正直、暇である。
正直、暇なのだ。
商品開発は、工場に企画を投げてしまえばサンプルが出来上がるまで気温的にすることが無い。
待つしかないのだ。やることが無い。
暇に任せて僕は、一つの動画を撮影した。
あとでyoutubeにアップロードする予定である。
内容は、「一人で朝までそれ正解」をすると言うもの。
クソみたいなクソクソの内容である。非常に詰まらないかもしれない。低評価が山の様につくかもしれない。
いや、低評価が付くなら上出来である。一番つらいのは、誰にも見向きもされないことだ。
しかし、それでも、アップロードせざるを得ない。
この世界では、どこに需要があるかわからないからだ。
自分がカスカスだと思っても、それに救われる人がどこかにいるかもしれないし、もしかしたら大量にいるかもしれないのだ。
自分が何かを思いついた時、それが面白いかどうか自分で判断するのは危険だ。
価値あるものを、自分は「つまらない」と捨て去ってしまうかもしれない。
そのアイデアが面白いかどうか、価値があるかどうかは、世間が判断するのだ。
つまりアイデアは思いついた瞬間、投げなければならない。投げてみなければ始まらない。
幸い、最近の世の中では投げる方法がいくつも用意されている。
youtubeしかり、appstoreしかり、wordpressしかり、思いついたアイデアを投げる場に誰でも簡単に無料でアクセスできる。
アイデアというのは、人々の頭の中に山ほど浮かんでくる。
その中には、人類史に残る発明があるかもしれない。世界を変えるアイデアがあるかもしれない。
しかしそれは、投げなければ何の意味も無い。ただの脳内電流に過ぎない。
アイデアというのは、具現化して初めて意味があるのだ。
多くの人はyoutubeで小銭を稼ぎたいと思っていて、さりげにアイデアを握っておきながらも、youtubeに動画をアップロードしない。
それは「時間が無い」とか「恥ずかしい」とか様々な言い訳が考えられるが、究極に言うとただ「慣れていない」だけだ。
アイデアを具現化する事に慣れていないのだ。
誰しも、一つ一つ階段を上るのだ。
アイデアの具現化に慣れている人は、とにかく思いついた事を高速で形にする。
デコボコでも、クソクソでもいい。とにかく形にしてみるのだ。
そうやってクソアイデアを投げ続けていると、その内ドンドン大きなアイデアを形に出来るようになる。
もこうというyoutuberがいる。
彼のチャンネル登録者数は113万人だ。(20201203現在)
彼は凄い。しかし、特別な才能を持った人物ではない。いたって普通の人間である。
彼が他の普通の人と違ったのは、アイデアを投げ続けてきたという所だけだ。
話を聞くに、彼は中学生時点で既にポケモンのホームページを作っているし、2009年にはニコニコ動画に動画を投稿し始めている。
それらは全て、さしてクオリティの高いものではない。しかし彼は、投げ続けてきた。
アイデアを世界へ、発信し続けてきたのだ。その結果、youtuberとして成功するという偉業を成し遂げたのだ。
アイデアを投げ続けることは何より重要だ。
そんな大層な事じゃなくてもいい。twitterになんか書き込むでもいい。とにかく世間に思いついた事を投げ続ける。
これは地球上で人間にしか出来ないことだし、これを続けるだけでとんでもない事が起こる可能性がある。
腹減ってきたからまとめるけど、僕は今日もクソ動画をアップロードする。
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