先生の働き方への私見

#いまこんな気分
私は今朝車の鍵を無くしたのですが、
そんな事より絶対に変だ、大丈夫か🤔と思う事。

今朝たまたま早朝６時前から先生がお一人出勤されている事を知りました。毎日熱心に学校で一番重度の児と保護者をフォローされている先生で、穏やかで、優しく、何をされても上手で、児にも大人気の先生。昼間の先生を見ているだけでもストレスはたまらないのだろうか、と傍目に心配になるぐらいなのに、その完璧な余裕な態度の裏側に、早朝出勤、残業による念入りな準備があると知りました。
出勤され教室のマットを敷いたりと、業務と思われる事をされていました。
先生にお早いですね、と声をかけると、これが自分のペースですから。と、答えられました。

その事を、別の話をしていたついでで、校長先生にお伝えしたところ、そうなんですよ、えらいですよね、と言われる。

私は、それにある程度驚いたのですね。
ご存じなんだ、それで、えらい、と評価されているんだ、と。

先生方のうち、正規の先生方はタイムカードがありません。
働く時間を管理されていない様子。
公務員とは、労働基準法のような残業などの労働時間に関するルールってないのでしょうか。　

出勤初日に、配膳された給食のトレーを教室の真ん中の床に置き食べながら、担当児の昼休みの動きを目で追い、昼食されてる姿にびっくりしました。当然、配膳からはかなり時間が経ち、汁物もビーフシチューも冷たくなってるでしょう。温めて直してる先生見たことなく、そんな時間も無さそうに見えました。
だから、私が看護師で入った時、看護師にも昼休みがないのが当たり前な空気間でした。

ですが、いくら労働基準法適用外とはいえ、休憩時間の考え方は、健康管理で必要かと思います。

それは、学校ならば学校長が、先生方が休憩を休憩ととれるような、残業はなるべくなくすような働き方ができる環境へ、時間外労働をなくす為の対策を講じるべきかと思うのです。どんなに難しくともです。

熱心が素晴らしいと評価する事は、諸刃の刃で先生が健康だから成り立つ事で、健康壊すきっかけにもなると思うんですよね。

実際、先生方でメンタルの不調を訴えお休みされる方は年々増えているのは事実。
公務員法で、病気休暇に対して一般の社会人より給与の補償が手厚い事もこの度知りましたが、健康はお金で買えないから、先生を辞める方も多いのかと思います。

看護師が不足、とも似ています。資格があるけど現場にいない専門職で、健康壊した方も多いのでは。

平成 29 年度「地方公務員の過労死等に係る 労働・社会分野に関する調査研究事業」調査研究報告書　
独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所過労死等調査研究センター

にも、公務労災の認定事例のデータはありますが、(👇)実際に認定されるのは死亡や自殺など業務起因性や業務遂行性など証明が明らかにできた事例に限られる点を勘案すれば、公表データに見えないもっと多い数の労務が起因した病気の発祥はあると思います。

早く出勤したり、残業する事を、えらいですよね、と評価するのではなく、時間内に業務が終わる、昼休みは昼休みとしてきちんととれるにはどうするか、と、問題としてとる意識改革がいるんだろうな、と思いました。

ただ、私の学校の校長先生は、私がメンタルヘルスマネジメントII種を受ける話をした際に、テキストを買われた、と話されていた為、今後は少しずつ、先生方の働き方が良くなっていくのかな、と期待はしています。非正規会計年度の私の立場で偉そうな考えですが。

何故他人の働き方にそう思うかというと、広くみれば、健康害して正規の先生方が減り、それを非正規で穴埋めがする事が増えれば、結局皺寄せくるのはうちの次男を含む子らになるからですね。

親の立場で、先生方にはきちんと心身の健康がされ、余裕を持ち気分よくお仕事をしていただきたいなあ、と願っています。