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『無名時点』第79話。「川路 智弘(かわじまる)」様への旅の扉

■5つの才能。

#共感性 #適応性 #親密性 #包含 #責任感

■イメージ。

「世話焼き」「癒やし」「常時ウェルカム」「漏れ出るギバー」

只在るだけで誰もが集う。「いつでも親身な悟りの仏僧」といった印象です。

■解説。

共感性:「わかるってばよ。」
適応性:「そうきたか。」
親密性:「しんせつ。」
包含:「ようこそ。」
責任感:「ならば、やらねばならぬ。」

といった側面に着目すると…

「何にもしてないのに、また懐かれた。」…割と、よくある事ですね?

■①「助けを求める、声がした。」

「共感性×適応性×親密性×包含」

果たしてそれは、幻聴か。

初めてのお店で、戸惑う人。旅路に迷って、道に悩む人。遠い異国の地で、漠然と孤独を抱える人。

世界には未だ多くの不安や恐れが渦巻いており、しかしそれらの声は、余りにも儚く、何より小さい。

声を上げても拾われるかは分からず、むしろより孤独を感じる位なら、いっそ黙って内に抱えてしまう…世界には、そんなかよわき人々が実に多い。

「黙っていては、何も変わらない。」

しかしそれでも、もしも…

もしも弱き彼らの願いが、叶うのだとしたら。

それはきっと、

貴方が声なき声を拾ってくれた、ただそのひとときこそなのでしょう。

世界は時たま優しく無いけれど、対して貴方はいつだって優しい。

たとえ、全くの無自覚であっても。

勿論、拾えたからといって、すぐさまに解決する訳ではありません。

結局貴方もまた人間である以上…どうしても1日は24時間で、守るべき家族があり、成さねばならぬお役目があります。(責任感)

それは仕方がない。

ただ、それでも…

「見知らぬ誰かが、こうして確かに手を差し伸べてくれた。」

その思い出だけでも、彼らの胸に暖かな灯りが宿ったことには…その善行には、何一つ変わりが無いのです。

■②「親しく。成る程、一蓮托生。」

「共感性×適応性×親密性×責任感」

…と、理屈ではそう、ちゃんとわかってはいるのでしょうけれど…

それでもどうやら、貴方は力を貸してしまう。

いや、むしろ、当事者よりも当事者をしてしまうその人類愛。(責任感)

見ず知らずの幽霊に勝手に取り憑かれるどころか、いやむしろその幽霊側にこそ取り憑き返さん程に、本腰を入れて頑張りに頑張ってしまうという異様な狂気。

ですね。

もはや愛しかありません。

周囲は若干ドン引いてしまうでしょうが、しかしそれが出来てしまうのだから仕方がない。

『圧倒的な憑依能力』が、貴方の持ち味です。

受信としての霊媒体質と、返答としての逆憑依能力。

かなりピーキーな才能ですが、故にこそ…

意識的に使いこなせれば、必然と唯一無二の才能なのです。

■③「そして最後に、全てを得る。」

「共感性×適応性×親密性×包含×責任感」

とはいえ。

流石に身を削って成せる奉仕には、必ず限度があります。

某菓子パン頭のヒーローでも無い限り。

安易に身銭を分けるだけでは、ただの両替でしかなく…

いやむしろ、手数料の分だけ世界から豊かさが減る一方です。

受け取りましょう

何も受け取るべきは「寂しさ」「悲鳴」だけではありません。

「感謝」「お礼」をも拾うのもまた、一度関わった者としての責務。

貴方が施しの悦びを独占し続ける限り、多くの人は「誰かのヒーローになれなかった自分」に絶望して命を断ちます。

古くは童謡「傘地蔵」や「鶴の恩返し」。
中世であれば「巌窟王」や「シンデレラ」。
現代では「クラウドファンディング」や「返報性の原理」。

勧善懲悪や因果応報は、人の願いです。

時代を問わず、土地を問わず、人が人である限り、人類は皆「何かを与えたからには、正しく報われる世界であるべきだ。」と神に願っています。

そうして無自覚に親切に振る舞う事は、確かに貴方にとってはもう呼吸よりも簡単な事ではあります。

が、なればこそ…。

「最後にはちゃんと、誰もが正しく報われる。」

この証明、安易に投げ出さない事を貴方に願います。

■今回のご質問。

人間関係に特化したような感じになっています。
①今まで、あまり人と広く接することをしていませんでしたが、人脈を広げるにはどのようにしたらよいのでしょうか?※ちなみに、社交性は最下位です。
②また、仕事はどんな感じの仕事が合うのでしょうか?

