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■数秘術鑑定case.21〜「UT」様の旅路〜

◯はじめに。

こちらの数秘術鑑定では、ご依頼者様の「生年月日」「姓名」を基に「人生の旅の企画」を読み解きます。

もしも迷子になってしまった時には、あくまでも”手描きの略地図”として参考にして頂ければ幸いです。

◯鑑定の前書き。

現代数秘術においては、姓名をヘボン式ローマ字で記載した上で上記の変換表に則り「姓名が示す数」を算出します。 (例:NAKASAKI YUSHIN →51211129 731895)

・生年月日に関しては、西暦を用いた8桁の数字を用います。(例:1988/12/26)
・通常は各項目を1桁になるまで合算しますが、11/22/33といったゾロ目の数字が現れた場合はこちらを採用します。(マスターナンバー)
・また、計算過程で13/14/16/19の特別な数字が現れた際は新たな意味が付与されます。(カルマナンバー)
・もしも各数字による「ズレ」(葛藤)を感じたのなら、「葛藤を起こしやすい組み合わせを繋ぐ数字」(ブリッジナンバー)を意識してみて下さい。その数字が象徴するキーワードのうち、直感的に目に入ったものが貴方の助けになるでしょう。

〜以下、本編〜

■数秘術鑑定case.21 〜「UT」様の旅路〜

最上段の数字が、「UT」様の姓名の数字となります。

「数秘術電卓」様より。

◯各項目(コアナンバー)解説。

生年月日からは主に「天から生まれる前に、魂が望んだ方向性」(宿命)を。
姓名からは「地上に生まれた後に、肉体に宿る方向性」(運命)を算出しています。

■魂の望む方向性:『ロマンス』

理想の姿。あるべき未来。明確なビジョン。

ライフパスナンバー「L3」。
(宿命)
(年+月+日)

・引き継がれた才能:『頭角』
目指す場所。旗振り役。ロマニスト。

バースデーナンバー「B1」(1)。
(生まれ日の総和)

■肉体が辿るルート:『魔法の杖』

変容。変身。素敵なドレスの仕立て屋さん。

デスティニーナンバー「D11」。
(運命)
(姓名の総和)

・心が満たされる行い:『職人の矜持』
プロの自負。専門的な忠告。正義。
ソウルナンバー「S8」。
(姓名の母音の総和)

・周囲に抱かれる印象:『ハレの日』
いつでもハッピー。浮き足日和。
パーソナリティナンバー「P3」。
(姓名の子音の総和)

・暴走しやすい性質:『顔色』
しばしば伺いがち/スルーしたくなる。
ハビッツナンバー「H2」。
(姓名の文字数の総和)

■メインシナリオ:『Hey彼女!ちょっとウチの馬車に乗ってかない!?』

(使命)

さては貴女、実はかなりのメルヘンですね?

貴女の魂は訴える。
「アッチに行こう!」「理想はこっちだ!」「そっちの方がイケてるし!」

若干やかましくもあるその妖精は、実は貴女の大切な道しるべ。

魂の数字「L3」を抱える以上、貴女には人々の「理想のビジョン」がいつでも気軽に見えている。
そしてその光景を訴えかける衝動こそが、貴女が今世に引き継いだ「B1」の”旗振り”という才能です。

どうやら貴女の魂はとことん「あっちに行こう!!!」と強く強くみんなに伝えたくてこの世にやってきた模様。

なれば必然、魂の乗り物としての身体は「D11」の「メッセンジャー」に特化したその肉体こそがふさわしい。

今世の貴女の使命は、きっと『理想の姿を、強く強く世界へと訴えかける事』となるでしょう。

その生き様、さながらカボチャの馬車で少女の横に乗り付けるかの「御伽噺の魔女」の姿を体現するかのように実に強引。

どうやら「やりたいこと」自体はとても軽やかな業界なくせに、「どうやるか」に関しては鍛冶屋のドワーフも裸足で逃げ出す程に超厳しいのが貴女の信念。

まぁそもそも「夢を編む」という行為がそもそも「空中に絵を描き上げる」位に元々無理難題な超絶技巧。生半可な仕事で折角の夢を覚ます方が返って失礼だ、というのはまさしく正論です。

理想は高く、ならばその道のりはより険しく。

それではカボチャの魔女認定試験、コレよりいざ開幕と相成ります。

◯抱えやすい葛藤:

