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ナーゲルスマンの下で化ける準備はできた。ムキエレの成長は計り知れない。

 1年前フランスのモンペリエからやってきたノルディ・ムキエレは右サイドバックとCBをこなすいわゆる守備のマルチロールプレーヤーだ。だが1年目は新たな環境に苦労し、右サイドバックのレギュラー争いはクロスターマンに遅れをとり、スタメンを飾る機会は少なかった。

 そんな中今シーズンは、3-5-2をメインにシステムを柔軟に変化させていく指揮官であるユリアン・ナーゲルスマンが就任。そこでムキエレは3バックの右として出場機会を与えられている。

ナーゲルスマン✖️ムキエレ構想

 この考えは私が1年前に考えていたことである。

 ナーゲルスマン就任決定は昨シーズンの開幕時には既に決まっていたことで、ホッフェンハイムで使用していた3-5-2のシステムでライプツィヒの選手はどうなるのか。そこは気になっていた部分だった。アンカーの適役は展開力もあって戦えるデンメが適任だろうなとか。そして3バックの左右は守備のマルチロールであるムキエレがハマるのではとも考えていた。身体能力はズバ抜けており、ドリブルでの持ち運びも可能で対陣は強い。ドイツで提唱されているハーフDFに合うプレーヤーであるムキエレが重宝されてもおかしくないと感じていた。

ハーフDFの詳しいことがボリスタさんに。

攻撃時はWBが高い位置をとることから、ハーフDFに求められるタスクは多い。特に攻撃時はドライブの動きが必要となってくる。相手の第一プレッシャーラインを超える為にも、ハーフDFの攻撃力は必然となる。

ハーフDFでのプレーで見えたムキエレの守備力

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 スタッツで見るとタックル数はリーグNo1でインターセプトの数もリーグで3番目に多い。動きが大きい分何かとスライディングでのクリアも多いが、ボールにアタックしているということはこのデータからわかる。インターセプトも常に狙い、その上背後のケアもできているのは強みで、エリア内で危険な守備もない。コナテの身体能力に注目が行きがちだが、ムキエレも持ち前のストライドで相手の攻撃を塞きとめている。

彼らは届かないはずなのに、届く。

 最後に緩く思ったことを。

 コナテやウパメカノもそうだが、アフリカの血が入っているフランス人プレーヤーの身体能力には驚かされる。完全に抜ききったと相手が思っていたも、足が伸びてくる上に、クリーンにボールを奪う。完全に追い抜くことはなかなか難しい。もうこれは、日本人には真似できない。笑っちゃうほどの凄さである。

 

 3連勝のライプツィヒは今週、王者バイエルンとの一戦に臨む。ここを乗り越えれば、本格的に優勝候補として見てもらえるのではないか。ボルシアMG戦では4バックを採用したナーゲルスマンだが、王者相手にはどのような策を立てるか。ムキエレの出場はあるのでしょうか。CLでも早く見たいな。

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彼のグラフィックを。そういえば私の名前はムキエレスタです。ツイッターネームもムキエレスタです。まあ彼のファンなんですよ。今更ですが笑

また選手記事はグラフィック作りながら、やろうかなと。

就活生です。サッカーばかりでしかもコアなところを攻めています。少しでも驚き、笑いがあった方はサポートお願いします。