⑨提示された支援内容が受けれない

 プレゼント企画を始めた際、作品が春を表す物なので、3月下旬に〆切ること。商品は4/1以降に対象者の手元に届くようにすること。商品を発送するときは、アクセサリー台紙等、自作のダサいものではなく、しっかりしたものを作ること。これをAから指示された。
 
 ショップカードを作ろうとした際、Aより紙の指定があった。私はA指定の紙で印刷が可能な印刷会社をひたすら検索した。指定の紙もピンからキリまである。その中でも高級感のあるものとなると100枚で万単位になる。自分が出せる金額も考慮し、何パターンかの紙をDMに写真付きで送った。「この紙でどうですか?。」と尋ねるが、返ってきたのは「ださいからやり直しでお願いします。」の言葉。再度、いろんな印刷所をインターネットで探し、見つけては報告するが、「ダサいやり直し」ばかりが返ってくる。

A指定の紙は「襖屋に行けば安くあるから。」と言われたが、襖屋が近所に無く、建具関係に電話しても安い紙はなかった。さらに印刷所に紙の持ち込み印刷が可能か問い合わせるが、受け付けてくれる印刷所はなかった。持ち込みする分値段が跳ね上がる状態で、なぜ紙はこちらが用意するのに高くなるのかと首をひねるばかり。そもそもまだ紙を入手していない為、印刷のお願いも正式にはできない。可能な限り襖を取り扱う業者や、ホームセンターなどに調べるが、値段は上がるばかり。Aの住む地区では安価に手に入るらしいが、私の住む地域では高級品になる。
 
お手上げ状態になり、Aに「申し訳ないがこれ以上は無理である」と伝える。Aは「980円くらいであるはずやから探して。」と回答してきた。そんな安価で印刷してくれるところなど3日調べてもなかった。ギブアップした私は、Aに「これ以上見つけきれません」と伝えると「なんでよ?」と言われる。Aは自分でインターネットで検索を始めた。真っ先に返ってきた言葉は「20,000円とかするやん。高い。こんな高いのしかないの!?」
 
あるから探せと言たのだと思っていたAだが、ないとはどういうことかと私は唖然とした。Aの地域では安価な物だったかもしれないが、インターネット上でも安価で購入できるものではなかったようだ。A自身がその値段で売っているのを知っているから、探せと指示していたのではなかったのかと、正直イラっとした。最終的にAも見つけられず、最後には、「無いなら適当に厚めの紙でいいよ。白いのでいいわ」と言ったのである。こんないい加減なことを言われたら、こちらも不信感が強まるばかりである。
 
プレゼント企画の募集が終了した。対象者に発送するためのアクセサリー台紙を作らねばならなかった。作成に取り掛かるにあたり、Aにロゴを印刷所に入稿したいのでお願いしますと頼んだ。Aは元々、イラストレーターを使えることから、台紙などの印刷物の入稿は言ってくれればするからと言われていた。作家Bに印刷所は決まっているのか尋ねられ、minneの台紙作成をしてくれる人に頼むつもりだと伝える。作家Bは、とある印刷所の名前を教えてくれた。この印刷所は作家Bさんが使っている印刷所で、好意で教えてくれたのだ。本当にありがたい支援を受けれた。ここでもAとの差は歴然としていた。そして、入稿を依頼して10日たっても入稿されることはなかった。

#作家支援の闇 #パワハラ #モラハラ #精神的DV   #ぎみっ◯

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