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時間は生み出すのではなく死守しろ。

今日、約一週間ぶりに出社しました。
入社して一年経ちましたがこんなに長い期間休んだのは初めてでした。

(祖父の危篤により休んでいました。その時の記事もぜひご覧ください)


久しぶりの出社は正直とても怖かったです。
一週間ぶりといえど、忙しい時期に抜けてしまったので迷惑をかけたという気持ちでいっぱいです。
ある人からは「次出社したら言いたいことがある」とまで言われていたので恐怖しかありませんでした。
ちなみにその人は今日休みだったので明日に持ち越しです。
ああ、怒られるんだろうなあ。やだなあ。

休みの期間の情報を追ったりGW休暇に向けての準備したりと、今日は目の前のタスクをひたすら終わらせていきました。
どれも小さなタスクでしたが、積もれば山となり僕の勤務時間を蝕んでいきました。

朝はいろんなメールを見て社内調整や連絡を。
午後はクライアントへの連絡のメールや電話を。
そうして今日が終わりました。


帰り道、ふと思いました。

「今日はあっという間だったなあ」

社会人になってこう感じる日が増えました。
それは新しい環境に飛び込んだからかもしれません。
目の前の仕事に追われてクタクタになっているからかもしれません。

1日はとても早く感じる。
でもこの一年
、僕はこの会社での仕事は上達しましたが、他でも活かせるようなスキルがどこまで成長したのかは分かりません。
社内の理解ばかり進んで、できないことをたくさん学んだような気がするのです。

自分が思い描いていた働き方には程遠いような、そんな感触があります。

だからこそ僕はこうやって自分の気持ちを残すため、誰かと一緒により楽しめるようになるためにnoteを書いています。
それは伝えるための技術を学ぶということで、普遍的なものだと思っています。
ここでどういった情報を発信するかを考えるのは、企画力を鍛えることにもなります。

でも、1日は早い。なかなか書く時間が取れません。
これは社会人として働く人であれば共感してもらえると思います。
仕事以外で何か新しい活動をするのは大変に体力と時間を要します。

だから副業で成功する人はまだまだ少ないし、何もしない大人が大勢いるのです。
(仕事一筋の人を下に見ているとかではありませんよ)

「新しいことを始めよう」
そう思うことはあまりにも簡単です。
でも、実際にそれを実行できる人はほんの一握りです。

僕のnoteでの記事数は30を超えました。
自分で言うのもおこがましいですが。ここまで続いたのも一つの結果だと思っています。
それぐらい続けるのは難しい。


新しいことを始めるには、そのための時間が必要です。

よく「時間は生み出すもの」と言いますが、僕は最近こう感じます。

「時間は死守するもの」

自分の一日を見て、なんとか取り組めそうな時間を見つけます。
でもせっかく見つけた時間も、気を抜くとすぐに消えてしまいます。
なぜなら僕たちは疲れているし、すぐにサボりたくなるからです。

だからこそ、この時間を死守する必要があります。
決して生易しいものではありません。
死守するのです。

何度も土日を無駄に過ごした人なら分かるはず。
あなたの時間は気付けば消えてしまうのです。
ぜひ、死守しましょう。

これは趣味の時間を確保するためだけではありません。
仕事においても同じです。

未来の種まきのために行いたいことはつい後回しになってしまいます。
だからこそ死守しましょう。
「この時間は種まきに徹する」と割り切って直近のタスクを捨てましょう。
それ以外の時間でタスクはなぎ倒していきましょう。

これは自戒を込めての文章。
僕たちは命を賭して大事な時間を死守しないといけない。
未来を変えたいという気持ちが強ければ尚更。

習慣化すれば「死守」という概念は変わるかもしれません。
でもそれはまた別の話。
いろんなコツがあるかもしれませんが、僕が今感じるのは「死守」です。

というわけ、で仕事終わりにカフェに寄って30分を死守したこの記事も終わりたいと思います。

それではまた。

ポケットライフvol.22

–ポケットライフとは–
「あなたのポケットに、人生をちょっと豊かにする一文を届けたくて」を
コンセプトにした、ベンチャー企業営業マン“ムカイ”のエッセイです。

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