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2023年最後のグルの日に想う事

12/23はヴェーダーンタの教えの一つであるバガヴァッドギーターが教えられた日である、ギータージャヤンティーというとても吉兆な日でした。今年もギーターを勉強している方たちと18章全てチャンティングをして過ごすことが出来ました。

チャンティングをしている時にその大事な教えと共に思い出すのは、私にその教えを説いて下さったグルであるSwami Dayananda jiと、一番最初にギーターを教えて下さったSwami Tattvarupananda jiです。あと、以前リシケーシでふりかえりとして7日間で全18章を教えて下さった(驚異の神技→クリシュナ技)Swami Sakshatkrtananda jiです。このクラスの後にも参加者全員でチャンティングして、みんなで教えの素晴らしさに感動したのをとてもよく覚えています。

ギータージャヤンティーの日にはSwami Sakshatkrtananda ji とSwami Tattvarupananda jiに感謝の気持ちをお伝えし、Swami Tattvarupananda jiの運営するグルクラムに頂いたダクシナーを寄付として送金しました。以下がSwami jiからのお返事です。

Swami Tattvarupananda jiからのありがたいお言葉
みんなでチャンティングしている写真をお送りしたので、グルクラムに訪問をした人たちをご認識されていました。

日本でこうやってクラスができているのは、素晴らしい先生方のブレッシングがあるからだな、とつくづく思い、感謝の気持ちが途絶えません。そして、それを素晴らしい行為だとお褒めの言葉を頂けるなんて、感無量です。

10年以上前になりますが、Swami Dayananda jiがご健在でまだJotishのチャートを見てくれていた時、私のチャートを見て、木星(サンスクリット語ではグル)の配置が良いので、「将来素晴らしい先生になって有名になるよ」と言って下さったことがあります。でも、私はその時に、「私は有名な先生になる事ではなく、スワミジのような素晴らしいグルのもとで勉強ができるだけで幸せで、その木星の配置に感謝をし、その恩恵を使い果たしても良いと思います」とお伝え出来たかは覚えていないのですが、そう思いました。そして、私の願い通り、多分恩恵を全部使い果たしたのでしょう(笑)。そこには後悔はありません。

別の投稿でも書きましたが、Swami Tattvarupananda jiも偶然にお会いすることが出来、Swami Dayanada jiの元へ導いて下さる素晴らしい先生です。他の先生のところで勉強をしちゃダメ、と生徒を束縛する人も居るのに。。。

前にも書いた気がするのですが、書きたいのでまた書きますが、他の先生のところで勉強しちゃダメ、というのはその人のinsecurity(自分に対する不安・生徒がいなくなったらどうしようという不安)の現れなので、こういう先生の元ではinsecurityから自由になれるヴェーダーンタの教えは学びきることは出来ないでしょう。

Swami Dayananda jiは「他の先生の元で勉強することは先生に対して失礼な行為だけど、止めません。他の人のところで学んでみて、ここで学べていることがどれだけ恵まれているか思い知って戻ってくるがよい。それだけのVivekaが無ければそれまで。戻ってこなくてもいい」、というようなことを冗談交じりでおっしゃっていたことがあります。Swami Dayananda jiのような先生にとってはそのような生徒が自分の元で学ばなくなることは痛くもかゆくもない事なのですが、生徒に執着をしている人にとっては、他の先生に自分の生徒が取られてしまう、という不安になるのでしょう。そんな不安からも自由になれるのがヴェーダーンタの教えなのに。

話が逸れましたが、
今年最後のグルの日に想う事はグルやお世話になった先生たちの事でした、という何の落ちもない投稿でした。

今年もみなさんに大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。盛りだくさんのクラスで新年を迎えていきたいと思います。

【チャンティング クラスのお知らせ】
Venki先生のチャンティングクラス:ādityahṛdayam
12/29 20:00~ 全3回のクラスです。

【ヴェーダーンタ クラスのお知らせ&Pongal2024】


【ヴェーダーンタ キャンプのお知らせ】埼玉県飯能市吾野でのヴェーダーンタキャンプです。


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