⑩第三者が介入した事でややこしくなる

 これから書くことに関し、いくつかの注意点がある。話しが少し作家支援から飛躍するからだ。
 この時点でAと作家Bは交際をしている。Aは常日頃から作家Bが一番大切であり、それ以外は切り捨てる。作家Bを真っ先に守ると公言していた。

 さて本題である

 ことの発端はとても些細なことだった。私が作家Bから作品を購入したことから始まった。
私は【ヘアクリップ】と記載があるにも関わらず、なぜか【バレッタ】と思い込んでいた。
私の髪質ではクリップだと着けたその日に失くすだろう。今後作品を購入する際に勘違いするのが嫌だったので、WEBの商品説明に記載があれば嬉しい事を、Aと作家Bそして、その他の人も居る際に私はこう伝えた。

 「私はオシャレに疎いから、作品の大きさから勝手にバレッタだと思い込んでしまった。届いたのがクリップだったので、外で着けて失くしてしまいたくない。もし、ブランドイメージなどを傷つけず、各作品の写真の最後にでも『裏側はこうなってます』という写真や言葉があれば嬉しい。」さらに「ブランドイメージもあるので、可能だと嬉しいというレベルの事で、自分の勘違いでこう伝えるのはとても失礼だとわかっている。でも一言確認事項があれば、私みたいに勘違いする人もいなくなるかなと身勝手にも思ったんだ。ごめんね。」と作家Bへ思いを伝えた。

 これに関しては、私の勘違いが悪いのは重々承知している。ただ昨今、男性もminneでアクセサリーを購入し、彼女にプレゼントする人が増えていると聞いていた。ならば、男性目線からも分かりやすいとプラスなのでは?っと思ったのも事実である。今考えれば、そんな老婆心など捨てておけばよかったと思っている。

 すると作家Bは、
「そもそも私自身がバレッタを使わないので、バレッタを販売してません。商品にはちゃんとヘアクリップと書いてるし、サイズも記載している。」さらに「私はどの作品もそういう対応をしているし、今回の作品に関しても私は間違っていない。」
「私の作品を購入して欲しいターゲットは、20代~30代のおしゃれに敏感な女性にしている。セミオーダーのようなものも、日ごろは仕事があり、月一の販売で精いっぱいなので受けていない。一時期受けたが、そういう人に限って連絡が取れなくなる。」と作家Bは矢継ぎ早に続けていった。

 この時、この会話に参加していた一人が『パーツのついた部分の写真があれば嬉しいって言うだけのことで、そこまでは・・・』と言ってくれたが、作家Bはヒートアップして止まらない。そして、Aが「作家Bは専業じゃなく兼業でやってるから、やれる時間は限られている。その中で悩みながら、考えながら販売してるねん。セミオーダーとか出来る出来ないじゃなく、販売スタイルがあるねん。」と会話に入ってきた。

 そして作家Bは「正直、クリップとバレッタの違いも分からない人に私の商品は買って欲しくないんですよ!」この一言に、私は言葉を失い、『パーツの写真があれば嬉しい。』たったこれだけの一言が、このように話しが膨らみ唖然とした。購入者としてこういうものがあれば嬉しいという言葉を発しただけで、それに対し出来る、出来ないではなく、『買って欲しくない』と返答されたのだ。私は完全にパニックに陥っていた。その後もAは何かを言っていた。

 会話を聞いていたCは、「今時スマホがあるのだから、ヘアクリップとバレッタくらい調べればいい。」と発言した。
この時点で私は3:1の状態に陥り、自分はそんなに酷いことを言ったのかと愕然としていた。
Aは「まだ販売もしていない作家でもない人間が、作家として最前線で活躍してる作家と同じ目線で会話できると思うな。」こう告げた。

 私は購入者として発言していただけのつもりだったのだが、Aの「まだ売ったこともない作家が」の言葉には『誰のせいだ!!!』っと苛立ちを覚えた。支援作家で販売できる状態にまだないから、売らせてもらえない悔しさや憤りも同時にこみ上げていた。

 AとCが言葉を発したために、作家Bと私が会話すれば済む話がこじれ、主旨がずれ、それぞれが好きに発言する状態になった。私は自分の発言でこうなってしまった事に驚き、何とか場を納めなければ、納めなければと責められる言葉に、うまく言葉を返すこともできなかった。

 その場は作家Bに用事があったため、時間切れとなり、一度解散することになった。そして、夜にもう一度集まるはずだったのだが、部屋が用意されることはなく、私は一人「何が悪かったの?私が悪かったの?」と同じ言葉が頭をぐるぐる回っていた。
 
 それで終わるはずもなく、翌日に待っていたのは、さらに言葉を失う出来事だった。

#作家支援の闇 #パワハラ #モラハラ #精神的DV  

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