リストカット少女が幸せを取り戻すまで 〜高校生時代 ②〜
また高校時代は
軽音楽部に入り
音楽にものめりこんでいきました。
しかし、クセになっていた
リストカットはおさまることがなく。
ハサミからカッターナイフに切るものも
変わっていきました。
特に何かに失敗した時、
自分は見捨てられてしまうという不安から
自分を罰するために切る事が増えました。
切ることによって
もう私は罰をうけたのだからと
自分を許すことができました。
もう一つは自分の存在確認で切っていました。
自分はここにいていいんだと生きてるんだと。
もっと深く。
もっと痛みを。
できない自分
嫌いな自分を
もっと傷つけないと。
もっと。
気付いたら学校のトイレで
いつもは血の赤しか見えなかったのに
白や黄色の脂肪が見えるほど切っていました。
トイレットペーパーで何度おさえても
血は止まらずトイレの床にも血が垂れ
制服も血がついていきました。
パニックの中、保健室まで走りました。
傷をみた先生にすぐ病院に連れて行かれ
放課後は親を含めて三者面談となりました。
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