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読書の記録

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夢は図書館のような部屋に住むことです
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あなたに特別な一冊を贈りたい

本が好きです。自分の人生の多くは言葉で彩られ、そんな自分を創ってくれたのは読書だと思って…

mayu
3年前
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8月の読書記録『窓ぎわのトットちゃん』ほか

あっつ〜〜〜って夏が過ぎて、ちょっとずつ日が落ちるのが早くなってきた気がします。8月に読…

mayu
7日前
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私は私を大事にするって決めた:漫画『ランジェリー・ブルース』の感想

大人になってはじめていわゆる漫画本を買った。LINEマンガで気まぐれに読み、なんて素敵なお話…

mayu
2週間前
24

7月の読書記録『ぐるりのこと』ほか

この夏は試験やライティングを優先していたので、特に読書に力を入れていたわけではないのです…

mayu
1か月前
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『政治的に無価値なキミたちへ』読書感想

都知事選挙があった。結果は現職の再選だったけれど、その後のSNSで、“ある候補者に自分なり…

mayu
2か月前
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幼稚園のころ、私が独占していた友人について

誰しも元トモ(疎遠になった友達)について、思いを巡らせたことは一度や二度ではないでしょう…

mayu
2か月前
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夏の始めの読書日記 『好きよ、トウモロコシ。』ほか

積読が立派にたまり、並行で数冊を読むことにも慣れてきた今日このごろ、読書記録までためこむ前に書いておこうと思います。さすが読みたい本が手の届く場所にあるだけあって、読書が進んだ2ヶ月弱でした。 『好きよ、トウモロコシ。』中前結花ぐっと心に残り、なんだか深く嫉妬すらするエッセイ。何度も噛み締めたくなります。多方面からおすすめされて読みましたが、私もおすすめしたい本になりました。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆SNSで大変話題になっていた本書を読んでみました

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を、ゆるく働きたい私が読んでみて

ひょんなことから哲学的に対話する大学での講座を受けることになり、仕事に関わるテーマについ…

mayu
2か月前
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機嫌のよい人に救われるくせに、自分は刺し違えてしまう 『機嫌のデザイン』秋田道夫

自分の機嫌は自分でとるという言葉があります。しなやかで品のある女性でいたいと思うし、それ…

mayu
2か月前
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半年で読んだ本をふりかえる 『夜明けのすべて』ほか

読んだ本のことを覚えているのがあんまり得意ではないので、記録をつけるようにしています。三…

mayu
4か月前
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『クリームイエローの海と春キャベツのある家』を読んで

自分で自分のことをうまく認めてあげられないと、なんでこうも苦しいのだろう。誰かに認めてほ…

mayu
4か月前
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眠るまえの短歌、という贅沢

夜、布団の中で眠りにつく前に歌集をひらくと、なんだか気持ちに余裕が生まれます。そもそも余…

mayu
4か月前
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面白いエッセイには、やはり教養と人間力が必要だと思うなど

母の好きなところはいくつかあるが、私がとりわけいいな思うのは、歳を重ねるのを楽しんでいる…

mayu
5か月前
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歳の数だけ本を買った2023年。26冊のふりかえり

今年もやるぞと意気込んだまま引っ越しを迎え、生活環境を整えることに追われて誕生日からはや1ヶ月以上がたってしまいました。本当は今ごろ、27冊のあたらしい本たちに囲まれてニタニタしていたはずなのです。3月中にはお迎えして、思う存分本棚を眺めたいと思います。 さて、昨年の26冊はどうなったのか。きちんと振り返っていなかったと思うので、ここで気ままに振り返ってみたいと思います。 1)食堂かたつむり 一緒に東南アジア旅行に行った本です。最後の訪問国のマレーシア。ホテルのロビーに