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ニワトリのすすめ。

もしかしたらあなたは、
「あ〜わたしも鳥のように空が飛べたらいいのにな〜」なんて鳥に憧れた経験が1回くらいあるかもしれない。

でも、いくら鳥に憧れてもニワトリではなかったと思う。
彼らは空を自由に羽ばたいて飛べない。
正確には、バタバタバタバタ…くらいは羽ばたけが、数メートル移動するくらい。

しかし!彼らが飛べなくったって、わたしは声を大にして言いたい。「最高な鳥だ!」と。

今日はあなたに世にも素晴らしい生き物「ニワトリ」を勝手にすすめたい!!

とにかく人間と共に暮らすには最適な生き物であり、飼った方が豊かになれると確信している。

よく「私もニワトリとか飼って田舎暮らしとかしたいです〜」といわれるが、
ニワトリが飼えない環境の人はいますぐ引越しするといい!と言いたいくらい。笑

そんなこんなで、かれこれ5年以上ニワトリを飼ってるわたしがニワトリのいいところを勝手ながら次々にご紹介しよう!

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①美味しい卵が食べられる

これは言うまでもないかもしれないけど、
ニワトリは卵を産んでくれるのがとっても魅力的!
しかも自分の家で育てたニワトリの卵はなぜか生臭さがなくて美味しい♪

ちなみにうちは、原種に近いニワトリが好きで飼ってるのだが、原種に近いやつほど人間に改良されていない。
原種に近いと3〜5日に1回卵を産むくらいの頻度だが、うちはたくさんニワトリを飼うことで毎日卵を食べれるようにしている。

メスばかり飼っていても卵は産むけど、人間にも排卵があるのと一緒で、無精卵をあたためてもヒナは孵らない。
オスがいて交尾してれば、受精卵になってあたためるとヒナが孵る。

できるだけ受精卵を食べた方が栄養価は高くなり、体にもいいらしい。
そして温めれば増やしていけれる。

ニワトリが産んだ卵を毎朝取りに行って食べる生活は思った以上に価値がある。
まずは卵を食べ比べてみるといいかもしれない。

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②何でも食べる優秀な生ゴミ処理班!

うちは生ゴミがゼロ♪
野菜の皮も食べ残しも、ちょっと傷みはじめてきたものも、ニワトリが食べてくれる。
割と何でも食べるから、すごく助かる。

お腹いっぱい食べた後に子どもの食べ残しがあったりすると捨てるのに罪悪感があるけど、ニワトリが食べるなら罪悪感もゼロ。
もちろん食べ物をなるべく粗末にしたくないけど、無理やり食べて体調を悪くしたくもない。
ダイエットにもなるかもしれない。

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③草刈り不要?草を根こそぎ食べ尽くす

ニワトリほど草を食べるやつはいない!というくらい、食べ尽くす。
以前、ヤギを飼ってた時「ヤギは草を食べてくれるから草刈りいらずでいいですね〜」とか言われたけど、あれはイメージすぎる!
真の草刈り王者はニワトリだと思う。

例えば、小屋の下をメッシュにしとけば、その中の草をツンツンしてくれる。
そして、ちょっと移動させればまたツンツン。

ニワトリは草が大好きだから極論エサいらず。
数が多ければエサとか食べ物が必要。

草刈りって別に義務じゃないけど、よくみんな「草がまた生えてきた!」って言いながら暑さで倒れそうになりながら危険な草刈機を振り回す。
手間ヒマと暑さ危険度を考えると、ニワトリ様にお願いしたほうが良すぎる。
草刈りは苦しいし寿命が縮まるだけだから、喜んで駆逐してくれるやつに任せるべし。
文明の力よりニワトリパワー!

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④フンはすぐ土に還っていく

フンが臭いんじゃないか?って気になる人もいるかもしれないけど、フンのニオイは割とすぐに消える。
土に還るのがめちゃくちゃ早い。

鶏糞をわざわざお金払って購入して畑に撒く人がいるくらいフンには需要があるから、フンは家にあってもいい♪
特に畑もやりたい人はニワトリとセットで畑をやるといいかもしれない。

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⑤懐くと仲良しの相棒になる!

一緒に生活するなら仲良くしたいと思っちゃうのが我々人間たち。
そんな勝手な想いに対してとても心優しいニワトリ。

もちろん成長とともに可愛がったり、関わりを持つ必要はあるけど、そうすればすごく仲良くなれる。
ちなみに、大きなニワトリから飼ってもちゃんと関われば仲良くしてくれるし、ヒヨコ時代から関わっていけばかなり懐いてくれる。

家に相棒がいると心も落ち着くし、人間と違って急に悩み相談してきたり怒ってきたりしてこない。
絶妙な距離感が保てる相棒なのだ!

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⑥生きたまま保存してる肉

いざとなれば、肉になってくれる。
しかも冷蔵庫でいつ腐るか分からない肉じゃなくて、生きたままいてくれる。

これを聞くと、なんで残酷なんだ!って思うかもしれないが、人間はもともと残酷な生き物だと思う。
人間は今までも数えきれないほどの命を食べてきたし、これからも食べていく。
せめて、自分が責任を持って骨の髄までおいしくスープにして食し、感謝して命を繋いでいきたいなぁと思う。

卵を生まなくなったニワトリや、孵化したがオスがたくさん生まれた場合、育てて肉にして食べよっか!って食肉のターゲットになりやすい。

自分で飼ったニワトリの肉は、市販のものと比べると脂は少なくて筋肉質だから硬めだけど、噛めば噛むほど味がする美味しさ♪
これを一度食べると、市販の鶏肉のナゾが深まるばかり。

日本はいつだって地震がおきるし、災害が多いから、生きたままいてくれる存在は残酷だけどありがたい。
非常用袋をパンパンに用意するのもいいけど、ニワトリも準備しておくといいと思う!

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そんなこんなで、ニワトリについて書いてみた。
ニワトリ愛は止まらないゆえ、またニワトリについて書く日が来るかもしれない。

ちなみに、「さっそくニワトリが飼いたくなった!」っていうあなた!小屋づくりの動画があるから見てみてねー♪笑

ちゃんちゃんっ♪

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