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未来のためにできること。子どもへ伝え繋げること。

私一人の力では、未来のためにできることなんて限られている。
一人が声をあげても、雑音としてかき消されて終わってしまう。
それなら、仲間を作りそれぞれ子ども達へ伝えて行くのが子育て世代の私にできること。

例えば、一緒に出掛けた先でゴミが足元に落ちていたとする。
それを親の自分が無視するのか、拾ってゴミ箱へ捨てる行動に移すのか。

例えば、いじめが起きていたとする。
「人間の性だから仕方ない」と伝えるのか、「なぜいじめに発展したのか」と問うのか。

どちらも日常生活で起こりうること。

自然に還らない物質、特に「海洋プラスチックごみ問題」や農薬などの「化学物質問題」は大々的に認知されてきている。
ゴミは正しい分別をした上で捨て、不法投棄はしない。これを子ども伝えるのは親の務めではないだろうか。

水路に棄てられたゴミ  出典:写真AC


また、男女・人種・頭の善し悪し・運動能力・年齢・障害の有無などでも差別に繋がる。
その小さな問題をどう対応し向き合っていくのかが、大人になったときの価値観になる。

差別をする人と受ける人  出典:写真AC


環境問題も差別も別枠の問題なのかもしれない。
だが、人種差別などによって戦争が起こり、更に大きな環境問題へと発展しているのも現実である。

森が焼かれ、空気が水が汚染される戦争。
影響を受けるのは社会的弱者なヒトだけではなく、その地域に住む他の生き物も同様なのである。

「人間以外の生き物は殺生してもいい」
そんな価値観で生きていたであろう過去の人類。
動物園へ行くと人間の手によって、絶滅へのカウントダウンに追いやられている動物ばかりが目に付く。

絶滅危惧種スマトラトラ  出典:写真AC

これも「ヒトとその他」という生き物差別で起きていること。
また、夏の代表格である小さな虫の「蚊」が絶滅するだけで、川の水が汚れるという。
どの生き物もいないと「今」が保てない関係だ。

極端な結論だが、差別も環境問題に直接的・間接的に関わっているということ。

ならば、子育て世代の私たちがやれることは自ら行動をし、遠い過去や場所で起こったことは偏見をなるべく持たずに子どもへ説明をする。
それが未来のためにできる最大限のことではないだろうか。

手を取り合う人々  出典:写真AC

「みんな違ってみんな良い!地球全体が一つの家族!」
子どもの習い事で教わった、私の胸に重く響いたこの言葉で締めたいと思う。


#未来のためにできること

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