職場の辞め時に踏みがちな地雷について

セラピストの職場には終わってるところがあるって、なんかやめた後書いてる人を散見します。
職場に問題があるのか、その人に問題があるのは当事者ではないのでわかりませんが、やめ方、やめ時は出来る範囲できっちりしておいたほうが良いです。
ただ実際には知らないことからくる地雷を全力で踏み抜いていうっていう現象も散見されます。
そのあたりを考えておくだけで、7難隠すのでそのあたりを今日は考えていきましょう。
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再就職先に影響することも

やめ方をシッカリしないことによる弊害の最も大きいものはこれです。
基本的にいい職場、悪い職場は人によって概念が変わります。
あなたにとって害悪な職場は世間一般にとってそうでないこともあり、またよその職場を又聞きした人がその良しあしを判断することは困難です。
良識に伸びしろがある人が自分の価値観で判断することや、あなたと仲のいい人はバイアスがかかって好意的な判断をしてくれることもあるかもしれませんが、そうでない場合は、やべーやめ方をした地雷案件っていう認識が経営層に流れている可能性もあります。

引継ぎはしようね

なんか不思議なことに、自分が施術している人=自分の患者さんっていう思い込みをしている人が世の中にはたくさんいらっしゃいますが、勤め人にとって、自分の患者さんはほとんど存在しません。
なぜなら、その患者さんがそこに来るまでに働いた力の大半はその院がある事によっておこるものだからです。
あくまで、その院内に来た人に院内営業をしたからか、又はその院に元から来ていた人にとって、一番利益的な人間があなたであったという事です。
そもそもその院がなければバタフライ効果的に未来は変わっているので。
それを理解していない人ほど、引継ぎをちゃんとしません。
これを専門用語で、タツトリアトハシッタコッチャネエって言います。
出典は民明書房の「也目琉屋津派字刎過手」って本の259ページに載っているので探してみてください。

院長や社長に報連相はしようね

いつ辞めることを言うかや、引継ぎもそうですが患者さんのリアクションを含め、院長や社長に報連相は欠かさないようにしましょう。
あまり知られていないかもしれませんが、やめるその日まであなたの給料はそこの職場から出ています。
その給料はそこの売上から出ています。
そこに不利益なことをしておいて金だけもらうって言うのもなかなか業が深いです。
新しい職場や独立ならその院についていくっていう人もいると思いますが、前述した通り、その院があった結果今の関係性というところは絶対に覆せない事実です。
連れて行っていいかどうかも聞くべきでしょう。
どのくらいの勤務をしたらいいかのレベル設定も相談しておくとよいでしょう。

適当勤務はだめだよ

これは自分が昔務めていたところであったのですが、やめることが決まってから2週間、勤務時間中院内でずっと座っている人がいました。
さすがに邪魔なので責任を放棄するならお家でゆっくりしててほしいと告げたところ、バックルームのロッカーをひたすらサンドバックと誤認した後帰宅なさいました。
まあ自分が給料払ってたわけではないのでいいのですが、そこの職場と付き合いのある会社だけではなく、派遣会社にも連絡が行った場合、中々まともなところで働けないリスクが出てきますよね。

勝手に手紙とかメールを患者さんに出したらダメよ


割とやりがちなのが、個人的な連絡を勝手に患者さんにする行為です。
患者さんから個人的に連絡先を聞いているならまだしも、院のカルテから勝手にメールや電話なんかしたらだめですからね。
個人情報保護法違反として、

旧法では、個人情報保護委員会の措置命令違反の罰則は「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」でした。 しかし、改正により「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に強化されることとなっています。

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実際過去にあった事例として、

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思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問された…

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