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セラピスト界隈の、国家資格保持層は、今後も身の丈に合わないマイナー化を進めていくのかどうか

マイナー化しながら規制の穴をついたり、とにかくクオリティで勝負をする
玉石混交しながらメジャー化して認知を拡大、パイを獲得していく

これは、個人でやるならどちらもいいと思いますが、界隈で見た時は、ある程度現状の状況に左右される戦略になると思います。
要は、末端の一セラピストとお偉いさんの言ってることが同じレベルなわけはないってことなんですが、界隈は、少なくともSNSを見る限り、マイナー系の立ち回りを志向している人が多いように見受けられます。

#TLはいいねや相互などで偏りが出ます

セラピスト界隈は、界隈全体で見た場合は、メジャー化一択になるはずですが、そうはならない矛盾が、現在のねじれを引き起こしていると考えられます。
今回はそんな小難しい話です。
書いてて思いました。
この話は2年くらい前に書いておくのが適正だったかもしれません。
似たようなものは書いていた気がします。

何故メジャー化一択なのか

シンプルな話で、界隈の構成人数が多すぎるからです。
まず国家資格者で見てみましょうか。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/20/dl/gaikyo.pdf

開業権のある療養費軍団はこんな感じ、

理学療法士、作業療法士は

合わせて約27万人強。
あはきが複合取得してると考えた時は、おおよそ同じくらいの規模でしょうか。
国家資格を持ったセラピストだけで50万人はいると。

そして日本人の総人口は2020年段階で1.258億 人であるわけですから、おおよそ250人に1人は国家資格を持ったセラピストなわけで、これは小学校平均児童数330人くらいなんで、ワン小学校あたり1,3セラピストであり、恐ろしい事にここに民間系のセラピストを混ぜると、ワン学校あたり2~3セラピストみたいな感じになると思います。

実際には資格で細分化はされて行きますが、そもそも界隈として、マニアックでマイナー方向に行くのが正しい規模とは思えません。
ただ、上述した通り個人としてはありです。
悪魔で界隈規模で見ると、という話をしています。
この後もここは繰り返す可能性がありますが、これを理解してないとこんがらがったり矛盾を感じると思うので、ちょっとくどくいきます。

偉い人はマイナー化を推し進める資格がありません。
なぜなら、この数字になる一端を確実に担っているからです。
そもそも、この規模になっているのは、特に柔整あはきにおいて爆発的に資格者が結果であり、その要因は学校が増えたことです。

数が増えるという事は、規模感が大きくなるという事と、一定数を超えたあたりから全体のレベルの均一化を招きます。
減点主義の人からするとレベルの低下に見えるかもしれませんが、教育カリキュラムが向上しているわけですから、全体的なレベルはむしろ向上していると思われます。
少なくとも自分の学生時代には軟部組織損傷の項目はここまで多くありませんでしたし、検査の特異度、なにそれおいしいの?って感じでした。
授業に遅刻しておいてよくわからない手技をみせて説明もなく授業を終える講師や、柔道大会が近いという理由でデゾー包帯だけやって授業を早く終わらせる講師、座学の代わりに柔道の試合を見せて頷いている講師なんて現代には死滅しているのではないでしょうか?
#いたらごめん

ちょっと話がそれたので戻します。

問題は、特に学校数の削減に向けた施策を偉い人がしていないという事は、拡大路線を志向、又は追認している状況なので、そこと矛盾する施策は出来ないという事です。
柔整だけ新卒抑制策をうって逃げ切ろうとしている人がげふん

実際はマイナー化しているセラピスト界隈

しかし実態は、マイナー向きの動きをしているように感じます。
・ガラパゴス化する施術理論
・分断するコンサル手法
・制度上の自殺行為

これらが、増えてく資格者を痛めつけるように展開していきます。

ガラパゴス化する施術理論

面倒なので固有名詞は出しませんが、あれとかあれとかあれとかもありますし、他の施術に殴りかかって炎上したあれとか、広めてる人が喧嘩しちゃうパターンなど、まあ統一感がありません。
統一感がないのが一種の良さではあるのですが、統一感がなさすぎて互いの互換性がないのが問題と言えます。
あと知らんもんにあてずっぽうで悪口言いすぎです。
ただ、これに関しては仕方ない面もあります。
現場に来る患者さんと、学校での実技的なものがマッチしていないことはままあるからです。
来ている患者さん来て欲しい人に最適化していくのはまあ普通のことです。
ただ、療養費検討委員会で顕著ですが、医師側が療養費軍団のやっていることを把握できていないという実態もあるので、そこは今後の課題かなと思います。


分断するコンサル手法

立項に際し、コンサル手法って書き方が適切かは微妙ですが、とりあえず雑にまとめておきます。

・よそでは治せないうんにゃら
・整骨院は電気してうんにゃら
・病院では湿布うんにゃら
・他の○○院と違って根拠のあるうんにゃら
・根拠うんにゃら
・根本改善うんにゃら
・交通事故0円うんにゃら

まあ交通事故0円はただの輩ですが、他の表記で困ってしまうのが、他の施設に対して分断をする感じなんですよね。
すみ分けという意図があるのかもしれませんが、めちゃマイナージャンルだったらそれでよいのですが、数が多すぎる人たちが互いは良くない、自分は良いっていうやり口をして行った場合どうなるでしょうか?
はい、人は離れていきます。
物理的にマイナー化を進めるセラピスト界隈は、中々斬新な性癖を持っているのかもしれません。

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思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問された…

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