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悪口をやめた結果

すごい偏見なんですけど、女子中高生の会話の7割は悪口もしくは恋バナで構成されてると思います。たとえ本人は悪口だとは思っていなくても人を貶したり蔑んだりするような内容になりやすい傾向にあるのではないでしょうか。
私自身、女子高出身ということもあり、ついつい度がすぎた発言をしてしまったり、あるいは耳にしたり、ということが少なくありません。

悪口はコミュニケーションにおける一種のツールのようなものだと私は考えています。人間というのは他者と自分との間で共通項を見つけると何故だか安心する生き物です。それを踏まえ、私の経験上、悪口は趣味や嗜好なんかよりも共感を得やすいトピックだと思います。趣味や嗜好は人それぞれで異なることが多く、万人の共感を得にくいのに対して、誰々さんのあの時の態度ウザくない?とかいう話は比較的わかりやすいし話も広がりやすい。
そんな便利なツール、悪口ですが、もちろん弊害もあります。それは 信用の損失 です。(当たり前だよね) この人は私のことも言うんだろうな、と周りに思われる。そしてどんどん信用を失くしていく。自然と周りに集まるのも悪口ペチャラーばかりになる。

重箱の隅をつつくように人の欠点を探しては馬鹿にして笑う毎日。
昨日まで悪口を言っていた相手と何事もなかったかのように仲良く談笑するクラスメイト。
「虐められるヤツって大体そいつに原因があるんだよ!」とか平気で言い放つアイツ。

私もそんな環境に染まっていく自分自身が段々と嫌になり、悪口を言うことや会話に加わることさえもキッパリとやめました。
今まで、私が悪口を言ったことで傷つけたことのある人もいるかもしれない。心から申し訳ない気持ちで一杯だし、寛容性が皆無で愚かだったと思っています。

そんなこんなで紆余曲折がありながらも脱"悪口"ペチャラーを果たした私ですが、、、

毎日が楽しい!素晴らしい!ブラボー!

としか言いようがない。
だって、ネガティブな感情になる機会が減ったんだもの!心のデトックス!

嘘でも大袈裟でもなく、悪口をやめたことによるメリットは本当に計り知れないほど大きいです。
* 人の良い面が見えてくる
* 小さいことにでも話題性を見い出せる(視野が広がる)
* コミュニケーションがもっと楽しくなる
* 本当に信用できる人と出会える
* 居心地が良かったはずの悪口ペチャラーの輪から抜けたくなる(むしろ反面教師にしてしまえ)
などなど。

でもね、表面的には悪口を言わなくなったとしても心の中ではボロクソに言ってるときありますよ。世の中理不尽なこと多いですし。自分の心汚れてますし。

そんなとき、頼れる人が一人でも居たらいいと思います。私の場合は母です。悪口っていうよりも愚痴になるのかも知れないですが、とにかく人には見せられないような自分の負の感情を受け止めてくれる存在が居るのと居ないのでは大違いでしょう。たまには心の内を吐露しないと疲れちゃう。完璧な人間なんていないし。

八方美人になる必要はないけど、だからといって苦手な人に対して悪意を持って接する必要はないし、それを周りにいちいち共有する必要もない。悪口を言う代わりに褒め言葉にしてみたら、人生がちょっとだけ楽しくなるような気がする。包括的な人間になりたい。

さて、

なんだか今日は半分自己啓発文みたいな記事になってしまった。ま、自己満ページだからいいよね!

貴方は悪口、好き?嫌い?

(以前別サイトに掲載したものを再掲)

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