との事です。

ありがとうございます。承りました。

■解答①「人脈を増やすには?」

行きつけのお店で、待ち構えましょう。(適応性×包含)

理想は「お店の評判自体は良いけれど、初心者だと微妙に仕組みがわかり辛い所」ですね。

川路さんはおそらく、もはや店員さんより話しかけやすい雰囲気がだた漏れています。よって入り口近くで暇そうにしていれば、勝手に向こうから話しかけてくれるので非常に楽です。(共感性×適応性×親密性×包含)

コレなら持ち前の親切心が自動発揮される上に、そのまま親交を深めるのも得意なので…

後は自覚0で、川路さんのファンが増えます。

(会ったら最後、とも。)

もし出番が無くとも、大体どのお店も「お金と集客」でつまづくので…逆に「お金と集客」を解決してくれる”招き猫=川路さん”こそが神様です。

一度常連になっちゃえば、やっぱり店主さんの方から話しかけてくれるので…結局はいつも通りで大丈夫ですね。

※コロナ禍は特に「常連客化」で得られる影響力が大きいのでオススメです。

■②「おススメのお仕事は?」

難しいですね。

何せ無人島や大災害の直後でもない限り、人間社会には必ず人間がいるので。

持ち前の適応力も相まって、「困っている人」がいる限りほぼ確実に食いっぱぐれないです。

一応職種としては「接客業」「寮の管理人」「コミュニティマネージャー」「スナックのママ」などなど多岐にわたり………

要は「初めましての人を、所属しているコミュニティに馴染ませる役割」であれば、正直どこでも良いのです。

後は今後伸びる業界に身を置けばそれで勝ちなので。

っとそうそう。

もし「一旦は人をたくさん集められるけれど、結局すぐオサラバされてしまう」という事態に悩む友人がいれば、是非力を貸してあげてください。

川路さんが激怒すれば、「店主の品性」に問題があり、
川路さんでも原因が分からなければ、「そもそもサービスの設計が時代にあっていない」可能性大です。

苦言を呈するのは非常に辛いのですが、

そもそもそこに気が付けるのも言えるのも聞いてもらえるのも、結局は友人である川路さんしか存在していません。(共感性×親密性×包含×責任感)

応援しています。頑張って下さい!

■喜ぶ事。

「優しい世界」(共感性×適応性×親密性×包含)

「安心安全への配慮」(共感性×包含×責任感)

「ミッションコンプリート」(親密性×責任感)

「貢献」(共感性×親密性×包含×責任感)

「共通点発覚」(共感性×親密性×包含)

「キミになら、全てを委ねる。」(共感性×適応性×親密性×包含×責任感)

■避けたい事。

「営業ノルマ」(共感性×適応性×親密性×責任感)

「や、自分関係ないんで。」(共感性×親密性×包含×責任感)

「逐一監視」(共感性×適応性×親密性×包含×責任感)

「ブラック職場」(共感性×適応性×親密性×責任感)

「腐った慣習」(適応性×包含×責任感)

「村八分への誘い」(共感性×適応性×親密性×包含)

「裏切りの発覚」(共感性×親密性×包含×責任感)

■アドバイス。

平時であれば可能な限り、「余白」で全てを確保しておいて下さい。

恐らくコミュニティが川路さんに求めているのは、「いざと言う時の安心感」です。何かが水面下で起きていても、川路さんならきっと秘密裏に解消してくれるので。

放っておくと全てを背負いたくなるのでしょうが、それは同時に仲間の役割/居場所を奪う結果になりかねません。人はブラック企業にさえ適応してしまいますが、しかしジョブ(役割)を失うと人は死を選ぶのです。

また、「緊急ではないが重要な仕事」があれば適任です。それはもしかしたら、川路さんには余りにも手応えのない仕事かもしれませんが…

実は案外、この役目をきっちりとやり切る人は実に希少。

賢く信頼出来る友人がいれば、そんな仕事がないかを是非相談してみましょう!

■Gate.79「川路 智弘(かわじまる)」様への旅の扉。

アイリッシュパブとか、案外オススメですよ?

(今回のSNSへのリンクは未開放となります。)

■オススメの本棚。

「傾聴のコツ」という本が合うかもしれません。

元々「聴く力」がかなり高いのですが、だからこそ川路さんと同レベルの「優しさ」を持つ人とは中々お会いできていない可能性を感じました。

こちらの本の著者さんは、2011年の東日本大震災の折にひたすら人々の悩みに寄り添われたお坊さんだそうです。

或いは、少しだけ共感出来るエピソードが載っているかもしれません。ご興味がありましたら、是非本屋などで。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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