各ナンバーの干渉による矛盾。
人間らしさ。

「メルヘン愛が止まらない。」
(L3)(B1)(P3)
「今、真面目な話をしているんですけれど!」
(L3)(B1)(P3)×(D11)(S8)(H2)
「子供騙しでは誰も騙せません。」
(L3)(B1)(P3)×(S8)(D11)
「イカン、現実逃避!」
(L3)(P3)(H2)
「これ、最後の忠告よ?いや、ホントに笑い事じゃなくて。」
(D11)(S8)
「“ゆるキャラ“は“ゆるい手抜きキャラ“では全くないのよ。」
(L3)(D11)(B1)(S8)

■統合された貴方:『ブックメイカー』

筋書き案内人。空想への語り部。脚本作り。

マチュリティナンバー「M5」。
(天命)
(ライフパス+デスティニーの総和)

◯各章のテーマ。

第一章:

「委員長はいつだって忙しい。」
「0才〜33才」「頂点数8」「試練数6」

まさかの初手灰被り。

なるほど。「魔女たるもの、まずは真っ先にヒロインの気持ちを推してしかるべし。」という厳しい教訓を真っ先に学びに来ましたか。道理に沿う以上はこれでよし。

この時期の貴女は「正義」「権力」「ひたすらお世話」という側面から、かなり強めの”戦うヒロイン”の気持ちを学びます。

とにかく根性、ひたすら労働。

時には大好きなメルヘンで癒されながら、「あれ?そもそも何でこんなに頑張ってたんだっけ?」とうっかり気がつくまでは試練は続行です。

今にして思うと、何だか夢も希望もないゴリゴリの労働体制をとにかく強いられた「ひたすら現実を突き付けられる時期」でしたね…

とはいえ学ぶべき事は学んだので、コレにてお客さん目線は一旦終了。
やー、ほんとにガッツリ頑張りました。

第二章:

「世界は広いな大きいな。」
「34才〜42才」「頂点数5」「試練数3」

役者の時期です。

この時期はあんまり定職とは縁がなく、あっちへふらふらこっちへふらふらしながら貴女は多くの世界を学びます。

何をすれば良いかは分からないけれど、「とりあえずこっちかな?」という直感に従い貴女は様々な体験を重ねます。正直お金はどんどん使っちゃいますが、代わりにそれ以上の楽しい経験を得ることができるでしょう。

後々の事を思えば、実はここで”沢山楽しいことを蓄える”ことがトータルで見た時に1番向いている、まさにベストな良き機会。

第一章でヒロインの気持ちを学び、第二章では各役者の気持ちを学びとり。

とくれば、お次はいよいよアレですアレ。それでは大困難、いってらっしゃい。

第三章:

「良い祠がないですか?」
「43才〜51才」「頂点数13」「試練数3」

はい。産みの苦しみがやってきました。

脚本家たるモノ、まさかいきなりベストセラーを叩き出せる訳がありません。

「頂点数13」とは即ち「障害」と「変容」を貴女に叩き込む嵐の数字。

上手く乗り切れば見事に羽化し変容し、ダメならここで命が果てる。

これはそういうシンプルな困難です。

基本的には「13」≒「4」の性質を貴女にもたらす為に、恐らくは一旦「土地」や「建物」「結婚」と言った堅実な分野で貴女は此度の嵐に立ち向かうことになるでしょう。

尚、引きこもっているとはいえその創作熱までもが止まるわけでは有りません。
(むしろ加速しています。)

見方を変えれば「売上度外視でその牙をとことん研げる時」でもあるので、下手に焦らずじっと力を蓄えるのがおすすめです。

第四章:

