poem 金木犀
まだ ございん
( また おいで )
見送る祖父母の
佇む姿
庭に香る
金木犀
時経る程に
偲ばれる
ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。
まだ ございん
( また おいで )
見送る祖父母の
佇む姿
庭に香る
金木犀
時経る程に
偲ばれる
ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。