを受けて、僕が「いやいや、まだ正式に決まってない!こういうのは困る!」と表でコメントしてしまうと、それがニュースになって、小出恵介さんの再出発が応援されないムードになってしまいます。
※リーダーの保身には走らない。あくまでチームの成功の為に尽力する。
僕はやっぱり、「もう一度やり直したい」と立ち上がった人を応援したいので、今回の報道に関しては表ではノーコメントを貫こうと思います。
ただ、ブロードウェイ公演のことや、小出さんのことは、前々から、このサロンでお話しさせていただいていたので、「え? このタイミングで出しちゃうの?」と疑問を持たれた方もいると思うので、今回、こういった形で、サロン限定で、御説明させていただきました。
※まじで疑問が殺到してました。それだけサロンの文化が馴染んでいた、て事かな。
舞台の千秋楽の日の報道で、若干、「あちゃー」という気持ちはありますが、1ミリも怒っていませんし(マジで!)、小出恵介さんをはじめ、ブロードウェイチームの応援は引き続きバリバリやっていきますので、ご安心ください(*^^*)
吉本興業が若干怒っているかもしれないので、これから、吉本社員の口に甘いモノを詰めてきます。
現場からは以上でーす。
【追伸】
『夢幻鉄道』の楽曲制作の件で、タイムラインを散らかしてごめんねー。
でも、おかげで、いい曲ができそう!
あざーす!!
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■私のしるし。(当時のコメント)
■今振り返ってみて。
この説明力よ。
ミスは仕方ないしトラブルも起きるが、まずこうして納得いく説明を投げてくれるので安心感が半端ない。
真っ当な大組織であればここで小出さんを切り捨てる事は普通にあり得たし、(というかちゃんと切らないと、これまで真面目に頑張ってくれた仲間が即離反するので。)
ダメな小組織であれば「人情」だの「なぁなぁ」で済ませていたかも。(まぁ、だから腐るんだけれど。)
説明力。
やっぱりここが、私が1番西野さんに敬意を抱く部分なのだ。
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