「フィーバータイム。」
「52才〜」「頂点数11」「試練数3」

暗天は過ぎ去り、物語はいよいよクライマックスへ。

第4章での「頂点数11」は、まさに今こそが「キャリアの集大成」であることを貴女に強く示します。

ただ一方、そもそもコレまでの章において”ずっと続けてきたキャリア”だなんてあったっけ?と貴女は少し不安になるかも知れません。

が、こうして数秘で紐解くとその結論は明らかで…

実は第一章を除いて、貴女はずっと「試練数3」の課題を受けてきた。
コレは即ち「常に創造的であれ。」という運命からのお達しです。

手段は問いません。その手法も、どんどん変えて良い。

ただ、「貴女が今までずっとやってきた“好きな事“に関わり続ける」というのであれば、その積み重ねを「運命」は必ず貴女に大きな加護を与えます。

尚、「得意」と「好き」の違いには実は明確な理が存在します。

貫くべきキャリアとは決して「灰被りとして我慢し続ける」という事ではないのでご注意を。それでは改めて、これからの人生を攻略して見ましょうか。

■攻略のヒント。

1.「好きな事で生きていく」は実はちょっと裏がある。

コレは一時、(例えばYouTube等で)話題になったような”夢のような”言葉ではありますが…実を言うと、こちらはかなーり言葉が足りてません。

大原則として…

①「好きなこと」を、
②「得意なやり方」で、
③「欲しい人」に届ける。

このロジックが通って初めてその”好きな事”はちゃんと「食べていけるお仕事」として人々を救いますが…
実はYouTube等で食っていくためには

①「勿論、”貴方の好き”なテーマで結構です。」

②「ただし、YouTube用の動画形式で。」
③「かつ、広告主が喜ぶような大衆的倫理観で。」

というかなり強い縛りが存在しています。
(勿論、その仕組みで救われた人々はとても多いのですが。)

実は厳密に言うと「広告主様が喜ぶ番組を作れる、動画職人さん大募集!」(フリーテーマ)という労働者をGoogle側が欲しかっただけであって、流石に「動画作成スキル」と「無難に健全」を持ち合わせていない人はどうにも噛み合いませんでした。

ちゃんと「好きな事で生きていく」為に必要なのは、

①「好きな事」は「無限にインプット出来る分野」(趣味)
②「得意な事」は「無限にアウトプット出来る行動」(疲れない)
③「欲しい人」は「それを必要としている環境」(時代に合っている)


この3項目をちゃんと言語化する事ですね。

パンが好きだからと言ってパン「作り」が得意とは限りませんし、
パンの「紹介」が得意だからといって、流石に”お客から遠すぎるお店”ではどうしても十分なニーズがありません。(勿論、その記事自体がとても素晴らしいクオリティなのは当然で。)

第4章にて「キャリアが報われる」と言うのは、決して「今までのやり方がそのまま労せず以降の時代にも勝手に合っているか?」までは保証致しません。

むしろ「正しい噛み合い方」を掴む事でようやく「報われる」と言うケースも非常に多いのです。

その努力の積み重ね、今一度根底から見直してみると面白いかもしれません。

2.「作る」というのは何も物理に限らず。

確かに「生み出す」と言うのは「B1」や「L3」としてはとても喜ばしい行動。

ただ一方で、実は貴女の真骨頂は「ビジョンを鮮明に想い描くこと」でもあるわけで…

何も自分自身が筆を取る事に縛られず、かなり有能なクリエイターを外部から招くのもまた立派な「創作」です。

正直なところ、「S8」として「この人、もっとこうすれば超カワイイのになー!!」と内心歯痒くなったりはしませんか?

というかむしろ、「何でこんなにもみんな見る目がないかなー!!」だなんてうんざりしてしていませんか?

…もしかして貴女にしか出来ない「得意」とは…
実は案外、こっちだったり?

『貴女以外の誰もが、”何故か”どうしても出来ていない事』

もし既に心当たりがあるならば、是非ともそちらに注力を。
その「旗振り」(B1)の才能、是より存分に活かしましょう。

3.「シンデレラ」(L11)と「灰被り」(L2)は表裏一体です。

思ったことを告げては、理不尽に嫌われましたか?
或いは、告げるべきことを告げられずに強く後悔しましたか?

困ったことに、多くの人々は決して貴女程には素敵なその「夢」を見ることが出来ません。

正確には、「かつて敗れたはずの夢を、古い鏡を通して魅せられている」かのような苦痛がとても辛くて辛くて仕方がない。

「御伽噺のお姫様に憧れて良いのはきっと子供の頃だけの期間限定で、いざ大人になったら憧れを捨てて自分もまた灰を被らねばならないのだ。」

そう強く信じていたいのが世界を覆う暗い雲の正体です。

しかし、世界の真実は当然真逆。

私たちはきっと、”かつて夢見た以上に、もっともっと素敵な人生を送れたらどんなに良いのだろう?”という小さな”もしも”を誰もが心のどこかで強く願っている。

運命は、貴女を試します。

「それでも貴女は、尚折れずに彼らを正しく導けるか、と。」

「L11」の人生は中々に過酷にして酷く理不尽な嵐の連続。
しかし同時に、貴女なら『出来る』からこその「L11」でありその肉体です。
魂が持ち込んだその願い、是非ともその身で見事に叶えてしまいましょう。

◯今回のご質問:

○私の適職。今は派遣で不動産事務してるのと、細々アクセサリー作って売ってます!
不動産屋は期間限定なので夏に終わります!

