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『13万フォロワー→広告代理店→起業』創業ストーリーを語る【代表インタビュー】

むかしむかし株式会社(以下、むかしむかし)は、顧客を巻き込むストーリー設計に特化した広告代理店です。「むかしむかし、あるところに・・・」が社名の由来である当社は、どんな商品やサービス、そして人も、それ自体が一つのかけがえのない物語だと考えています。

むかしむかしのnoteでは、個人や企業の物語に焦点をあて、成功までの独自のストーリーを世に伝えていきます。

第一回は、むかしむかしの設立者である木村明日香 代表にお話を伺いました。木村さんの幼少期から学生時代、会社設立までの物語です。

【プロフィール】

木村 明日香
むかしむかし株式会社 代表取締役 
2021年、法政大学キャリアデザイン学部を卒業。新卒で株式会社アドウェイズに企画営業職として入社し、アプリ広告の企画運用に携わる。2022年9月に独立し、学生時代から携わっていたSNSマーケティングを軸として企業のSNS運用に従事する。翌年9月にむかしむかし株式会社を設立。企業やプロダクトのストーリーをSNSで伝えることをコンセプトに事業を展開。
Xアカウント:https://x.com/asu_tokimeki


漫画コンテンツをインスタで投稿しフォロワー13万人を達成した大学時代

ー現在はどのようなお仕事をされていますか?

23年9月に設立した「ストーリーを軸に企業価値を向上させる」をミッションに掲げたむかしむかし株式会社の代表を務めています。現在までで30社以上のWEB/SNSマーケティング支援に携わっています。

ー現在のお仕事にも繋がっているような、過去の取り組みや成果はありますか?

大学時代にInstagramで漫画の連載をしていたことがあり、試行錯誤していたらフォロワーが13万人まで増加したんです。当時の時流にのったコンテンツを発信できたこともあったと思うのですが、ファンがついていく過程を目の当たりにし、SNSでストーリーを発信することに興味を持ちました。
その経験も活かし新卒ではWEB広告代理店に入社し、漫画アプリの企画営業職としてWEB広告の配信設計や企画に従事していました。


金銭的に留学に行くことができなかった学生時代、負けず嫌い精神がモチベーションに

ー若くして会社設立・経営されている木村さんは、幼少期や学生時代はどんな子だったのでしょうか?

妹と8歳離れているので、幼少期は一人っ子のような過ごし方が多かったです。本を読むことや絵を描くこと、空想をすることが好きなちょっと不思議な子(?)だったと思います。ただ、お遊戯会でセンターを務めるような目立ちたがりな部分がある子でもありました。
小学校高学年で栃木から東京に転校したのもあり、中学生時代はかなり内気で、国語の授業の音読では声が震えて読めなくなってしまうほどでした。ただ、新しいことにチャレンジすることは一貫して好きでした。

高校時代は英語が好きだったので、図書館にあった洋書800冊を完読したり、大学時代は英語スピーチの全国大会に出場しました。大会のライバルは留学に行っている子などだったので、留学に行くことが金銭的にできないからこそ負けたくない、という負けず嫌い精神(怒りの気持ち?笑)がモチベーションの根底にあったと思います。
何事もやってみなければ分からない、まずは行動からスタートする。なんとかする精神!は自分自身の軸になっています。


起業後の挫折からの組織づくりの成功

ー現在の会社経営に至るまで、挫折や困難はありましたか?

起業して、組織をつくることが想像の数倍大変だということに気がつきました。
私は広告代理店を退職後、1年間フリーランスをしていたのですが、その時はほぼ一人で全ての運用を回していたので、制作まわりで少し頼ることはありましたが、基本的に誰かを頼ることはそこまで無かったです。我々は広告代理店なので、クライアント様との折衝をするフロント担当、内部で進捗管理をするディレクター、クリエイターの平均して3名が1つの案件を担当しているのですが(もっと多い場合もあります)、この体制づくりに最初はかなり苦戦しました。
インターン生にうまく業務を教えられず、離れていってしまったこともありました。自分の不甲斐なさに涙を流す日もありました。その時、色々な方にアドバイスをいただいたのですが、アドバイスをいただきながら、自分にできることとできないことの判別がついていないことに気がつきました。
行動力がある、前向き思考が仇となって、自分でなんでも解決しようとしてしまっていたのです。

ーその困難をどのように乗り越えたのでしょうか?

