見出し画像

Gate.68「磯本 泰子」様への旅の扉

※この扉は、「村上 郁江」様から「常設展示」へ寄贈されました。

5つの才能。

共感性成長促進戦略性着想学習欲

イメージ。

「虫の知らせ」「とんちバトル」「あの手この手の刻みピーマン」「Cry Max」

良かれと思って超本気。「ファンタジー業界の江戸川コナン」といった印象です。

解説。

共感性:「本心把握」
成長促進:「武装解除」
戦略性:「脚本家」
着想:「繋ぐ者」
学習欲:「更新家」

の側面に注目すると…

“異なる何かを、新たに融解させる”のが得意なようです。

その他、代表的な強みは…

①子どもはトモダチ!

「共感性×成長促進×着想×学習欲」

シンプルに、子供が大好きすぎです(共感性×成長促進)。

この感情は人類のほぼ全てが持ち合わせていますが、いかんせん貴女のそれは特に並外れています。しかも一方的に愛するだけではありません。いやむしろ、彼らの方がもっと貴女を好きかもしれない。何せ貴女自身もまた、好奇心と閃きの大天才。何事にも興味を持ち、遊ぶように学び、しかし割とすぐ飽きる(着想×学習欲)。

まるで子供のようなその無邪気さは、まさに天真爛漫といったところ。新しい事、珍しい事に触れる度に大はしゃぎです。決して空気が読めないのではなく、むしろ空気が読め過ぎてしまう程の、「超高度な純粋さ」が持ち味です。何の打算もなく子供と波長を合わせられる、良い意味で”子供のまま大人になる事に成功した“という希少性がウリと言えるでしょう。

②虫の知らせの高速通知。

「共感性×戦略性×着想」

さて、そんなピュアな気質が持ち味の貴女ですが…実は相当に、恐ろしく賢い(戦略性×着想)。思考速度が異様に早く、瞬間的に「並行世界の結末」が見えてしまいます。

勿論、その先が”善いもの”であれば何も問題は無いのですが…残念ながら、多くの人は”このまま進むと崖から落ちる”という危険性に気付いてすらいません。何より最悪なのは、「貴女が見なかったことにすれば、間接的に手を汚してしまった気分になってしまう」という事(共感性×戦略性×着想)。

全くの善意で忠告しても信じてもらえず、仮に信じてもらっても因果は証明出来ず、しかし最悪、無視されれば悲劇が起きる。下手すると、逆恨みさえ買ってしまうという詰みっぷり。

或いは一からしっかりと説明出来れば良いのかもしれませんが…いかんせん思考も直感も早すぎて、その膨大な過程が説明しきれません。となると、真っ向から事故を防ぐのは厳しい。良くも悪くも、こうして光回線並みの速度で虫の知らせを受け取ってしまう、というのが大きな強みでありお悩みですね。

保身的には、多分見なかった事にすれば良いのでしょうが…困った事に貴女は、とても優しい。特に、「人を見捨てる」という行為に強烈な忌避感を抱いてしまいます。(共感性×成長促進)。そこで事前の策として…

気付かれないように、気づきを促す。

この方向を取られる事が多いと思います。具体的には…

③「それじゃあ、ヒントをあげよう!」

「共感性×成長促進×戦略性×着想×学習欲」

喩え話。というやつです。

今はまだ納得出来ていない相手に、気づきと理解を促す思いやり
これを行う能力が、ズバ抜けて高いです。

実際に資質ごとに分解すれば、

1、「成長促進」で相手の心を開く空気を作り、
2、「戦略性」で見えてしまった結末を、
3、「着想」で別のストーリーに転用し、
4、「共感性」で反応を見ながら、
5、「学習欲」で自らと同じ様に”納得”を促す。

といった具合。

この通り、一旦ファンタジーやエピソードを経由させる事で、相手に新たな気づきを促す事が可能な組み合わせなのです。直接相手に正論をぶつけると反発を喰らいますが、しかし相手が自らの力で閃いた場合は話が別です。貴女が「着想」の”閃きの快感”に抗えない様に、相手もまた己の閃きに抗えない。この一手間をかけることで、事は自然とスムーズに運ぶことでしょう。

まとめ。

詰まる所、今まで一方的な受信であった”虫の知らせ”ですが…実は逆に。

貴女こそが、周囲に”虫の知らせ“を与える力を持っているのです(共感性×成長促進×戦略性×着想×学習欲)。

今回のご質問。

さて、それでは以上を踏まえた上での、今回のご相談をば。

「人と話している時、その話の方向性や終着点を考えてしまい会話の内容を100%理解できなかったり素直な反応をできずに終わってしまうことがあります。
そんな時、自分としては誠心誠意、相手と接しているつもりでも、相手に不快な思いをさせているのではないかと感じたり、ごく稀に「腹黒さ」として受け取られることがあり、残念に思います。
何かアドバイスがあれば教えてください。」

との事です。

成程、かしこまりました!

