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多様性を因数分解

皆さんこのところ興味が無かったとしても
多様性やダイバーシティー
グローバリゼーションという言葉を
よく耳にするようになってきたのではないだろうか??

このnoteでは多様性という言葉を
私なりにかみ砕いてお伝えすることに
挑戦してみます。

多様性の正体とは

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多様性という言葉の中にはかなり多くの要素が含まれる。
わかりやすくするためにまずは
2つに分類するしてみる。
性別・年齢・国籍・障がいなどの属性的条件
価値観やライフスタイルなどの思考的条件だ。
もう少しわかりやすくしていくために組織におけるメリット、デメリットの視点を通して考えていくことにする。

多様性が組織にもたらすメリット

人材と働き方が多様化することによって得られるメリットについて

イノベーションを生む
異なる視点や経験からの発想が相乗し合うことでイノベーションは生まれる。つまり、多様な人材の多様なアイデアや経験を活かせる組織は、イノベーションが生まれやすい環境です。イノベーションには、製品開発のプロダクトイノベーションと、業務効率化のプロセスイノベーションがあります。双方に多様性というのは必要不可欠である。
顧客の共感を呼ぶ
顧客や消費者は、自分と属性の近い人物に共感する傾向があります。製品開発や販売網開拓などにおいて多様な人材が持つ個性を活かすことで顧客の共感を呼び、企業は競争力を強化することができます。
優秀な人材の確保と採用
働き方の選択肢を増やすことで、従来の勤務スタイルでは対応できない、育児や介護、障がいなどのための優秀な人材の流出を防げるとともに、そのような人材も新しく採用することができます。これによって組織は、人的資産を蓄積できます。今後は労働人口が減少するためとても大切な要素である。

下記に例をいくつか挙げてみる。

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有名な話では電話はそもそもはベル博士が耳の不自由なお母さんの為に研究して創り出したものです。

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ストローはそもそも、寝たきりの方でも飲み物を飲みやすくするために開発されたものです。

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ライターは片手しか使えない方でも火をつけれるように開発されたものなのです。

皆さんご存知でしたか??

このように多様性が生み出すイノベーションが社会に深く根付いていることも結構多いのです。
これからますます価値観が多様化するので、意外なイノベーションが身近なところから生まれるかもしれません。

多様性におけるデメリット

一方で多様性が生むのはメリットばかりではありません。
最も重大なデメリットは多様性は相違性でもあるために
しばしば摩擦やあつれきを生むことがあるということでしょう。
下記に私の経験から来る対策を書いておくことにします。

リーダーは「明確なビジョン」を示す
さまざまな価値観を持った人材が集まるところでは、意見のぶつかり合いは避けられません。そこでポイントとなるのが、一人ひとりが「ビジョンを達成するための最善の方法を論理的に選択できるか」ということ。そのためには、リーダーがこれまで以上に明確なビジョンを誰もが分かる言葉で伝える必要があります。
働く人は「共存意識」を持つ
多様性に富んだ職場では、自分とは異なる価値観を持つ人を面白いと感じる一方で、苦手意識を持つこともあるでしょう。それによって働きにくさを感じる場合は、あらためてチームワークのあり方を整理してみましょう。
最も大切なポイントは?
チームワークで大切なのは、仲の良さではなく、同じ目標に向かっているかどうかということです。それでもストレスを感じるようであれば、「共存できる距離感を見つけよう」という意識を持って接してみましょう。必ずお互いの個性が活かされるポイントがあるはずです。多様性は、働く人一人ひとりの意識改革も必要とされるのです。

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これからの時代は予測のつかないVUCAの時代と言われています。
VUCA(ブーカ)時代とは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で
現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われています。

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バラバラの価値観は時に摩擦や軋轢を生みます。
なので同じ目標(ビジョン)を持つことがとっても大切です。そのためにはどうしてもコミュニケーションコストがかかります。また絶対に譲り合うことができないこともあるでしょう。
そんな時は、よい距離感を知ることです。よい距離感を知るためにもなるべくバイアスのかからない話し合いを持つことが必要です。

違うということを否定から入らない

上記のことから多様性のある組織にはたくさんのメリットがあることがわかっていただけたと思う。
急にすべてを実行したり受け入れたりするのはハードルが高いと思うので
まずは「否定から入らない」ことから始めよう。
誰しも人間は自分と違うものを拒絶しようという本能があると思う。
しかしそもそも皆違うのが当たり前なのだ。
ここで最も大切なマインドは、「多い方が正しいとは限らない」だ。

最後に

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私の言葉で多様性を実現した社会を
簡単な言葉で表すと
ジグソーパズルのピースの様に
それぞれに、活きる役割や適した居場所があって
誰もが色んな意見を持っていて当たり前で
誰もが色んな思想を持っていて当たり前で
誰もが弱さを持っていてそこは補い合って
誰もが住み良い社会に向けて協力し合う
そんな社会である。
違うことは怖いことではなくて
そこには新しい可能性が眠っているのだ。

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私は今周りのたくさんの方々に活かされて
生きて入れています。
本気の挑戦は大小かかわらず周りのパワーを引き出す
最高のスパイスです!!

最後に
「弱さは周りの本気を引き出すパワー」
という言葉を書いて〆ます!!

まず自分の弱さに向き合い
周りの弱さを受け入れ
補完し合って最高のチームとして
この社会をより良いものにしていきましょう。


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