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憧れのゆうちゃん

私は一人暮らしをしています。もうかれこれ高校の時から始めていたので8年目くらいかな。実家は家からそんな離れていなくて電車で10分で帰れるくらいの距離で、通院している病院からも激チカな立地です。

高校生で一人暮らしを始めたのは訳がいろいろとあったのですが、元々不登校を経験していた私は病院の勧めでフリースクールの通信制の高校に通っていました。

そこで出会ったのがゆうちゃんでした。ゆうちゃんは学校のスタッフとして来ていた大学生でちょこちょこ面白くて、何より笑顔がすごく素敵な人。私にはキラキラ見えて心の中でなんとなく理由はなかったけれど、憧れのような存在でした。生徒と接するときの距離感も丁度良くて、一緒にいると楽しくて大好きでした。

そんなゆうちゃんの中で私の決定的な憧れ要素になったのが地元に対する愛や情熱でした。

元々地元のことは「比較的田舎でイズミヤくらいしか遊ぶ場所がない」みたいに思っていて、隣のH市に出てくるだけでこんなに便利なのか!!と、引っ越したての時はひしひし感じていました。

今住んでいるH市はゆうちゃんの地元でもありました。地元のいい所を沢山知っていて、色んな人との繋がりもあって、現在は地元PRに関係するお仕事までしていて、初めてその情報を聞いたとき心底びっくりしました。自分の住んでいる場所は立地がそこそこ良い、くらいにしか思っていなくてそこから先の感情なんてなくて。地元が心の底から好きです!なんて当時は全然思ってもいなかった。

そんなゆうちゃんが色んな人達と話している姿や、SNSで発信される彼女の記事を楽しみにしていました。ゆうちゃんの知り合いの方々を私にも紹介してくれたり、一緒にお店に行ったり毎月開催されるハンドメイド市で手伝ってもらいながら出店したり。いつの間にか私もそんなH市が大好きになっていました。隣の私の地元のことも。

高校を卒業して数年が経ち、ゆうちゃん自身とも以前のように頻繁に会ったり最近では連絡もほとんどしていませんが、ここ数年で地元で叶えたい大きな夢ができました。叶うかわからないけれど、そんなきっかけをくれたゆうちゃんが大好きです。有難うの気持ちも込めてこんな記事を書いてみました。

優しいと書いてゆうちゃん。またコロナが落ち着いたらご飯にでも誘ってみようかな。読んで下さりありがとうございました。

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