そこから、自分にできることと他のメンバーに依頼したいものを全て言語化し、自分でできないことについてもしっかりと把握しました。そのうえで、とにかくたくさんの方にお会いすることで、成果を出せるチームづくりに成功しました。
成功したといっても、まだまだ発展途上です。ここからさらに、永続的にいいチームを維持できるよう、社内体制を整えていきたいです。


社名「むかしむかし」に込めた多くの意味。
どんな平凡な人生でも、そこに強烈なストーリーは必ず存在する

ー現在のキャリアに至るまでに、転機となった出来事はありますか?

会社を設立した昨年9月のタイミングで、自分の意識がかなり変わりました。
2024年7月現在は、役員は私1名なので形式的にはそこまで変わらないのですが、個人から法人に主語が変わったことで、出来ることも増えましたし、社会に対して与えられるインパクトが格段に大きくなったと感じます。特に、会社を設立するタイミングで何を成し遂げたいのかを数日かけて考え抜いた時間はとても良かったと思っています。

「むかしむかし」は、勿論「むかしむかし、あるところに...」からきているのですが、自分が幼少期多くの本を読んで楽しい時間を過ごしたこと、そこから自分も物語を空想するようになったこと、仕事を通して企業やプロダクトのストーリーを伝える支援をしていること、自分たちでも物語やコンテンツを生み出し続けられる企業になる、という意思表示などの意味が込められています。

どんなに平凡な人生でも、そこに強烈なストーリーは必ず存在します。そんなストーリーを伝え続け、作り続けられる会社にしていきたいと思っています。

ー今後の目標や夢は?

どうやって儲けるか?よりもどう生きたいか?在りたいか?を軸に事業を行っていきたいです。
最終的にはIPOや売却などの手段の議論はあると思うのですが、金銭的なゴールではなく、自分たちのコンテンツが世にどれだけ広まるのか?どれだけ人の心を動かしたのか?などということを大事にしたいです。
そのための核となるものを現在準備中です!
弊社は今年9月で2期目を迎えます。2期目は既存の広告事業をブーストさせつつ、コンテンツの検証に力を入れたいです。やり抜けば、必ず成功すると確信しています。

ー木村さんの座右の銘はありますか?

No pain, No gain. (努力なくして成功なし)
中学の英語の先生が教えてくれた言葉です。
どんなに置かれた状況が苦しいものでも、その努力があるからこそ道が切り開けるのだという言葉が支えになっています。

ーありがとうございます。最後に、木村さんが人生の物語の成功を描くために大切にしていることを教えてください。

成功するまでやり続けること、です!
そして、キャリアを考えるうえで重要な3大要素「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(やらなければならないこと)」の重なる部分を見出すような、自己分析は非常に重要だと思っています。私は大学3年生で起業を志した時、ノート5冊分にも及ぶ自己分析を行いました。
自己分析を徹底的にやった上で、成功するまで行動し続ける、これが、自分の目指す姿になるために必要なことだと思います。



今回は、むかしむかし株式会社 代表の木村さんの幼い頃から会社経営に至る現在までのストーリーでした。

読書や絵を描くこと、空想することが好きだった木村さんは、その頃から将来は漫画やストーリーマーケティングに関わる仕事をする道を歩んでいたのかもしれません。
そして昔からの行動力、粘り強さによって、起業や起業後の苦悩からの成功へ繋がっているのではないでしょうか。

本noteでは、今後も多くの方のストーリーに注目した成功までの物語を書き続けてまいります。


むかしむかし株式会社について
むかしむかしは、漫画・イラスト・アニメーションを通して企業の認知拡大・ブランディング支援を行う会社です。会社概要や詳しい実績のご紹介・気軽なご相談などは下記より承っております。

▼資料請求・ご相談・お問い合わせ 
https://mukashimukashi.jp/contact
※1分ほどで入力完了いたします。
※3営業日以内にご連絡いたします。

◼️会社概要
本社所在地:東京都渋谷区円山町5 番5 号 Navi渋谷Ⅴ 3階
設立:2023年9月12日
事業内容:SNSマーケティング事業、ブランディング事業
HP:https://mukashimukashi.jp/


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