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マルチブックの多様な働き方〜スーパーフレックス制度導入〜

こんにちは、マルチブック広報担当です。
本日は7月1日から当社に導入されたスーパーフレックス制度についてご紹介したいと思います。

マルチブックのスーパーフレックス制度とは

マルチブックは、いま現在働いている社員の方々、 そして今後入社してくる人材が魅力を感じる制度を設計したいと考え、スーパーフレックス制度を導入しました。
【スーパーフレックス制度】
・5:00~22:00の間で、自由に勤務時間や休憩時間を決められる
・コアタイムなし
・対象は、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、広報、人事、財務経理(2022年7月1日時点)


当社はリモートワークも取り入れているので、今回のスーパーフレックス制導入により社員の働き方に、より柔軟性を持たせることができました。
無理・無駄のある働き方をなくし、社員ひとり一人が生産性をより高め、高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指します。

新しくスタートした新人事制度について理解を深めるために、本日はスーパーフレックス制度を導入した人事部の三谷さん(以下三谷)、フレックス制度を活用している経理部の早嵜さん(以下早嵜)、そして裁量労働制のエンジニアの碓井さん(以下碓井)と3人でざっくばらんに現在の制度の違いや、働き方についてお話し頂きました。
広報:それではみなさん、よろしくお願いいたします。

裁量労働制との違いは何か

三谷:よろしくお願いいたします。まず、2つの制度の違いなのですが、裁量労働制は実際に働いた時間に係わらず、契約した労働時間分を働いたことにする制度です。

スーパーフレックス制度は、就業時間を調整できる制度です。出勤時間、退勤時間を自由に決めることができます。また、私用がある場合は、途中で休憩をとることができるなど、その名の通り”Flex”に働ける制度です。

広報:1番の大きな差は「時間」ですね。

碓井:裁量労働制は個人のスキルや技量によって任せられているという風に感じます。個人的に僕は裁量労働制があっているのかなと思います。

三谷:碓井さんのようにシステム開発を業務としている方以外は、スーパーフレックス制を導入する前は固定労働制でした。でも実際に、9時から18時まで固定された時間に勤務することは必ずしもないケースが多いのが実態です。

たとえば経理を例に挙げると、決算がある月末月初や年度末決算の時期は多忙で遅い時間まで働くケースがあります。このため固定された時間ではなく、業務の繁忙期に合わせて働く時間を調整できた方が現実的です。
このことは、カスタマーサクセス部門にも同じことが言えると思います。

広報:海外とのやり取りで時差の都合上、深夜対応がある場合などに適用するかたちですね。

早嵜:基本的に健康的な時間帯で働くべきなのであまりないけれど、どうしても時差の問題や突発的なトラブルも想定されますからね。

三谷:おっしゃる通りです。ただ、そういったケースでも次の勤務開始までのインターバルは10時間取ることを指針としています。

個人の働き方をお互いに知ることが大切



三谷:この前何かの記事で読んだんですが、昭和の人は休まない、頑張ることが美徳として、罪悪感を感じてしまう世代らしいです。ただ、今の若い人はそうではないので、GAPを感じることがあるということでした。

早嵜:今は「働き方改革」で色々変わっていますもんね。

広報:みんな今日くらいからスーパーフレックスを活用し始めましたよね笑
(集まっていただいた日は7月22日。スーパーフレックス導入は7月1日から)
社内のSlackで「何時から何時間抜けています。」という発言がちらほら出るようになったなと。

三谷:スーパーフレックスは中抜けなど自由にできる分、周囲とのコミニュケーションは非常に大切になってきます。いると思って連絡したのに連絡がつかない、など起こらないように気をつけなければいけないなと思います。

早嵜:自由が与えられた分、「責任」「自律」ができることが同時に求められていますね。

三谷:「裁量労働制」の時間によらない働き方と、働く時間が自由な「スーパーフレックス制」のお互いの働き方を理解していないと、仕事上のコミュニケーションがうまく行かなくなってしまうので、お互いを理解することが大切だと思います。

碓井:そういう意味で今回僕たちが呼ばれたんですね。

スーパーフレックス制度の今後の活用

広報:今後、スーパーフレックス制度をどのように活用していきたいと思いますか?