◎いつナイスパートナーに出会えるかな?
お願いしまーす。

■解答:

ご質問、ありがとうございます。

前者に関しては、『お客さまを”理想の姿”に変身させるお仕事』がおススメです。

例):アパレル、結婚相談所、キャリアコンサルタント、メイク業…

おそらく現状の不動産業でも、適職は実は「事務」ではなくむしろ華やかな「営業」「応対」の方ではないか、と思われます。
(その為の勉強は中々に大変ですが。)

ただ難点として、不動産では「あくまでも予め用意できたドレスしかオススメできない」と言う事情がある為、「だったら一から用意できるアクセサリー制作の方がきっと自分の性に合う」という考えがどこかであったりはしないでしょうか?(L3)

試しに想像してみて欲しいのですが…
もしも「予算無制限で、各お客様毎に”毎度ピッタリなおうち“を見繕って良いよ。」と許可が出た場合。果たして一体、どれだけ貴女の心が強く動かれるのでしょうか?

或いは逆に、「次のイベント特典で、“どんなお客様にも均一にお配りする“から、あのアクセサリーをもっと“大量生産“してくれない?」と言われると、一体どれだけ心が動かなくなってしまうのでしょうか?

あらゆる経験、様々な事情を巡り歩いた貴女であれば、きっと労せずに最も適切な「凄くお似合い」をお客様にお贈りする事が出来るでしょう。

これは実は婚姻婚約に於いても正しく真理。

最も適切なパートナーとご縁を結ぶ為には、まずは何よりも貴女自身の「理想の自分」を真っ先に見繕わねば何一つ始まりようがありません。

尚、余談ですが…

「頂点数13」も「頂点数11」も、実は貴女に「コレからはいつでも婚期に向く時期であること」を静かに強く暗示しています。

(頂点数13:「貴女が過去生でお世話になった方とのご縁」)
(頂点数11:「但し貴女がパートナーにとって眩し過ぎなければ」)

まずは手始めに、「今の自分」と「理想の自分」をピッタリとマッチングさせる事からお始めくださいませ。貴女を散々振り回した謎の妖精の声は、実は本来貴女が世界に告げるべき“理想の自分としてのメッセージ”に他ならなかったのですから。

〜おしまい〜

◯追加コンテンツ:

天から与えられた「魂」。
地上で命を運ぶ器となる「肉体」。
両者は原則変えられませんが、
人の「意識」だけは今後も大いに進化します。

もしも既に「ストレングスファインダー」テストにて、
「無自覚に積み上げて来た才能のタネ」が
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■おわりに。

結局の所。

あくまでも「生年月日」と「姓名」だけであたりを付けられるのは、その方の人生の旅の「大まかな初期プロット」位なものです。

※前日にある程度決めておいた、「旅のしおり」ともいえますね。

人は皆「地球でしか出来ない事」を楽しみにして地上を訪れましたが、実の所「現地の旅先で、急遽旅の予定を変えてみる」のもまた一興。

当初の有名な観光地へ行く予定を急遽キャンセルしても問題ありませんし、(ごく一部の方を除いて。)フラリと脇道へ逸れる事でむしろ新たな出会いや体験が得られる事だってある筈です。(これこそまさに旅の醍醐味。)

とはいえ。

時には見知らぬ土地で迷子になったり、遂には安心出来る居場所を見失う事もまたあるかもしれず。それはそれできっと楽しいのですが、そういう「いざ道を見失った時に、なんとか王道に復帰出来る為の命綱」としてこの数秘術鑑定がお役に立てれば幸いです。

天から生まれる前に決めた安全策は、上記の通り。

その選択が王道にしろ邪道にしろ、最期の時に「より魅力的な土産話が出来上がった。」と満足して頂けたのならそれが私の無上の喜びです。

それではどうぞ、善い人生を!

◯参考書籍。

ゼロからマスターする数秘術; 誕生日から読み解く、あなたの人生

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