台湾 〈タイヤひっぱり|台湾環島-拉輪胎〉2019
種子島 〈タイヤひっぱり|黒潮と月光〉2021
旧日本軍夜間戦闘機「月光」のタイヤをひっぱり、種子島を一周する。日常の意味がゆらぎ、無化されるようなあるきの日々にも、たしかに日は昇り沈むし、重力は下に向く。テントで目覚めると枕元にタイヤがある。漂泊の単位を考える、その際数字は使わない。
鉄砲、ロケット、芋、米、船。必然的に最初に「流れ着く/受容する」ことになる種子島。
屋久島 〈タイヤひっぱり|黒潮と月光〉2021
旧日本軍夜間戦闘機「月光」のタイヤをひっぱり、屋久島を一周する。激烈な森に縁になんとかへばり付きあるく、湿気の圧に気圧される。平地の余白に比例する振る舞いの余白。島の人、移り住む人、観光の人、以外のあり方を探る。
奄美大島〈タイヤひっぱり|海底タイヤとバブ捕り棒〉2022
パナイ島 〈タイヤひっぱり|バランガイの歓待〉2024