見出し画像

poem 雨の日

雨の日

街は

ゆっくり動く

てるてる坊主が

窓辺で笑う

僕はソファで

本を読む

ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。