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駄文でも迷文でも、一文から。

社会人2年目、後輩が出来ました。

「こんな自分に後輩なんかいて良いのか」と思いますが、後輩が出来るかどうかは年次の問題。
僕のクオリティーに関わらず入ってくるものです。

さてさてそうやって後輩の指導も始まると、自分を見つめ直す機会が増えます。
具体的には
「今教えていることって俺もまだまだ出来てないな」
「あれ、そもそもこれって本当にあっているのか?」
なんてことがたくさん。

そしてその純真な後輩の眼差しを見ていると僕ももっと頑張ろうと奮い立たせてくれます。

でも一方で、なかなか自分の時間が取れなくなるのも事実。
僕は自分のクライアントに対する準備の時間がとにかく減ってしまいました。

言い訳にしてはいけないと思いつつ「どうすればいいのだ」と悩む日々。

そんなこともあって最近は残業も増えてきました。
自分の仕事をする時間が減ったため、別の時間に作業するしかないのです。

帰るのも遅くなり、家では寝るぐらいしか出来ない日も多くなってきました。
これまでの生活よりも仕事が締める割合が増えてきたのです。

「どうせ書くなら…」の呪縛

僕は2月頃からnoteでエッセイやライフハック記事を書き始めています。
3月や4月は頻繁に更新できていたのですが、最近はめっきり少なくなってきました。

書きたい気持ちはとても強いのですが、その気持ちが強いからこそこう考えてしまいます。

「どうせ書くならもっと良い文章を書きたい…!」

毎日クタクタで家に帰り、お風呂に入って少し休憩すると書きたい気持ちが湧き上がります。
でも、その度に上の言葉が頭を過るのです。

特に良い企画も思いついていない。
エッセイで書くほど心が動いていない。

そんなことを思っては書く気が消えてしまいます。
そうして1時間ほど経つともう眠たくなってしまいます。
「明日こそ書こう」
裏切られると分かりながら眠りに付く生活です。


駄文でも、迷文でも、一文から始めよう。

今日は土曜日。
ゆっくり寝て体力も少し回復しました。

近所のカフェで最近の行動を振り返りました。
その中で一番の反省が「記事を書かないこと」
僕の中で、何も公開できてないのが大きな心の引っ掛かりでした。

でも心の中には「どうせ書くなら…」の気持ちがあります。
このハードルを乗り越える手法は一つしかありません。

とにかく書いて公開する。

誰も「久しぶりに公開するからさぞかし大作なんだろう」とは思いません。
そもそも僕のファンなんてまだまだいません。
何を気負う必要があるのかと。

誰かの時間を無駄にしてもいいではないか。
気持ちをぶつけて無駄だと思われるのならそれは仕方ない。
自分の文章力が足りなかっただけです。

でも何も公開しないと、「無駄だ」と思われることすらないのです。
それは「無関心」である「存在しない」と同義です。

僕たちは仕事がある。
もちろんそれはとんでもなく大事です。
給料をもらって毎日の飯代を確保する必要があります。

でもその忙しさに負けていると、その先がないのです。

僕は文章を通して1人でも多くの毎日を楽しくしたいと思っています。
「忙しい」からと何も発信しないと、そんな夢が叶うはずもありません。


毎日発信することはチャンスを掴むことそのもの

誰かにこの気持ちを届けること、この文章を届けること。
それは僕にとってとても大事なことです。

もしかしたらこの文章が届いたあなたから「ありがとうございます」と言われるかもしれない。
何も言われなくても「また見てみようかな」と思ってくれるかもしれない。

夢かもしれないけど、夢だからこそ見たいのです。

「発信する」ことはチャンスなのです。
そう気付くのに僕は少し時間がかかってしまいました。

忙しさに負けていましたが、もう一度踏ん張りたいと思います。

これまで何度も三日坊主だった僕からすれば、こうやって文章を書けていることが一つの奇跡です。
だったらこの奇跡を何度でも起こしてやろうじゃないか。

なんて少しノスタルジックになった、土曜の夕方でした。


ポケットライフvol.29

–ポケットライフとは–
「あなたのポケットに、人生をちょっと豊かにする一文を届けたくて」を
コンセプトにした、ベンチャー企業営業マン“ムカイ”のエッセイです。

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