早嵜:私はちょうど今日、保護者面談があって、朝30分くらいの事なんですけど抜けさせてもらいました。前までは午前中の半休を取らなければならなかったので、そこは大きい変化だと思いますね。

三谷:この制度の私がいいなと思っている点は、早嵜さんの例みたいに、ちょっとした用事とかで有給を使わなくてもよくなるところだと思っています。

ほかにも、子育て中の場合はお子さんの送り迎え、通勤ラッシュを避けたストレス軽減、資格取得などのための通学や、ケガをしてしまったときの通院といったケースもありますよね。

そういった時間はスーパーフレックス制度をうまく活用して、有給はまとまった時季にリフレッシュするために使って頂きたいと思っています。それが人によっては旅行とか、ちょっとした語学留学に行ったりなど、普段とは違う体験をして頂けたらと思います。

広報:それはとてもいいですね

三谷:他にも自己研鑽とか、自分の人生を豊かにするための時間に使って頂けたら嬉しいですね。そちらの方が結果として仕事のモチベーションも上がり、会社の業績も良くなると考えています。

早嵜:リモートワークや、スーパーフレックス制度は働き方にフレキシビリティを与えてくれるので、パフォーマンスを上げる1つの方法になりますよね。

三谷:そうですね。もともと制度が導入される前もマルチブックは結果を出せば多少自由なところはありましたけど、今回、実態にあわせて制度が導入されたという感じですね。

広報:例えばお子さんが急に熱出した時とかも、半休を使わず中抜けして迎えに行って、その後在宅で仕事を続けるとかもできますもんね。

三谷:そうですね。そのような状況の時に、「すいません」と周囲に謝ったりする必要はなくて、罪悪感を感じて欲しくないという気持ちもあります。制度として確立することで、そのような観点からも社員が働きやすい環境にしたいと思います。

早嵜:働く場所も状況によって変えられて、時間も融通が効くようになったけど、その分やっぱり会社としては高いパフォーマンスを求めるので、自由と自律はワンセットですよね。

広報:せっかく人事の三谷さんがいらっしゃるので、何か制度についての質問などはありますか?

碓井:さっき聞いてて思ったんですけど、ちょっとした用事なら有給を取らなくてもすむなら、丸一日休みをとって、他の日にまとめて働くとかもOKなのでしょうか?

三谷:自分のチームや関係者と業務の調整がついていれば、有給をとって休んで頂くことは問題ありません。ただし、フレキシブルに働く時間を決められるようにした方が働きやすいだろうという前提の元の制度なので、極端すぎる働き方は前提としていません。基本的な前提は、週5日働くことが前提です。

例えば朝8時から10時まで働いて、私用のために一度業務から抜けて、16時から19時まで働くならスーパーフレックスでも大丈夫です。ただ、周囲とのコミュニケーションができることも大切なので、周囲との連携を上手に行う必要もあります。周囲と連携が出来ていない状況において仕事で結果が出せるとも思えないので、その辺りは気を配る必要があるかなと。
また、マネージャーが自分の部下と連携をとって、個人個人の状況を把握しておくことも大切だと思います。


広報:スーパーフレックス制度も裁量労働制も、マネージャーが自分の部下をしっかりマネジメントするのは共通して大切ですね。

碓井:僕は裁量労働制だったので、逆にあんまり時間を意識して働いていなかったかもしれないと今日の話を聞いて思いました。飲み会がある時はそこまでとか、予定がない時は疲れるまでやっちゃったりしたので、今後はメリハリを付けることも意識しようと思います。

三谷:裁量労働制は自分のスキルによるところも大きいですからね。今日がまた自分の働き方・生き方を考えるきっかけになると嬉しいです。

今回の制度は多くの社員の皆さんから好意的に受け取ってもらえてると思っているので、制度の目的や、どういう風に時間を使ってもらいたいかは継続的に人事から発信していきたいと思います。


広報:私は今回の三谷さんの「有給はリフレッシュのために使って欲しい」という言葉に心の中でスタンディングオベーションをしています。

三谷:笑笑 新しい制度だから人によっては活用の仕方がまだわからないって思う人もいるかもしれないから、ユーズケースとかを社内報で発信していくのも面白いかもしれませんね。

広報:今後の活用が楽しみですね。
三谷さん早嵜さん碓井さん、本日はお時間をいただきありがとうございました!!


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