大前提。

さて、まずはなによりも。

こうしてそのお悩みを抱ける事自体が、貴女の優しさの裏返しですね。

「共感性」という“聴く力”があるが故に、かなり高いレベルで減点法が発動している。そしてその自己分析も的確で、”方向性や終着を考えてしまう”部分は「戦略性」「着想」に寄るもの。実に素晴らしいです。

恐らくは無意識に…「どういう相槌を打ったら、この人は気持ちよく最後まで話せるだろうか?」という演算が発動し続けている。持ち前のクリエイティブな気質が、会話という”即興の漫才”を良いものにしようとしているのでは、と解釈しました。

しかし推測ですが、ビジネス会話ではさほど苦労していないはず。というのも…仕事の話は原則、「まず、結論から話す」というのが初歩的なマナーだからです。

実は「戦略性」の人は特に、”到るべき結末”がないと非常にストレスを感じてしまうのですね。

”オチのない井戸端会議”という奴がどうにもしんどい。

無数の可能性を探る「戦略性」が落ち着かない上に、「着想」で道中の連想が止まらない。結果思考が暴走し続けますし、しかし「共感性」と「成長促進」が「ごめん、ちょっとしんどい。」の一言を妨げる。

仮に言い出そうものなら場の空気が最悪ですし、どうにか話の筋を誘導しようにも…なるほど、そこを的確に見抜いた相手からは「腹黒い」と解釈されてしまうのかもしれません。

そうなるとややこしい事に、一見お互いに会話を試みている様で、実際に行われているのは囲碁と五目並べの異種格闘技戦というカオスです。場合によってはオセロの盤上やバックギャモンが参戦するという暴挙。

まず互いの快適さの、ルールの共有が終わっていない、というのがとても辛いところです。

なので…

解決策。

直接的なアイデアとしては、

①まず相手が、”相談したいのか駄弁りたいのか”をはっきりさせる。
②駄弁りたい相手には、「傾聴の練習の機会」として「学習欲」を刺激する

の2点が思い付きます。今ある97点の才能を、カスタマイズして98点に近づけるアプローチですね。前もってルールを明らかにしたり、努力や工夫次第である程度の改善は見込めます。

いえ、確かに。

確かに改善は見込めるのですが…

実は、正直な所。

色々気にしていたけれど、「そもそも相手はそんなに気にしていなかった。」

なんて可能性が、案外否定出来ないのです。実際、周囲は貴方程の「共感性」を持ち合わせてはいませんが、しかし当の貴女が、彼らと親交を深められているように。

未だ理想の究極で無い事は、果たして罪と言えるのだろうか?と考えてしまいました。

何しろ単純計算で、

「共感性」を1位に持つ方は、34人に1人。

なのです。

どうにも自覚が薄いようですが、コレは”100人の内3人居るかどうか”という域の希少性。実は貴女は、全世界の総人口、その上位3%の”スーパーエリートの聴き手”なのです。

なので、周囲の下位97%の前で「自分、聴くのが結構下手で…」と口にしても、多分そんなに共感されないかと思います。

「完璧に100点を取るイメージは確かに描けるのに、現状は97点しか出せないなんて…こんな低レベルだなんて、周りに嫌われるかも…」という不安は、実はそんなに当たらないものなのです。

(おそらく腹黒いと感じられた方も、尋常でなく鋭い感性をお持ちなのだと思われます。97点VS98点で争う域の、超ハイレベルだった可能性アリです。)

つい何でも「自分さえもっと頑張れば、なんとか出来るかもしれない…!」と抱え込みがち(共感性×成長促進×戦略性×着想×学習欲)なのですが、時には降参、撤退も有効です。

むしろ一人で頑張り過ぎた結果、気付かぬ内に相手をテイカーにさせてしまう事もあり得ます。余り抱え込みすぎない様に、どうかご自愛ください。

喜ぶ事。

「良いニュース」(共感性×成長促進)

「正直な理念」(共感性×戦略性×着想)

「好奇心への刺激」(着想×学習欲)

「進む意志」(成長促進×戦略性×着想)

「互いの成長」(成長促進×学習欲)

「柔軟な発想」(成長促進×戦略性×着想×学習欲)

避けたい事。

「手段の目的化」(戦略性×着想×学習欲)

「減点法」(共感性×成長促進×着想)

「凝り固まり」(共感性×成長促進×戦略性×着想×学習欲)

「保身に走る保護者」(共感性×成長促進×戦略性)

「嘘」(共感性×戦略性×着想×学習欲)

アドバイス。

非常にクリエイティブな気質ばかりです。

何かを生み出したり、相手に気づきを与えたり。何せ相手の本心をある程度察してしまうので…その誤った思考過程を、新たにポジティブに組み直すのが非常に鮮やか。

全ての物語に通ずる事ですが、盛り上がりの王道は”いかにしてキャラ同士が和解に至るのか“ですね。

用いる手段がアートか文章か、はたまた写真や動画…例えどれを用いても、まず間違いなく確実に観客の心に訴えかける作品が出来る筈。人一倍繊細なその感性、是非周りにも”追体験のアート”としてシェアされてはいかがでしょうか?

Gate.68「磯本 泰子」様への旅の扉。

大人げない程に純粋で、大人げない程にクリエイティブ。

※鍵となる「SNSへのリンク」は現在未解放です。


ストレングスファインダーの個人鑑定/珈琲の差し入れ。
「無名時点」へのご依頼はこちらからお願い致します。


▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!